福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

昨日の福聚講模様

2019-12-22 | 開催報告/巡礼記録
昨日の福聚講模様
昨日は令和元年最後の講でした。
当方は今年最後なので江戸川橋の今宮神社にまずお参りしました。ここは元禄十年桂昌院殿発願により、護国寺建立と同時に境内に、天照大神を伊勢神宮から、素戔嗚尊を京都今宮神社と熊野大社から、伊弉諾尊・速玉大神を熊野大社から、誉田別尊を石清水八幡宮から、大国主命と事代主の尊を京都今宮神社から,大宮比売命を春日大社から招来し、ほかに天神様、少毘古那命をお祀りして開創されています。しかし廃仏毀釈で明治六年現在の江戸川橋に移転させられたものです。心経を無心にお唱えしました。最近では特に願い事はしません。本殿の階には東京都神社庁の「生命の言葉」があり今月は天武天皇孫の文野真人智努の「天地をひさしきまでに 万代に仕へまつらむ 黒酒白酒(くろきしろき・大嘗祭に供する酒)を」とありました。天皇に対する畏敬の念が迸る句です。拳拳服膺すべきと思いました。
護国寺では山門と不老門にお正月の予定が大書されていました。元旦は「初護摩祈祷・・十一時、十三時、十五時。修正会・・午前零時。」二日は「仁王会・・午前十一時」三日「大般若会・・午前十一時」二月三日「節分会・・月曜曜午後より」となっています。
21日は曇りでおひさまも顔を出さず大変寒い一日でしたが、境内には幼子を連れた家族や若い男性の参拝者、お線香をもった墓参りの人達、御朱印をもとめる人たちが見受けられました。
お正月は神仏一体先祖祭りの日で書いたようにお正月先祖祭り日のでした。こうしていまでも正月を控えて墓参をする人たちが多いというのはうれしいことです。
この日は「納めの大師」でもあり、久しぶりに参加された方も多く、有難いお参りとなりました。堂内の他の参拝者も我々と一緒に般若心経や観音経をお唱えしてお参りしてくださったようです。
お参りの後は境内のお薬師様、大師堂、一言地蔵様もご真言をあげてお参りしました。当方はお薬師様でも大変なお陰を頂き、また一言地蔵様でもお陰を頂いています。特に一言地蔵様では多くの方がお陰を頂いているようです。
護国寺一言地蔵様の霊験で書いた他にも、癌が治った人が二例もあるということです。
現世利益は厳然としてあります。拝みさえできればその瞬間に助かっているのです。

那須政隆猊下は祈ること自他がもう結果である、と喝破されています。
二次会はいつものように中塚さんが予約してくださっていた神楽坂のお店に行きました。なかなかいいお店でした。途中で毘沙門天様、江戸三十三観音の十六番安養寺の聖天様にもお参りできました。来年は秋の高野山結縁灌頂にも参加したいとの話もあり計画する予定です。
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