合掌の姿
2018-07-11 | 法話
タイで洞窟に閉じ込められた少年たちが13人全員無事救出されました。少年たちは洞窟の中でも合掌し、救い出された時は出迎えた人たちも合掌しまた。合掌の姿は美しいものです。此の姿が国民の間で自然と出てくるタイはうらやましい国です。日本でも豪雨の犠牲者が相次いでいますが我々も代受苦の犠牲者に深く頭を垂れて合掌せざるを得ません。
合掌には深い意味があります。密教辞典等です「・・インド始め東南アジアの南方仏教圏では右手を清浄、左手を不浄とする習慣が強い。密教でも右手を佛界・慧・金剛界、左手を衆生界・定・胎蔵界等に、
また十指を十波羅蜜(右手の小指から順に檀・戒・忍・進・禅、左手の小指から順に、慧・方・願・力・智。)五指を五大(小指から地・水・火・風・空)に考え両手の合一の姿を仏と衆生の融会の姿、すなわち成仏の相を示すものとする。十二合掌は1、堅実心合掌(手を合わせ、手のひらの間に空間をつくらない。指先は少し離れることになる)。2、虚心合掌(1の状態から少し手のひらの間に空間をつくる)3、未敷蓮華合掌(2の状態から、さらにふくらます。)4、初割蓮合掌(3の状態から、親指と小指以外を少し離す)5、顕露合掌(両手を仰向け並べる)6、持水合掌(5の状態から水をすくうような形にする)7.金剛合掌(右手の指を上にして、交互に指を組み合わせ合掌する)。
8.反叉合掌(背中合わせで、指を互いに組む。右手の指が上になる)9.反背互相著合掌(右手を仰向けにして、伏せた左手の上に置く。)10.横柱指合掌(5の形から中指のみ右を上として重ねる。)11.覆手向下合掌(両掌を並べて伏せ大指と中指を右が上で重ねる)12.覆手合掌(11で親指だけ着けて手を並べる)。
合掌には深い意味があります。密教辞典等です「・・インド始め東南アジアの南方仏教圏では右手を清浄、左手を不浄とする習慣が強い。密教でも右手を佛界・慧・金剛界、左手を衆生界・定・胎蔵界等に、
また十指を十波羅蜜(右手の小指から順に檀・戒・忍・進・禅、左手の小指から順に、慧・方・願・力・智。)五指を五大(小指から地・水・火・風・空)に考え両手の合一の姿を仏と衆生の融会の姿、すなわち成仏の相を示すものとする。十二合掌は1、堅実心合掌(手を合わせ、手のひらの間に空間をつくらない。指先は少し離れることになる)。2、虚心合掌(1の状態から少し手のひらの間に空間をつくる)3、未敷蓮華合掌(2の状態から、さらにふくらます。)4、初割蓮合掌(3の状態から、親指と小指以外を少し離す)5、顕露合掌(両手を仰向け並べる)6、持水合掌(5の状態から水をすくうような形にする)7.金剛合掌(右手の指を上にして、交互に指を組み合わせ合掌する)。
8.反叉合掌(背中合わせで、指を互いに組む。右手の指が上になる)9.反背互相著合掌(右手を仰向けにして、伏せた左手の上に置く。)10.横柱指合掌(5の形から中指のみ右を上として重ねる。)11.覆手向下合掌(両掌を並べて伏せ大指と中指を右が上で重ねる)12.覆手合掌(11で親指だけ着けて手を並べる)。