今日聴いた曲

フリッチャイ／ＤＧ録音全集ＣＤ７３
〇ストラヴィンスキー　「オイディプス王」　ヘフリガー（Ｔ）、テッパー（Ｍｓ）、サルディ（Ｂｒ）、エンゲン（Ｂｒ）、キューン（Ｔ）
　　　　　　　　　　　　フリッチャイ／ベルリン放送交響楽団、北ドイツ放送合唱団、ＲＩＡＳ室内合唱団　１９６０年９月（ライヴ）
〇ストラヴィンスキー　詩篇交響曲　フリッチャイ／ＲＩＡＳ交響楽団、ＲＩＡＳ室内合唱団・児童合唱団、聖ヘドウィッヒ大聖堂合唱団　１９５１年１月

「オイディプス王」は、１９７８年にＤＧが商品化（ＬＰ）したライヴ録音です。引き締まった統率力のある演奏ですが、随所で力のこもった場面が見られます。この悲劇の状況を表現するのにティンパニが効果的に使われていると思います。第２幕から登場する妻イオカステ役のテッパーは憂いに満ちた妖艶な歌声で、とても惹きつけられます。
詩篇交響曲は統率力に満ちた素晴らしい演奏と思いますが、少し遠くから聴こえる感じがします。