○デュカス 「魔法使いの弟子」 リハーサルと本番 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年10月30日~11月1日(SFBによるテレビ放送)
○コダーイ 「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 リハーサルと本番 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年11月13~15日(SFBによるテレビ放送)
フリッチャイ生誕100年を記念してドイツ・グラモフォンから発売された録音全集第2集に収録されいるもの。
これまで、一部分が、「Ein Ungar in Berlin」(フリッチャイを特集して放送されたテレビ番組と思われる。放送時期は不明)及び「Remembering Fricsay」(2009年にEuroartsから発売されたDVD)収録されていましたが、完全な形で発売されるのは初めてです。特にハーリ・ヤーノシュは、当初SFBで放送された映像と比べ、収録時間が10分程度多いため、未放送の映像も含まれていると思われます。
魔法使いの弟子は、録画テープの劣化と思われる音伸びが目立ちます。特に、リハーサルで16分30秒(6分30秒→誤り、7/13修正)過ぎあたりからの音伸びは、Ein Ungar in Berlinではなかったので、それ以降の劣化と考えられ、残念です。これは本番でも同じで、Ein Ungar in Berlinでは終わりの3分程度が収録されていて、特に問題はないのですが、今回のものは音伸びが目立ちます。
本番の演奏は、フリッチャイの表情を見る限り、万全な体調ではなかったようです。終わりのところでは、テンポを急に変えてバタバタしているように感じるところもあります。
ハーリ・ヤーノシュは、本番の第5曲の中間部、終曲でちょっと音がおかしいかなと思えるところがありますが、魔法使いの弟子のように気になるものではありません。演奏も躍動感ある素晴らしいものです。
映像で興味あるところは、楽団員です。魔法使いの弟子とハーリヤーノシュで、トップ奏者だけ見ても多くのメンバーが交代しています。コンサート・マスター、チェロ、フルート、ホルンのトップ奏者、ティンパニ奏者が交代しているのがわかります。また、ハーリ・ヤーノシュのリハーサルで、サキソフォン奏者の第4曲での演奏がフリッチャイの意に添わなかったのか、本番で奏者が代わっています。
○コダーイ 「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 リハーサルと本番 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年11月13~15日(SFBによるテレビ放送)
フリッチャイ生誕100年を記念してドイツ・グラモフォンから発売された録音全集第2集に収録されいるもの。
これまで、一部分が、「Ein Ungar in Berlin」(フリッチャイを特集して放送されたテレビ番組と思われる。放送時期は不明)及び「Remembering Fricsay」(2009年にEuroartsから発売されたDVD)収録されていましたが、完全な形で発売されるのは初めてです。特にハーリ・ヤーノシュは、当初SFBで放送された映像と比べ、収録時間が10分程度多いため、未放送の映像も含まれていると思われます。
魔法使いの弟子は、録画テープの劣化と思われる音伸びが目立ちます。特に、リハーサルで16分30秒(6分30秒→誤り、7/13修正)過ぎあたりからの音伸びは、Ein Ungar in Berlinではなかったので、それ以降の劣化と考えられ、残念です。これは本番でも同じで、Ein Ungar in Berlinでは終わりの3分程度が収録されていて、特に問題はないのですが、今回のものは音伸びが目立ちます。
本番の演奏は、フリッチャイの表情を見る限り、万全な体調ではなかったようです。終わりのところでは、テンポを急に変えてバタバタしているように感じるところもあります。
ハーリ・ヤーノシュは、本番の第5曲の中間部、終曲でちょっと音がおかしいかなと思えるところがありますが、魔法使いの弟子のように気になるものではありません。演奏も躍動感ある素晴らしいものです。
映像で興味あるところは、楽団員です。魔法使いの弟子とハーリヤーノシュで、トップ奏者だけ見ても多くのメンバーが交代しています。コンサート・マスター、チェロ、フルート、ホルンのトップ奏者、ティンパニ奏者が交代しているのがわかります。また、ハーリ・ヤーノシュのリハーサルで、サキソフォン奏者の第4曲での演奏がフリッチャイの意に添わなかったのか、本番で奏者が代わっています。
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