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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その35

2024-07-14 12:31:13 | フリッチャイ
○J.シュトラウス 皇帝円舞曲
セッション録音1種と放送録音2種の3種があります。
(1) ベルリン放送交響楽団 1961年2月2、8、9日(セッション録音、DG)(S)

(2) RIAS交響楽団 1950年6月6~8日(RIAS放送録音、audite)(M)

(3) サンフランシスコ交響楽団 1953年12月20日(放送録音、FORGOTTEN RECORDS)(M)


演奏時間
 (1) 11’32
 (2) 11’30(一部(1)にない反復あり)
 (3) 10’56(一部(1)にない反復あり)

演奏について
(1)は「こうもり」序曲でも触れたのと同様、考え抜かれたテンポの変化と音のバランス、そして柔軟な音色のオーケストラが特徴ですが、それはウィンナワルツのリズムやアクセントとは異なります。これはフリッチャイのウィンナワルツ全体に言えることですが、特に晩年の一連のシュトラウスの録音は、その傾向が強いです。そのことをドイツ風とかフリッチャイ流といういった評も見かけます。(1)と比べると(2)、(3)は素直ですっきりしていると思います。(3)はオーボエが高めの音で特徴的です。
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