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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その19

2024-06-28 13:25:45 | フリッチャイ
○ハイドン 交響曲第101番「時計」
セッション録音1種とライヴ録音2種の3種があります。
(1) RIAS交響楽団 1951年9月18、19日(セッション録音、DG)(M)

(2) ボストン交響楽団 1953年11月(ライヴ録音)(M)
 ア MOVIMENT MUSICA盤
 イ Theatre Disques盤

(3) ローザンヌ室内管弦楽団 1951年11月19日(ライヴ録音、ETERNITIES)(M)


演奏時間
 (1) Ⅰ 6’41 Ⅱ 7’38 Ⅲ 5’58 Ⅳ 4’32
 (2) Ⅰ 6’01 Ⅱ 7’24 Ⅲ 7’48 Ⅳ 4’15(3楽章に一部(1)にない反復あり)
 (3) Ⅰ 6’39 Ⅱ 7’58 Ⅲ 7’38 Ⅳ 4’16(3楽章に一部(1)にない反復あり)

演奏について
(1)は真面目な演奏と思います。一方(2)のライヴは、驚くほど大胆に強弱をとるなど、覇気が感じられます。フリッチャイは「ボストン交響楽団はとてもいいオーケストラだ」(フェレンツ・フリッチャイ著、フリードリヒ・ヘルツフェルト編/野口剛夫訳『伝説の指揮者 フェレンツ・フリッチャイ』)とオーボエ奏者のストーチによく語っていたといいますが、まさにそのよいオーケストラに接した気持ちが伝わってくるようです。(3)は、切れ味の鋭い演奏ですが、アンサンブルがちょっと危なっかしいところがあるなど少し劣っているように感じます。

(2)の音質等について
ア、イともそれほどの差異はないと思います。セッション録音ほどのクリアさはありません。
(3)の音質等について
ライヴ録音ではありますが、とてもクリアな音です。
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