mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

精一杯の文化の継承

2022-04-06 20:18:25 | 日記
 
どう生きるかという哲学的思索

 「ハフポスト日本版 2021/04/04 」号に面白い記事を見つけた。《地方から京都大学へ。その時まで、僕は「教育の地域間格差」の本当の根深さを知らなかったのだ》という長い見出し......
 

 吉野山へ桜を観に行ってきました。この旅のことは後日ご報告します。

 帰ってきて、1年前のこうした記事を読むと、そうだなあ、桜見物などと逼塞していないで、若い人たちがどう生きたらいいか、どう生きることが閉塞的な日常から飛び出すような世界観をもつことが出来るのか、年寄りとしてというか、大人としてきちんと応答しなくちゃならないと、思いました。何かを考えては忘れ、1年前を振り返っては想い出し、そしてまた、忘れる。善し悪しは別として、歳をとるってそういうことなんですね。

 つまり、こう言えようか。こうやって自問自答して、しつづけること。そういうことを書き留めて、もし幸運にも、あとの世代の人たちの目にとまるなら、そうした自問自答が出来る社会を一番手に入れたいと願っていたんだと、感じてもらえるかも知れない。市井の老人としては、それが精一杯の文化の継承ってことになるかな。そう思った。