mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

初夏の感触

2016-04-18 21:39:21 | 日記
 
 昨日は風が強く、自転車で行き来するのに「行きはよいよい帰りは恐い」であった。日曜日というのに、図書館も生協も人が少なかった。曇り空。気温が上がり汗ばむほどなのに、花を愛でる気分にはなれなかった。そして今日は、晴れ。気温も20度になって、サクラソウ自生地へ出かけた。
 
 カミサンのボランティアの、送りをしただけだが、ついでにぶらぶらと田島ヶ原を歩く。自生地は萱が大きくなって、もうすこしすると、すっかりサクラソウもノウルシも覆い隠してしまいそうになる。昨日がサクラソウ祭りだったが、あの風で、果たして無事に運んだのだろうかと心配していた。今朝になって、大きなテントなどを片付けていたところをみると、(今朝まで)無事にテントが立っていたわけだから、なんとか無事に昨日一日を過ごせたのであろう。でも、人が来たのだろうか。
 
 今日は、9時前であったが、ボチボチ人出が見られた。アマナなどが姿を消し、アマドコロが大きくなっている。シロバナノサクラソウも、先週と変わらない姿をとどめている。そう言えばサクラソウは、寿命が長いような気がする。ボランティアの出した看板に「サクラソウ写真コンテスト募集」とある。昨年までの優秀賞をみると、なかなかアングルが面白い。私のように、ただクローズアップするのではなく、背後の風景も意識して構図に取り入れているのがわかる。それを真似て、低い位置から花をクローズアップして、遠景を入れてみた。
 
 ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまったが、八重桜が満開。葉桜とヤエザクラをバックに、タンポポの黄花と白い穂とを入れて、しゃれてみた。セーターを脱いで歩く。それでも汗ばむ。小学生がやってきて、ボランティアに案内をしてもらっている。彼らはノートを携えて、説明の一つひとつに反応しながら、メモを取っている。たいしたものだ。カミサンは、その向こうで、5人ほどの女性陣を相手に何か説明をしている。
 
 帰宅してお昼を食べ、午後から自転車で浦和へ出て、修理を頼んでいたカメラを引き取る。月曜日なのに、たくさんの人が出ている。ETCの料金を引き落としている郵便局の口座に入金をする。年に一回くらいしか通帳をチェックしないから、ひょっとして不渡りを出すと、と心配していたのだ。ついでに本屋による。これといって気を惹くものに当たらない。西風に押されるように、気分よく自転車をこいで帰宅。本を読んで過ごす。
 
 夕方5時を過ぎても、カミサンが帰ってこない。どうしたんだろうと思って、思い出した。今日は植物グループの「総会」があって、そのあと会食があると言っていた、と。そうか、ならば仕方がない、と夕食をつくりはじめる。みそ汁とチャーハン、あとは作り置きのおかずを並べて、ひっそりと食事をとる。TVは、熊本の震災情報ばかりだ。何だか、まだまだ治まりそうもない様子。のんびり呆けているのが、申し訳ないような気分になる。
 
 今日は、初夏の入口に立った気分だ。