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昨日のニュースに、米軍が、タリバンが支配するアフガニスタン北部の町を空爆し 誤って国境なき医師団の病院を破壊し 医師ら 19人が死亡 とありました。また、ロシア軍のシリア内の空爆も その 8割が IS以外の反アサド地域 とBBCは伝えていました。
シリアからは 難民が周辺国に大量に流出していますが 露軍の空爆で更にこの規模は大きくなりそうです。また、米軍の誤爆は アフガンの治安には火に油を注ぐものとなるでしょう。
シリアは、
民主化の動きを契機にして内戦状態となり、イスラム過激派組織が この内戦状態に便乗して その勢力を拡大しています。露は自国の権益の維持拡大を目的に 少数民族かつ少数宗派の現アサド政権を支援し、市内戦に介入中。結果として、アサドと露軍は、欧米支援の民主化勢力と、イスラム過激派のISと、周辺のトルコやクルド人組織などと、四つどもえ、五つどもえの戦いへと発展し、市民が犠牲となっている。
アフガニスタンの内戦は、
ソ連軍が、王政から共和国そして社会主義国となったアフガニスタンへ、アフガン政府支援と反イスラム原理主義反対を題目に、アフガンへ侵攻したのがそもそもの始まりで、米国が反政府組織とイスラム組織を支援して、内戦が本格化した経緯を持つものです。その後、ソ連軍は引き上げたが、イスラム宗派間と 部族間対立が激しくなり、一時 イスラム過激化組織が国内を統一したが、この政府が、アフリカにおける米大使館襲撃事件や 911事件のテロリストグループをかばい、米国の軍事介入を再び招く結果となり 今日に至ったもの。
パソコンが、ウィルス感染や OS 不具合で動かなくなったら、一旦 購入時の状態に強制的に戻すのが早道という。
シリアの混乱は、民主化という大義を捨てて、先ずはアサド政権による統治体制に戻すのはどうだろう?国連軍の出動で…
アフガンの内戦の連鎖は、先ずは度重なる内戦で残る大量の武器を清掃することで止められそう。国連軍が刀狩りをするほかあるまい…
日本は?
出来るとしたら国連軍との共闘でしょうが、今の国連総長は反日ですので、’次期’国連事務総長の下でのシリア アフガン支援ということでしょう。出来たら戦闘が終わって方の出番とさえてもらいたいのものですね。
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