さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

選挙介入…

2018-02-18 10:50:40 | 抜き書き


<モラー米特別検察官は 16日、2016 年の大統領選挙でトランプ陣営が有利になるよう、ソーシャルメディア上で偽アカウントを運用するなど、組織ぐるみで広範囲に及ぶ選挙干渉を働いたとして、ロシアの個人 13 人および企業3社を訴追したと発表した。この捜査でロシアの個人や企業が刑事訴追されるのはこれが初めて。 起訴状によればロシアの組織、インターネット・リサーチ・エージェンシーならびに被告らは、2014 年に米選挙干渉の活動を開始。被告らは偽のアカウントを使ったソーシャルメディアで情報を流したほか、政治集会を開催、トランプ陣営とつながりのある「事情を知らない複数の個人」と接触したという。目的はトランプ氏の当選を後押しするだけでなく、ヒラリー・クリントン氏の評判を落とし、同時にバーニー・サンダース議員の支持が集まるようにすることだった。モラー特別検察官の事務所は、被告の中で身柄を拘束されている人はいないと説明した。ホワイトハウスによれば、トランプ大統領はすでに訴追について説明を受けている。>米ブルームバーグ社 David Voreacos 記の 2018年 2月 17日の記事 「モラー特別捜査官、ロシア人 13人起訴-トランプ陣営支援で選挙干渉」 から

なぜこの記事がすごいかって?

ロシアは ロシアの政策を批判するクリントン氏を排除するため クリントン氏と同党のバーニー・サンダース氏をも支援していた とあったことです。サンダース氏といえば 格差拡大反対/未規制的な資本自由主義反対 を 乏しい選挙資金で 草の根運動を繰り広げ、圧倒的に有利とされていた民主党大統領候補であったクリントン氏に 肉薄した選挙戦を繰り広げた方でした。肉薄したのは ロシアのおかげ?そうだとしたらロシアの米大統領選への影響力は絶大なものであった ということ。

そして ロシアは 大(資源)資本家と秘密警察と公安局官僚の天国。格差拡大と官僚保護下の大資本家国で、実質サンダース氏の政策とは真反対です。サンダース氏と真反対の政策をとるトランプ氏をも支援したとなれば、ロシアは政策ではなく 好き嫌いで 外交をとるということでしょう。これも驚きです。

トランプ大統領は 当件を記者に問われ「関連性はない」と短く 大統領選でのロシアとの関係を否定した とのこと。

ロシアのラブロフ外務大臣は 「バカなことを言っている」とコメントしたという。

モラー特別検察官は ロシアの関与の証明から、次は ロシアとトランプ選挙陣営との関係の証明へ と入っていくのでしょうか?

どうなるか 見ものです。

また 今年 11月の米中間選挙にも ロシアは干渉する準備をしている とFBIは調査しているようです。

ロシアは自国での選挙は秘密/公安警察が完全支配しているので暇?他国の選挙に介入 英仏の選挙にも介入の疑い有り しているのでしょうか? 見つからずに成功していて 米国に本格的介入した?

日本の選挙は大丈夫?
今秋には自民党大会で総裁選挙があります。親プーチン 親露の安倍首相は再選されるのでしょうか?河野さんや 小泉さんが勢力を拡大してきたら 分かりません(よ)

専制国家のような選挙制度を採っておらず、(米英仏は)民主的な選挙を行っていますので、これが壊されれば 大問題です。 露の手口は 興味津々です(ね)

米でのロシアによる選挙関与の裁判が、英仏での捜査が 進み ロシアの選挙介手口がよりはっきりすることを期待しましょう。

ロシア人は 法より力を信じる国民とは 現地で聞きましたが、国外では裏工作ですか? 親露とは何か を考えさせられるニュースでした。

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