goo blog サービス終了のお知らせ 

カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2018年04月23日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シアヌークビルの現状 その1 中国化が進む

2018年04月23日 | 経済
 4月に1週間ほど、カンボジア南部の港湾都市シアヌークビルに滞在する機会がありました。シアヌークビルとその周辺インフラについて5回に分けてお伝えします。
 1年ぶりにシアヌークビルに行って驚いたのは、本当に「中国化」が進んでいることでした。特に、インディペンデンスビーチ周辺には、高層マンション、カジノ等が数多く建設中で、全く印象が変わりました(写真上)。また、セレンティビティビーチ周辺では、せっかく整備した海岸沿いのレストラン等が完全に破壊されて更地にされ、今後中国企業による開発が行われるとして、中国人労働者が住む飯場が建設されていました。街中にも、中国語の看板があふれ、スーパーやレストランも中国語だらけになっていました。
 この状況で、中国人とカンボジア人の摩擦も強まっている模様です。カンボジア政府は、シアヌークビル州からの要請を受ける形で、国や州レベルの当局者間で問題解決に当たる作業部会を今年1月下旬に設置しました。しかし、中国人の投資等によって、不動産価格や賃貸料の上昇は激しいものがあり、賃貸契約の更新を断られて、廃業せざるを得ない企業も出てきているようです。また、カジノなどを通じたマネーロンダリングや人身売買等の違法ビジネスへの懸念も広がっています。
 中国による不動産開発も、投機的なものも多いと見られ、供給が実需を相当に上回ることになるものと見られます。日本のバブル期のリゾートマンション建設ブームを彷彿させるものがあり、今後の動向も懸念されます。
 なお、シアヌークビル市内から18キロほど離れたところに建設されたシアヌークビル経済特区は、中国企業の入居が順調に進み。入居企業数は100社を超えています。中国の投資が、カンボジアにもきちんと裨益するような形で行われることが肝要と見られます。

せっかく整備した海沿いのレストラン等も全て破壊され更地となっていました。中国企業による不動産開発によるものです。


シアヌークビル港を見下ろす山の上にでも中国資本の不動産開発が続々と進められています。


中国によるシアヌークビル経済特区内では、工場だけでなく、商業施設等の建設も進んでいました。



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする