プノンペンからの輸送ルートの一つとして、プノンペン新港からメコン河等を船で下って、ベトナムのカイメップ・チーバイ港を経由して日本やアメリカと結ぶルートの利用が多くなってきています。しかし、様々な課題もあるため、カンボジア公共事業運輸省に、日本の国土交通省、国際協力機構(JICA)が協力して、プノンペン新港からカイメップ港まで、実際に船舶で荷物を運ぶ実証実験が、1月16日~20日に行われました。
このルートの課題としては、輸送時間が長い(40時間)、輸送能力に限界がある(コンテナ70個程度の小型船)、工場からプノンペン新港までの陸上輸送時間が長い等があげられています。このため、夜間航行の迅速化・安全性向上、国境の越境手続の一層の迅速化、船舶の大型化に対応できる航路整備等による対応が検討されています。
プノンペンからベトナムのカイメップ港までのルートは、今年4月に予定されるメコン河を渡る「つばさ橋」の完成により、陸路のルートも迅速化が期待されています。内陸水運による輸送も効率化されれば、カンボジアに進出する日系企業にとっても選択肢の増加や、競争を通じたサービス向上・価格低下も期待でき、効果は大きいものと見られます。今回の実験の結果が、今後、カンボジア政府の様々な改善に結びつくことが期待されます。
(写真はプノンペン新港)
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このルートの課題としては、輸送時間が長い(40時間)、輸送能力に限界がある(コンテナ70個程度の小型船)、工場からプノンペン新港までの陸上輸送時間が長い等があげられています。このため、夜間航行の迅速化・安全性向上、国境の越境手続の一層の迅速化、船舶の大型化に対応できる航路整備等による対応が検討されています。
プノンペンからベトナムのカイメップ港までのルートは、今年4月に予定されるメコン河を渡る「つばさ橋」の完成により、陸路のルートも迅速化が期待されています。内陸水運による輸送も効率化されれば、カンボジアに進出する日系企業にとっても選択肢の増加や、競争を通じたサービス向上・価格低下も期待でき、効果は大きいものと見られます。今回の実験の結果が、今後、カンボジア政府の様々な改善に結びつくことが期待されます。
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