カンボジア経済

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2014年のカンボジアへの訪問客数は450万人

2015年02月25日 | 経済
 2014年のカンボジアへの来訪客数は、4,502,775人に達し、2013年の4,210,165人から7%増となりました。カンボジア国内での労働運動激化やデモ、韓国の客船沈没事故、タイのクーデター等の影響もあり、政府目標の480万人は達成できませんでした。
 国別にみると、1位はベトナム(905,801人、6.1%増)、2位中国(560,335人、21.0%増)、3位ラオス(460,191人、11.0%増)、4位韓国(424,424人、2.4%減)、5位タイ(279,457人、26.3%増)、6位日本(215,788人、4.3%増)、7位アメリカ(191,366人、3.5%増)、8位マレーシア(144,437人、10.5%増)、9位フランス(141,052人、7.3%増)、10位オーストラリア(134,167人、1.6%増)となっています。中国とアセアン諸国からの訪問客数の増加が目立ちます。今年1月には、日本とカンボジアの航空協定も署名され、今後の直行便就航による日本からの訪問客数増加が期待されます。
 カンボジア経済にとって、観光はGDPの16%を占め、2014年の観光収入は30億ドル、直接に関係する被雇用者数は50万人と、大変重要な位置を占めています。政府では、今年の観光客数は500万人に達するとの予想を打ち出しています。


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