山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

デンマークからのお客様(4)

2009-03-31 | Hepatica

デンマークではデンマーク語を話すらしい。御主人は英語が得意ではないらしいが奥様は英語ができる。
私は英会話はぜんぜんダメなので、Sさんの通訳を頼りにするだけである。

 私→日本語→Sさん
 Sさん→英語→奥様
 奥様→デンマーク語→御主人

これからは、パソコンながめてる時間を少しでも減らして英会話でも、、、なんてことも思った(^^;

ただ、This is 'NIDAN' なんてのは通じた。
通じるレベルではないけど(^^;
'SANDAN'とか'KARAKO'というのもよく御存知である。
デンマーク語と英語のバージョンがある御夫妻のHPには最新の雪割草の分類が紹介されているのだ。
ヨーロッパで広く日本語と同じ呼び方が広まることであろう。

奥様は覆輪系がお好きなようで、さかんに「ピコティ!」なんて言ってニコニコしておられた。
「点々花」は「スポット」かなと聞いてみたが「ドット」と呼んでるようだ。
これも「TENTEN」とヨーロッパ中に紹介してもらおう。

軽食コーナーでピザ食べながら、携帯で写真撮って、それをスウェーデンへ送信してみた。
夜になって彼女から返信が来て非常に喜んでいた(^o^)/

お忙しい岩渕さんに一緒に記念写真を撮ってもらった。
「明日はどこへ?」
「自生地を見たいと言うので、大崎でも」
「じゃあ、うちのハウスへもどうぞ!」
という思いがけない御好意で、次の日におじゃますることになった。


デンマークからのお客様(3)

2009-03-29 | Hepatica

埼玉のSさんは頻繁にPさんとメールのやりとりをされておられたようであるが、私は英語もさっぱりで、「英辞朗」とか「オンライン翻訳」のページとか「英文Eメールハンドブック」なんていう本を引っ張りながらメール書いてる状態であるので、やりとりの間隔が非常に長くなってしまう。

そんなこんなで、昨年末だっただろうか、Pさん御夫妻が日本旅行を計画しているとSさんから連絡があった。
当初、上野の雪割草全国大会を予定されていたようだが、自生地を見たいという御希望もあったので、それならIHSの雪割草まつりが良いかもしれないという私の提案を受け入れ、、、

お会いすることができました!

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2009/3/20 IHS雪割草まつり会場にて


ノモさん順調

2009-03-29 | タネから育てる

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Nomocharis aperta

タネから育てて昨年初めて咲いたノモカリスの鉢をひっくりかえしてみた。
地上部が消えるのが早かったので、ひょっとして球根消えてるかと思っていたのだが、意外に立派な球根が出てきて一安心だ。

そんな心配があったので、今年はタネを入手していた。

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こんな小さなタネが上の写真のような球根に育つわけだ。
さて、これが開花するのは何年後だろうか?

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発芽と言えば、「トクシマコバイモ」が1本発芽していることに気付いた。
これは、バンザーイ(^o^)/ ですよ!

園芸ニュースレターの種子配布で頂いて、播いたのが2007年の5月中旬。
その年の期待度No1 Aクラス(我が家では黄色のラベルに★マークですよ)
しかし、残念なことに昨年は発芽が確認できずガックリきていたのだが、今日確認できたわけだ。


デンマークからのお客様(2)

2009-03-28 | Hepatica

デンマークの方(Pさん)は、タネの交換(提供)リストをメールしてきた。
なかなかたくさんのリストであったし、欲しいものもあったのだが、交換用にこちらから送るものがなかった。

スウェーデンの彼女と同じく雪割草のタネでも送ろうかと考えたのだが、PさんのHP上に雪割草(それも日本の銘品)がたくさん紹介されていることは知っていた。
そういえば、冷蔵庫にエンレイソウの素心のタネがあったな、と思い出し写真を送ってみた。
"Trillium smallii  alba" と言って。

彼女は相当のアルバ好きということは後で知ったのだが、私の興味は雪割草の入手方法であった。
雪割草のタネはいらない、日本の友人から入手しているから、ということを教えてもらった。

まあそんなわけで、デンマークの方を通じて埼玉のSさんを知ることになった。


デンマークからのお客様(1)

2009-03-24 | Hepatica

Flagdenmark

話はスウェーデンのメル友からのメールに始まる。
彼女は雪割草が欲しくて、日本の販売店を捜しているうちに私にメールを送ったわけだ。

「苗を送ることはできないがタネなら送るよ、半年後の春にまだ覚えていたらメールしろ」と返事をした。

半年後にタネが欲しいとメールが届いた。

これがかれこれ5年も前のことだ。

その後何度かやりとりしているうちに、彼女はインターネット上でヨーロッパの販売店をみつけたり、私もヨーロッパの雪割草のHPを見つけては教えたりしていた。

その中に、デンマークの愛好家の方のHPがあったのだろう、彼女はデンマークの方とコンタクトをとり、彼らは非常にフレンドリーで親切だということを聞いていた。

昨年秋にデンマークの方から突然メールが届いた。
届いたのは秋だったのだが、実は何度か私にメールを送っていたらしい。
しかし私は外国語のメールをよく見ないで、迷惑メールと一緒に無視していたようなのだ。

それから数回メールをやり取りすることになったわけだ。


「雪割草まつり2009」

2009-03-20 | Hepatica

IHS国際雪割草協会「雪割草まつり2009」

新潟県長岡市国営越後丘陵公園にて
2009年3月20日~22日(写真は20日に撮影)

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今年は暖冬のために、花が咲き進むのが例年よりも早く、出品数が少ないのではないかという心配もあったそうですが、立派な株がたくさん並んでおりました。

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品評会で受賞した鉢には、賞品のオリジナル一輪挿しが添えられていました。

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ここでも即売コーナーはにぎやかなようで、かなりたくさんのポットをお持ち帰りのお客さんもおられたようです。
上の写真は開場直後の午前9:30頃の様子ですが、すでに団体さん2班が乗り込んでいるとかで混雑していました。
その後は朝からの雨模様で、わりとゆったり見ることができました。

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遠く海外から雪割草を見るために来日された御夫妻も熱心に即売品を品定めされていました。
(この御夫妻については、いずれこのBLOGで書くことになるかもしれません)

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さて、品評会の結果ですが、貼り出されていた名簿を写真撮ってきました。
今回から、同じ方の受賞は2点までになったようです。

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三段咲 優秀賞

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二段咲 優良賞

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三段咲 優良賞

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三段咲 国際雪割草協会 会長賞

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新潟県知事賞  実生新花「太郎」

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趣味の山野草賞 「吉兆の里」

展示品は三段咲き、二段咲系が多いように思いましたが、これは最近の人気を反映しているのでしょうか、それとも気候のせいで標準花がすでに盛りを過ぎて出品数が少なかったのでしょうか。

また、入賞作品については、いずれ協会のHPなどで紹介されるのではないかと思いますが、県知事賞が実生新花というのは過去にあったことなのでしょうか?


シクラメン・コウム

2009-03-14 | 山野草

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Cyclamen coum

昨年、園芸センターで購入した斑入りのコーム
葉が何枚もなかったので、開花は来年になるかと思い、外の棚の隅に置いていた。

ボチボチ雪割草のつぼみも動いてきたので、棚をながめてたらこのシクラメンも咲いてたんですねえ。

さて、当面の興味はというと、このタネを播いたら、斑入りの子が生まれるのだろうか?


雪割草の肥料じゃないけど

2009-03-12 | Hepatica

雪割草屋さんのポットで、もひとつ気になっていたのが、用土の中に入っている「炭」のこと。
山野草や東洋蘭などの用土に、炭を混入することは古くから栽培書で見ることができたし、炭の替わりにモミガラ薫炭を使用することは、我が家でもよくやっていた。

しかし、どうもチョット違うかな? と思っていた頃に読んだのが、
これまた国際雪割草協会の会報No.8
(なんか、おまえは協会の回し者か?と思われそうなんですが、実はそうなんです(^^;)

話を元に戻すとして、
この炭は菌体入り中性活性炭「ハイプロ」というもので、炭の中に有効な菌が入っていて、炭素病や斑点病による葉枯れ根腐れ防止に効果があるそうである。

というわけで、さっそくこの「ハイプロ」を1袋買ってきて、昨年発芽のチビッ子苗の植替え用土に使用したり、これから植替えする他の山野草にも使用することにした。


雪割草の肥料(つづき)

2009-03-11 | Hepatica

実際のところ、肥料の比較実験などほとんどやったことがない。
東にグリーンキングが良いと言う人がいれば、使ってみるし、
西にバイオゴールドを使っている人がいれば1袋買ってくるし、
種まき用土にマグアンプ入れるとか、入れないのか、、、。

まあそんなわけで、今年はこれで行こう!

数年前から少し気になっていたのだが、(こればっかりだね(^^;)
雪割草の販売店の鉢を見ると、隅に入っているグリーン状のもの。
どうやら、これは「グリーンサムポット」という商品らしい。

国際雪割草協会の会報 No.8(2008)にもこの肥料のことが紹介されている。
(ほんの2行だけど)
使用したものと未使用の苗の比較写真は、かなり効果があるようだ。

先日、この記事を書いた方から直接お話を伺って、即、その日のうちにゲットし、植え替えたばかりの実生苗のポットに一粒ずつ入れてみた。
比較実験もしてみたい気もあったが、わざわざ使用しないで成長遅らせるのも何なので、やめにした。
1粒で約200日OK。 用土の中で酸素を発生するそうである。

まあ、そんなわけで、今年はこれで行こう!
「グリーンサムポット」の白いほう。


雪割草の肥料

2009-03-09 | Hepatica

山野草にはあまり肥料をやるものではないとか、肥料のやりすぎに注意しなさいとか、まあよくわかっているのだが立派な花姿を見たいために、つい欲張って失敗してしまう。
山野草ではあるけれど、すでに園芸植物の仲間入りした雪割草には、どんな肥料を、どう与えれば良いのだろうか?

これに関連して、前から気になっていた記事があるのだが、「雪割草小噺」というお話を書かれたのは、雪割草栽培では著名な小菅さんである。

「私は春の施肥を開花3~4週間前に行います」

どうなんでしょう?
気になる方はおられますか?
そのほか栽培方法の工夫が紹介されてまして、、、

記事が書かれているのは
国際雪割草協会の会誌 No.6(2006)です。

会員以外の方も購入できるようですが、3月20~22日に長岡市の丘陵公園の雪割草まつり会場でも販売されるようです。