山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

ロックガーデン-作り直し(2)

2007-01-28 | RockGarden

作るときにはけっこうな時間がかかったもんだが、壊すのは早い。
早いけれども、腰も痛くなった(^^;
休日の、それもこの時期には珍しく天気の良い時間を利用しての作業だが、結局のところ延べ4時間ほどで元の平らな状態になった。

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手間取ったのは、用土を再利用するために袋詰めにする作業、そしてこの用土に混ぜてあった瓦のかけらの選別だった。

↓ ちなみに開花時の様子
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植えてある植物は、ほとんど休眠状態なんだろうけど、用土を壊しながら根の様子もながめてみた。
根の太いカンパニュラは、かなり下まで伸びていた。
写真のクモマグサはあんまり根は伸びてない、というか、掘り上げるときに切れちゃったのか、はてさて春に植えつけて大丈夫だろうか?

↓上の写真と同じ場所

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根は石と石の間に伸びてるような気がしたけど、実際のところは石に沿って伸びるしかスペースがないわけだ。


「段咲発生確率」?

2007-01-24 | 雪割草

雪割草のカタログが届いた。
それも「未選別」とか「未確認」とか夢を抱かせるものだ。
写真には「優秀花開花例」と書いてあって、なかにはこんな花が咲く可能性がありますよ、ということなのだろう。

で、可能性はというと、実際のところどうなんだろう?
説明には「段咲発生確率」というのがあって、これがまた微妙な数字なんだなあ(^^;

ある交配は「22%」、別の交配は「23%」、特殊血統「26%」あるいは「28%」
この数字の根拠は何だろう?
実際に集計しているのだろうか?
どうもよくわからん(^^;
段咲がこの確立で、さらに優秀な色とか模様となると、1けた以下になるのだろう。

お値段安けりゃ、、、とも思うが、そんなにお安い値段じゃないので、とても手を出す勇気も余裕もない。
ただ、「段咲発生確率」だけはチョット興味あるなあ。


ロックガーデン-作り直し(1)

2007-01-21 | RockGarden

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今日は朝から快晴の天気で、園芸センターでものぞいてくるかと出かけたら、駐車場がほぼ満車!
この時期では考えられないことで、みんな考えることは同じなんだなあと、、、。

暖かくなってから始めようかと考えていたが、雪も降らず暖かいので夕方1時間ほど今までのところを壊しはじめた。
川砂利や軽石が主体なので簡単に進むかと思ったが、瓦のかけらやら石やら適当に投げ込んでいたのが多くて、かなり手こずる。

根の伸びも記録のために写真でも撮っておこうとカメラを準備していたが、結局そんな元気はなく止めにした。

そうは言うものの、根の伸びはかなりなものだ、予想以上に深くまで伸びている。
もう少し掘り進めておいたほうが良いのかもしれない。


雪割草実生苗のその後

2007-01-14 | 雪割草

専用のハウスもなく、軒下や山草棚での栽培ではあるが、発芽後1年で花を見ることができそうだ。
ただし、開花しそうなのは発芽苗全体の数パーセント(1けた)なんだけど、、、。

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◆発芽後10ヶ月経過
2005年5月タネ播き
2006年3月発芽、ジベレリン処理
夏に一度植替え実施
撮影:2007年1月14日

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上と同じく 2006年3月発芽
こちらはポットに播いたままで植替えなし。
撮影:2007年1月14日

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2006年5月タネ播き
発芽予定は今春3月
一部のポットを確認したところ根が伸びている。
昨年秋から薄めの液肥をときどき与えており、今日も天気が良かったのでハイポネックスを与えた。


雪が降らない

2007-01-13 | 山野草

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今週は東京へ出張。
新潟へ帰ってきたが、まだ積雪はない。
今シーズンは全く積雪がないし、それどころか雨が多くて雪の降る日もほとんどない。

棚の黒い寒冷紗の下は雪割草が並んでいるのだが、蒸れてしまはないかと心配になるほどだ。
いつもの年のように、雪に覆われていれば安心なんだけれど。


雪割草の交配-予定

2007-01-07 | 雪割草

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天気も良くないし、休みも続いたので、昨年の写真を整理しながら、今年はどの花のタネを播こうかなと考えていた。
上の花は、中心部がグリーン系のお気に入りのタイプで、まだタネを播いたこともないし、候補に入れておこう。

さて花粉親だけど、これなんかどうかなあ?
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上の花に濃い赤の覆輪が加われば、けっこういい感じになりそうなんだけど、、、。
昨年の記録だと、下の花は3月10日頃の開花で、上の花はそれより1週間遅くなっている。
開花調整というほどでもないが、多少は頭に入れておくことにしよう。


今年はロックガーデンを、、、

2007-01-07 | RockGarden

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庭の片隅に棚を置いてあるのだが、撤去しようと考えている。
ここは我が家で一番日あたりのいい場所で、日光を好む鉢を並べていたのだが、水道から少し遠くて水遣りが面倒なことや、そもそも鉢が多くて管理できないので、そんなことなら棚を撤去しようというわけだ。

さて、空いた場所をどうしようか?
という、園芸愛好家には最高に楽しい問題が生じてきた。

左のフェンスの向う側は畑(よそのお宅の)になっていて、正面のブロック塀の向うはお隣のTさん宅。(ブロック塀が切れているのは互いに行き来できるようになっているから)
このコーナー方向がちょうど南向きになる。

落葉樹でも植えてブロック塀やフェンスを隠すのもよいかもしれない。
手前のロックガーデンも少し広げたい気もあるし、、、

これから雪が降るようなので、春までに考えておこう。

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HPのロックガーデンの花を少し追加しました。
こちらから


「自然と野生ラン」1月号

2007-01-06 | BOOK
自然と野生ラン 2007年 01月号 [雑誌] 自然と野生ラン 2007年 01月号 [雑誌]
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2006-12-14

特集「ムラサキサギゴケの多彩な変異」
いやはやマニアックだなあ(^o^)
「小町ラン」ことネジバナのバリエーションも驚いたものだったが、畦に咲くムラサキサギゴケだもんなあ。

長舌花、円弁花、絞り花、、、、なんてのは写真見なくても想像できるかな?
「紫ぼかし喉腋濃紫円弁花」なんてのはどう?
「白両肩淡紫ぼかし小花」、、、???

まあ興味のある方は雑誌ながめてもらうとして、さらに畦道で探したくなった方には、注意書きがあって、
「畦道が穴だらけになったと農家の方からクレームを受けないように注意してください」
ということだ。

しかし、よくこれだけ見つけたもんだなあ。


園芸ニュースレター54号

2007-01-05 | BOOK

園芸ニュースレター54号

特集「日本原産の園芸植物」
今回はページも増えて中身も充実、非常にすばらしい内容になっている!

◆八重咲の桜草
加茂花菖蒲園の育種担当の方が八重咲の改良について書かれています。これが他の本なら、八重咲の花の写真を並べて見栄えよくするだけなんだろうけど、桜草だけでなく育種に興味のある方はこっちの記事がずっと興味ひかれることだろう。

◆福寿草
最近、品種名の混乱が生じているようだが、世に出た由来やら、系統やらまとまった資料となっている。

◆コバイモの白花づくり
◆セツブンソウの変異 (乙女咲、二段咲、青軸など)
◆イワギリソウの栽培
◆最近発見されたキツネノカミソリの変異

その他、山野草愛好家の方にもおすすめの、いずれも非常に興味ある内容になっている。

園芸ニュースレター