山野草を楽しむ

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オオヤシャジン

2013-09-23 | 山野草

Adenophora takedae var.ohyaensis

Ohyaensis2

Ohyaensis3

Ohyaensis4

Ohyaensis

このラベルは、この株を入手した頃(15年以上前)に、某ロックガーデンで偶然見かけたもの。

「オオヤ」というので、大谷石のオオヤかと思っていたが、「本州中部地区高山帯に限定自生」という説明なので、栃木産ではないのかもしれない。
また、一番下にはイワシャジンやホウオウシャジンと比較した特徴が記されていた。

今年はなかなかよく咲いてくれたが、来春には株分けして若返りを図った方がよいのかもしれない。


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12 Comments

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なんですかこれ ()
2013-09-23 22:13:15
なんですかこれ
こんな名前初めて聞きました
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色々調べてみたんですが、私の手元にある書物には... ()
2013-09-24 00:50:22
色々調べてみたんですが、私の手元にある書物にはオオヤシャジンという記述は見当たりませんでした。
~シャジンと呼ばれるものはいくつかありますが、大抵どこかの誰かがどさくさ紛れに勝手な和名つけちゃった、ってことが多いみたいです。
要するに微々たる地域変異の範疇内だということになります。日本人には分類屋が多いし、やたら細分化するのが好きですからね…
…しかしです。
これはなんというかそれっぽいオーラがありますね。近いうちに例のM先生に電話して聞いてみますね。
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本日、早速M先生に電話してみました。 ()
2013-09-24 19:14:07
本日、早速M先生に電話してみました。
先生曰く、「ハイジは良心的な作り屋だが、オオヤシャジンなんていう草は恐らく存在しない」ということでした。

こちらのYListでヒットしない名前の物はその大半が勝手に名付けられたものだと判断できるということでした。

http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html
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いろいろ調べて頂いてありがとうございました。 (越後屋)
2013-09-24 22:22:28
いろいろ調べて頂いてありがとうございました。
どこかで発表されて学名がついているのかと想像してましたが、流通名というか、まあそんな感じだと思っていればよいわけですね。

まあそれはそうとして、この小型の花をたくさん着けるシャジンは、なかなか気に入ってます(^^ゞ

御紹介のYlistは初めて知りましたが、便利なものですね。
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いえいえ、大丈夫ですよ! ()
2013-09-24 22:39:38
いえいえ、大丈夫ですよ!
M先生には、別件で近いうちに電話しようと思っていたので、良い口実?になりました。

学名は付いていなくとも、十分価値のある魅力的なシャジンですね^^

YListのことは私も今日知りました。
こんなものがあるんですねー。
驚きました。
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越後屋さん、何度もすみません。 ()
2013-09-28 16:25:19
越後屋さん、何度もすみません。

なんと、本日M先生から改めてお電話をいただきました。
なんでもあの後色々と調べてくださったようで、オオヤシャジンの真相と生まれ在所が判明しました。

おおやはおおやでも
静岡の大谷崩れ出身のイワシャジンみたいです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E5%B4%A9

↓こちらは私が見つけたリンクなのですが、下記ブログのコメント欄に、大谷崩れで山採りしたイワシャジンを育てている人のコメントがあります。

http://gazoo.com/my/sites/0001452135/UMEGASHIMA_MURA006/Lists/Posts/Post.aspx?List=ae8f8cee-4f81-4d00-bf71-cee78e0eef7b&ID=70&Web=b2326660-4c88-4e9a-9863-159fe5894c24

M先生もご自身で大谷崩れのイワシャジンを確認したことがおありのようで、まず間違いないでしょうとのことです。

これにて一件落着…
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どうもどうも、いろいろ調べて頂いてありがとうご... (越後屋)
2013-09-29 21:04:03
どうもどうも、いろいろ調べて頂いてありがとうございました!
大先生にもお手数おかけしたようで(^^ゞ
長年の疑問が解決しました。
私からも御礼をお伝え下さい。

それにしても静岡とは思っていませんでした。
大谷崩というのも初めて知りましたが、機会があればいずれ訪れてみたいと思います。
一件落着ですね!

会報のネタになったりして、、、
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オオヤシャジンというのはそのとおりで、安部奥の... (system)
2013-10-04 09:49:12
オオヤシャジンというのはそのとおりで、安部奥の山伏の静岡側、大谷崩れに咲くイワシャジンを指して言ってると思います。
私の家の西に見える山塊にはイワシャジンが自生してるのは前に述べましたが、その山域の一部の名前を冠していろいろと流通してます。
ホウオウシャジンがあれば、ヤシャジン、雨畑もよしってなもんでしょうね。
でもひっくるめてイワシャジンです。
全体に葉が細く、垂れ気味が多いですが、中には少したちあがるのもあります。

流通してる鳳凰しゃじんにはもう交雑が進みすぎて、中には立ち性のものまでホウオウシャジンになってますが・・・
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systemさん どうも! (越後屋)
2013-10-05 23:10:55
systemさん どうも!
お久しぶりです(^^ゞ
イワシャジンもいろんなタイプを集めれば楽しいんでしょうが、仰るとおり交雑が進んでるのか、どうも興味をひく花が少なくなりました。
そんななかで、かれこれ15年以上前に入手したこの花だけはずっと維持してるようなわけで、ようやくルーツがはっきりして、なるほどなあと思ってるところです。
いずれ株分けして、希望される方に差し上げることも考えてるところです。
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どうも~ (system)
2013-10-07 09:44:06
どうも~

我が家の、純正種(20年以上前の)がほそぼそといきつづけてます。ことし種が取れたらの話ですが、近場の山の野生種の種とともにお礼かたがたお送りしますね。
垂下性で葉が細く、額が反り返ってます。花は小ぶりです。
いろんなタイプがあったのですあ、少し粗末にしすぎました。
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