山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

海外の雪割草

2005-02-23 | 雪割草

雪割草の人気は国内にとどまらず、海外、特にヨーロッパの園芸愛好家にも高いということは、RHSの月刊誌などにも紹介されていたのでよく知っていた。
しかし、どの程度流通しているのだろうか?
先日、地元の山野草店で話をしていたところ、その店でも海外のナーセリーに苗を販売したことがあると言っていた。
ただ、植物の検疫がとてもめんどうなので、割に合わないそうだ。
そんなわけで、日本産の優秀な花は、現地ではかなり高価な植物となっているようだ。

この前、自分の知らないゲンチアナのタネを入手したので、インターネットで情報をさがしていたら、雪割草を扱っているドイツの店を見つけた。

ながめていると、けっこういろんな品種を扱ってるようだ。
お値段はというと20ユーロから50ユーロ (\3,000 ~ \8000)と けっこう高いね。
いわゆる名品クラスはさらに1桁高い。

しばしながめていたら「妖精」の名があって1,600ユーロ。
値段には驚かないが、こんな品種まで海外のリストに載っていてビックリ。
いずれ品種改良が進み、多くのすばらしい花がヨーロッパのガーデンショーを飾ることだろう。

そういえば、優れた「妖精咲き」の名品を地元の店で販売していたが、お値段は「60万円」だったなあ。


レンズのテスト

2005-02-13 | 写真
050211-yasuda
近くで洋ラン展をやってたので出かけてみた。

周囲は、まだかなりの積雪が残っており、外の気温も2,3度しかない。
一方、洋ランといえば「温室+高湿度」、カメラにとってはあんまり良い状態でないかもしれないが、この時期にはあんまり被写体がないのでマクロレンズ1本持ってテスト撮影。

とりあえず、原色系のコントラストの強そうな花を撮ってみる。
今まで使っていたコンパクトのデジカメは、やたらと黄色の花が露出オーバーになる傾向があったが、さすがにこのカメラではそんなことはない。

露出はほとんど問題ないが、このカメラとこのレンズの組み合わせでは、ほんの少し後ピン傾向のような気がしている。
この写真は、ほとんど絞り開放での撮影で、バックのボケも自然な感じと思う。





「カリメロ」という名のオダマキ

2005-02-09 | 山野草
Calimero
小さなオダマキは好きなので、目に付いたら買っている。
この「カリメロ」という名のついたオダマキを最初に見たのは、イギリスの園芸品種を扱っているタネ屋さんのカタログだった。
草丈:30cmくらいというので庭植えにいいかなと思った。

Aquilegia buerageriana  という学名と、カタログに載っていた写真の姿から、日本産のヤマオダマキの選別種か、何かと交雑させたものではないかと容易に想像された。
3号ポットで最初に開花した姿は、10cmそこそこに咲いてくれて、なかなか良い。これくらいの大きさなら鉢植えのほうがいいかなという感じもする。
もっとも、庭に植えれば、そこそこ大きくなるだろうから、それもまたいいのかもしれない。

昨秋、ある山野草店の通販リストをながめていたら、これが出ていた。
「ドイツで選別されたダイセンヤマオダマキ」とある。
ときどき「ダイセンヤマオダマキ」というのを目にするが、これは「ダイセンオダマキ Aquilegia.×maruyamana」のことなのだろうか?
それともそれぞれ別の種類なのだろうか?
いずれにしても、日本生まれのものがヨーロッパで改良選抜されて、また日本に戻ってきたってことかな。

Aquilegia buerageriana 'Calimero'










スノードロップ

2005-02-06 | 山野草
snow

春先に庭で咲く球根植物で、草丈も小さく、うつむきかげんに咲く姿がかわいいので人気があるのだろう。
昔、我が家にもあったのだが、あんまり増えすぎるので、じゃまになってるのを処分していたら、いつのまにやらここ数年は姿を見なくなっていた。

最近、園芸雑誌でもよく取り上げられてるようだ。
今出回っているのが、なんという品種か分からないのだが、庭に植えてみるかなと思って、1ポット購入してきた。
もっとも、こういうのは量がまとまって咲いてるのでないと寂しいので、見頃は数年先のことになるんだろうな。