雪割草の人気は国内にとどまらず、海外、特にヨーロッパの園芸愛好家にも高いということは、RHSの月刊誌などにも紹介されていたのでよく知っていた。
しかし、どの程度流通しているのだろうか?
先日、地元の山野草店で話をしていたところ、その店でも海外のナーセリーに苗を販売したことがあると言っていた。
ただ、植物の検疫がとてもめんどうなので、割に合わないそうだ。
そんなわけで、日本産の優秀な花は、現地ではかなり高価な植物となっているようだ。
この前、自分の知らないゲンチアナのタネを入手したので、インターネットで情報をさがしていたら、雪割草を扱っているドイツの店を見つけた。
ながめていると、けっこういろんな品種を扱ってるようだ。
お値段はというと20ユーロから50ユーロ (\3,000 ~ \8000)と けっこう高いね。
いわゆる名品クラスはさらに1桁高い。
しばしながめていたら「妖精」の名があって1,600ユーロ。
値段には驚かないが、こんな品種まで海外のリストに載っていてビックリ。
いずれ品種改良が進み、多くのすばらしい花がヨーロッパのガーデンショーを飾ることだろう。
そういえば、優れた「妖精咲き」の名品を地元の店で販売していたが、お値段は「60万円」だったなあ。