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Mussorgsky: Pictures at an Exhibition; Liszt: Piano Concerto No. 1 価格:¥ 718(税込) 発売日:2008-09-30 |
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モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」 価格:¥ 2,800(税込) 発売日:2005-07-21 |
◆展覧会の絵(多数の編曲者による版)
_「古い城」(ナウモフ編曲)
オーケストラにピアノがからんでいる。それも控えめに。
ガルトマンの作品カタログを編纂したウラジミル=スタソフによれば、この曲のモチーフとなった絵について、
「中世の城。その前では吟遊詩人が歌っている。」
とだけ書いてあるそうである。
何かそんなイメージを思い起こされるような感じもする。
_「バーバ・ヤガーの小屋」(ストコフスキー編曲)
魔法使いバーバ・ヤガーを表しているのだろうか、金管が吼えまくる編曲だ。
_「キエフの大きな門」(ガンリー編曲)
静かな合唱による教会音楽や鐘の音が響くことで、終曲にふさわしい壮大な音楽となっている。
◆モーツアルト ピアノソナタ集
Jさんに頂いた最初のCD「シュタイアー大暴れ」というのに比べれば、幾分おとなしいのかもしれないが、これもなかなかどうしておもしろい。
「トルコ行進曲」も楽しめるが、以前から好きだった第12番もおもしろい。
この曲はヘ長調で始まるやいなや、すぐに短調になったりして、モーツアルト特有の明暗というか、喜怒哀楽というのかそういう切替えスイッチの忙しさがある。
そういったところがシュターアーの演奏するフォルテピアノで強調され、非常におもしろい演奏になっている。