山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

小澤征爾×村上春樹

2014-01-30 | BOOK
小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤征爾さんと、音楽について話をする
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2011-11-30

時間ができたので一気に読んだ。

なんかよくわからない村上さんの文章も、話題がクラシック音楽の対談なので、非常に読みやすい。

特に面白かったのは、

「文章と音楽との関係」で、村上さんが「新しい書き手が、この人は残るのか、あるいは遠からず消えていくかというのは、その人の書く文章にリズム感があるかどうかで、だいたい見分けられます」という文章のリズム感の話。

「第4回 グスタフ・マーラーの音楽をめぐって」は特に興味深く読んだ。
かれこれ3,40年も前になるのか、マーラーの音楽をよく聴いていたころがあって、スコアも1番から5番くらいまで揃えていた。もっとも、今では書棚にほこりを被っているのだが。
ここで1番の第3楽章の話が出てくる。「この変わり方、破天荒というか、普通じゃあないですよね」という村上さんの発言。
ああ、やっぱりそうなのかと同じような感じを持っていたのでなんか安心した。

長いフレーズのことで話すカラヤンのことや、バーンスタイン、グールドの話題など小澤さんの記憶、思い出をぶり返しての対談は非常に面白かった。

この対談を元にしたCDも出てるようなので、今度買ってみようかと思っている。


タネまき その後(雪割草)

2014-01-26 | 雪割草

真冬というのに、ついに日陰の雪も消えた。
すだれの上に載せておいた雪も消えてしまい、
雪の下でゆっくり冬眠しているはずの苗は、冷たい雨に打たれたり北風に吹かれて寒そうだ。

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特にやることもないのだが、上に被せていたすだれをめくって、ながめてみた。
緑の葉が一瞬見えて、おやっと思ったが、すぐに雑草と気づき、すだれを戻した。

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やらないほうがよいのだが、念のためポットの中を2つばかり確認したところ、順調に根が動き出していて、まあこんなもんかいなというところだ。

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八重×(八重×一重)

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八重×トランシルバニカ

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某所へ行ったところ、1ポットおみやげをもらってきた。
ハウスではあるが、咲いてるところは咲いてるという時期になったようだ。


雪割草の講演会

2014-01-25 | Hepatica

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数年前に長岡まで雪割草を見に来られた方が、雪割草について講演するそうだ。
注目したいのは、その内容で
"How to glow filled flowers from seeds"
ということで、かなり熱心な愛好家であることがよくわかる。

上の案内はミュンヘンのものらしいが英語で講演されるそうだ、そのほかにスウェーデンで同じような講演の予定があり、こちらはドイツ語とのこと。
案内はこちら  (PDFファイルのP-16)

ヨーロッパでも実生八重咲きを楽しむ方が多くなってくることだろう。


雑誌を読んで

2014-01-11 | BOOK
山野草とミニ盆栽 2014年 01月号 [雑誌]

山野草とミニ盆栽 2014年 01月号 [雑誌]
価格:¥ 980(税込)
発売日:2013-12-12

100号を超えて101号に突入、一ヶ月おきの発行というのはちょうど良いペースだ。

「世界のクロッカス」という記事の写真が素晴らしい。毎回書いてるかもしれないが、もっと大きな写真で見たいところだ。

連載2回目の「特別対談」はさらに面白い。
なかでも、「ウチョウランやイワチドリが、年々派手になって、10か20売りたいために一万本作って、、、あとは捨てる、、、」とかいうのは、やはり園芸化の定めとでもいうのであろうか。
雪割草もいずれそうなるのだろうし、クリスマスローズもバラも園芸植物のみならず、錦鯉だって、、、同じようなもの、、、?


「植物はそこまで知っている」

2014-01-11 | BOOK
植物はそこまで知っている ---感覚に満ちた世界に生きる植物たち

植物はそこまで知っている ---感覚に満ちた世界に生きる植物たち
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2013-04-17

「科学の最前線が解き明かす驚きの能力!」ということで、次の6章からなっている。

1.植物は見ている

2.植物は匂いを嗅いでいる

3.植物は接触を感じている

4.植物は聞いている

5.植物は位置を感じている

6.植物は憶えている

これを読んでも植物の栽培に役に立つとかそういうことはないが、なかなか興味深く読んだ。

たとえば2章では、「木々が葉を食べる昆虫の襲来について互いに警告し合っている」ということが説明されている。
また4章では、「人間の難聴遺伝子は50個以上見つかっているが、そのうち少なくとも10個はシロイヌナズナにもある。」ということを挙げ、植物の疑問や謎を説明されている。

正月休みに一気に読んだ。


今年最初の寒波

2014-01-10 | インポート

今シーズン、積雪はほとんどない。
ようやく今朝になって寒波襲来という予報だったので、どうなるかと思っていたが、今のところ積雪はゼロである。

正月も小雨が降る程度のまずまずの天気で、彌彦神社まで初詣に出かけた。
そういえば、TVでは出雲と伊勢の特集をやっていたが、出雲と同じく、ここ彌彦神社も二拍手ではなくて四拍手だ。
あとは宇佐もそのようだ。

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明日の土曜日は仕事だが、日曜日には

りゅーとぴあコンサートホールのパイプオルガンの演奏会があるので、昨年に引き続き楽しんでみようかと思っている。
何しろチケット不要で入場時に500円払えばいいだけという気楽さで、1年に1回くらいはパイプオルガンの壮大な響きを聞いておきたいものだ。