山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

最近のお気に入りCD

2008-12-31 | 音楽
Mussorgsky: Pictures at an Exhibition; Liszt: Piano Concerto No. 1 Mussorgsky: Pictures at an Exhibition; Liszt: Piano Concerto No. 1
価格:¥ 718(税込)
発売日:2008-09-30
モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」 モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2005-07-21

◆展覧会の絵(多数の編曲者による版)
_「古い城」(ナウモフ編曲)
 オーケストラにピアノがからんでいる。それも控えめに。
 ガルトマンの作品カタログを編纂したウラジミル=スタソフによれば、この曲のモチーフとなった絵について、
「中世の城。その前では吟遊詩人が歌っている。」
とだけ書いてあるそうである。
何かそんなイメージを思い起こされるような感じもする。

_「バーバ・ヤガーの小屋」(ストコフスキー編曲)
 魔法使いバーバ・ヤガーを表しているのだろうか、金管が吼えまくる編曲だ。

_「キエフの大きな門」(ガンリー編曲)
 静かな合唱による教会音楽や鐘の音が響くことで、終曲にふさわしい壮大な音楽となっている。

◆モーツアルト ピアノソナタ集
 Jさんに頂いた最初のCD「シュタイアー大暴れ」というのに比べれば、幾分おとなしいのかもしれないが、これもなかなかどうしておもしろい。
「トルコ行進曲」も楽しめるが、以前から好きだった第12番もおもしろい。

この曲はヘ長調で始まるやいなや、すぐに短調になったりして、モーツアルト特有の明暗というか、喜怒哀楽というのかそういう切替えスイッチの忙しさがある。
そういったところがシュターアーの演奏するフォルテピアノで強調され、非常におもしろい演奏になっている。


2008_今年のお気に入り(9)

2008-12-28 | 山野草

Nomo1
Nomocharis

前から欲しかったノモカリス、この種も仲間が多いようだ。
タネを入手してようやく開花した鉢植えである。

理想としては、庭で何株か咲く姿を見たいのだが、10数本生まれた苗の成長はどうも思わしくない。

トキの野生復帰ではないが、元気の良い株を庭に下ろすことに決めた。
で、植える場所を決めるために、鉢植えをあちこち置いてみて写真を撮ったのが

↓これ。来年もこんな姿で咲いて欲しいものだ。

Nomo2

タネを入手して、播いて、

何年か育てて、ようやく開花してみると、、、

花が違うのではないの、、、?

ということが時々ある。

ところで、ノモカリスとして育てたこれはどうなんだろう?


雑誌を読んで「山野草とミニ盆栽VOL71」

2008-12-28 | BOOK

山野草とミニ盆栽 2009年 01月号 [雑誌] 山野草とミニ盆栽 2009年 01月号 [雑誌]
価格:¥ 980(税込)
発売日:2008-12-12

◆世界花紀行
 これは楽しみな新連載だ。
 ロッキーやヨーロッパアルプスではなくて第1回はイスラエル
 乾燥した場所に咲くイリスやオルキス、マンドラゴラ、シクラメンなどいろいろ紹介されている。
 
◆2009,今年咲かせたい花
 いろんな山野草のなかに雪割草もあるが、北陸産、佐渡産、弥彦系、西山系など分けて紹介されてある。
 西山産に白花紫シベの「波の音」があるが、これは二段咲の血を持つ花だということを私は初めて知った。そう言われてよく見れば、オシベの長さは長いのやら短いのやら混在している。
 
◆花は友達
この連載も楽しみなもので、今回はヘレボルス・チベタヌスの自生地が紹介されている。 

◆巻末の雪割草誌上販売について
昨年末にもつまらんグチを書いたのだけれど、今年もなんか引っかかるところがあるぞ(^^;
こういったことは、新年の前に書いておくことにしよう。

*「交配実生初花」の表記のあるものは,写真通りの花が咲く確立は約25%で、75%は標準花となります。(そのうち50%は交配親として使用できます

ここで、”写真通りの花”と書いてあるが、これは”段咲が咲く確立”の間違いではないだろうか?
 たとえ二段咲が咲いたとしてもピンからキリで、写真通りの名品クラスの花が咲く確立は、ずっとずっとず~っと低いのではないのだろうか。
 
雪割草の実生株の販売方法については、以前から少し気になっていて、雪割草専門向けは別として、こういった山野草一般誌の記事ではもう少し配慮が必要なのではないかと思う。


2008_今年のお気に入り(8)

2008-12-26 | RockGarden

我が家のロックガーデン

Rock1
久しぶりにコマクサなんか植えてみた。
最初に植えたのが枯れてからだから、かれこれ10年ぶりかもしれない。
コマクサは山で群生見ればいいや、と思って植えていなかったのだが、なかなか山歩きする時間もなくなってきた。

Rock2
コマクサのとなりにヴェロニカを植えてある。
このヒメルリトラノオという花も珍しいものではないが、石と一緒に咲く姿は良いものだ。
そのために、肥料を控えてあまり大きくならないようにしている。

Rock3
小型のヴェロニカも毎年にぎやかに開花してくれる。
しかし、これは少し勢力強いので、狭い庭に植えるものではないようだ。
どうしましょ(^^;

さて、来年はどんな花が咲いてくれるのだろうか?

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ロックガーデンの開花状況については →こちらのHP


2008_今年のお気に入り(7)

2008-12-23 | RockGarden

Pul1
Pulsatilla turczaninovii

オキナグサの仲間をいくつか植えている。
それも、毎年毎年タネ播いて、苗を作って、
あるいは苗を買ったりして、少しずつ増やしている。
庭植えは鉢植えよりも手間もかからないし,丈夫に育つようだ。

Pul2
ほかの花と一緒に開花する姿を見ると、鉢植えとは違った良さを感じる。


2008_今年のお気に入り(6)

2008-12-22 | タネから育てる

Okina1
非常によく撮れた写真ということで、お気に入りに登場!

タネ播いて順調に育ち、ツボミがふくらみ、ちょうどこんな姿が一番うれしい。
もう少し、ほんの少しだけ開いていれば、さらに良かったかなあ、、、などと考えている。

Okina2
開いた姿も良いが、上のつぼみのほうがずっと良いね。
写真撮った時は鉢植えだったが、すでにロックガーデンに植え込んであるので、来年は庭で楽しめることだろう。


2008_今年のお気に入り(5)

2008-12-22 | 野山で楽しむ

Sakato1
カタクリで有名な坂戸山
最近は人出が多くなって、以前よりも花が少なくなったそうである。

そうは言っても、なかなかの密度で花が咲いているし、気持ちよく歩ける山だ。

Sakato2
エンゴサクなんか、直射日光が当たるとすごい色に発色して見える。
非常に感動もんだが、多くの登山者はカタクリがお目当てのようだ。

Sakato3
来年のNHK大河ドラマの主人公に関係のある館跡

ここは登山コースから少し離れているので、人の通りは少ない。
それだけに、静かな林の中を歩いていて、急にこんな光景に出くわすとまたまたビックリ感動してしまう。

この桜の枝は、おそらく雪の重みで折れて垂れ下がっている様子だ。
なので来年もこのような姿で見られるのかわからない。
光は右側の林からスポット的に射し込んでいて、ちょうどその時にたまたま通りかかったもので非常にラッキーであった。
時間は午後2時30分頃

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BLOGの記事は→こちら


2008_今年のお気に入り(4)

2008-12-21 | 雪割草

Tower1
商品名「ガーデンタワー」

鉢の水はけを良くして、根腐れ防止に効果があると思って、今年から、いくつかの雪割草に使用している。
底の外周部を鉢のサイズに合わせてカットできるので、底が丸みを帯びた雪割草鉢にも具合が良い。

Tower2
こちらは、100円ショップダイソーで販売しているもので、ホームセンターコメリでも同じものを見かけた。
上のガーデンタワーと比べると、底の部分の形が違うので、カットして使用するものではないだろう。

Tower3

一方、従来の鉢底ネットを加工して作る方法も紹介されていて、上の写真は「雪割草パーフェクトブックVol.6」だけど、以前にほかの雑誌でも見た記憶がある。

そういえば、東洋蘭のグルグル円錐状に針金巻いたサナとかも見た記憶がある。

Tower4
来春の植替え用に、大中小各サイズをいくつか買っておいた(^o^)

購入先:新津フラワーランド、ササヌマ園芸センターなど
インターネットショッピングでは こちらに在庫あり 


雪割草パーフェクトブックVOL.6

2008-12-21 | BOOK
雪割草パーフェクトブック VOL.6―話題の最新花・人気の銘花満載! (6) (別冊趣味の山野草)
価格:¥ 1,300(税込)
発売日:2008-12

第6巻が発売中。

最近は、最初にながめるのが「標準花」とか「乙女咲」のページになっている。
変化の多い色、模様の花をぜひ我が家の棚でも楽しみたいところだ。

これに比べると「三段咲」などは、それぞれ豪華、迫力のある花であることはわかるのだが、どうも皆同じ花のように見えてくる。
どこか人工的に感じるところが、私の山野草趣味と離れているのかもしれない。

巻末に黄花の交配種と発色方法の記事が載っている。
読むとわかるが、加温と照明がポイントのようで、設備がないとここまでできないのかもしれない。

無農薬栽培の記事もある。
これもいろいろ参考にしたいところがあって、あとでじっくり読むことにしよう。
鉢植えの写真で、鉢の中心に植えずに鉢の周辺に植える方法が載っているが、これはほかの山野草の鉢栽培にも利用してみたい。