山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

「ペンステモン」いいかもしれない

2005-05-29 | 庭仕事
penst


ロックガーデンに植える植物については、いつも関心を持っていて、雑誌などで興味があるものが目につくと、頭の片隅には入れている。
機会があれば一度は栽培してみたいと考えている。

ペンステモンもそんな植物で、数年前からいくつかのタネを播いている。
ただ、大きくなりそうなものは最初から除外しているので、どうしても高山系のコンパクトな姿なタイプになってしまう。

そこそこ発芽はするが成長は思ったよりも早くはない。
そんななかで、ポットから地植えに下ろしたものが開花した。
花はまだ少ないが、いい感じだ。

あとは、真夏の炎天下の陽射しと暑さを乗り越えることができるかどうかだな。


ロックガーデンのツツジ

2005-05-28 | 庭仕事
blog-doudan

ロックガーデンを作った頃、木も少し植えてみようかと、サツキやツツジなどいろいろ考えたが、結局そのころ鉢植えで育てていたドウダンツツジをいくつか植えた。
サツキやツツジは横に広がるので、栽培スペースが狭くなる心配をしたのだった。

植えたのはサラサドウダン、ベニサラサドウダンなどで、今年はとてもたくさん花が咲いている。
庭のツツジやサツキが全然ダメなのと対照的である。
特にベニサラサドウダンのほうは、あんまりたくさん咲いてるので、強烈なインパクトである。

blog-youraku

ほかにもウラジロヨウラクも植えているが、こちらは成長がとても遅く、ひょっとして環境があってないのかもしれない。
でも、この花は落ち着いた色で、我が家の庭には雰囲気が合うように感じている。






今年のエビネは

2005-05-22 | 庭仕事
ebine-2

地植えのエビネは、鉢植えより管理が簡単で、生育もよいと言われるが、一概にそうだとは言えないような気がする。
最初の2、3年は確かに調子よいのだが、それからあとがよくない。

おそらく地植えの場合は、3年くらい経ったら植替えをした方がいいと思う。
ただ、植替えがめんどうなので鉢植えをやめて地に下ろしたわけだから、地植えのものまで植替えが必要では、少したいへんだ。

この写真のエビネも地におろして3年位かもしれない、メチャクチャ調子が良い。
今年は花も多い。
こうなると来年の作落ちが心配である。



キクザキイチゲの交配

2005-05-13 | 山野草
anemone


キクザキイチゲによく似た外国産のアネモネがある。
いろいろあるようだが、なかでも白花の八重咲き品種がたくさん出回っている。
おそらく、丈夫な性質が最大の理由かもしれない。

これらには完全な八重もあるが、なかにはメシベが残っているタイプもある。
このポットの花もそうであった。

いつもは鉢植えのほうが開花が早いのだが、ちょうどこの春は庭植えのキクザキイチゲと同時であった。
そういうわけで、ポットを庭に持っていって、キクザキイチゲの花粉をつけてみた。
  アネモネ・ネモローサ(白花八重)×キクザキイチゲ(青花一重)

タネはそろそろ播きどき。
順調に育てば3,4年後には花が咲くかもしれない。
おそらく一重の白花かな?
さらに、そのタネを播いて、青い八重の花でも生まれれば万々歳である。

先は長いが、楽しみもそれだけ続くってことだね。
開花苗を買ってきて、彩り良く飾ってみて、花が終われば交換して、、、なんていうガーデニングのどこが楽しいんだか、私にはさっぱりわからない。




ロックガーデンの用土

2005-05-11 | RockGarden

sekkai

ホームセンターのガーデン用資材コーナーも最近は非常に充実している。
それだけ需要が多いってことなんだろうが、はたしてこんなものを誰が買うんだろうと疑問に思うものもある。
長い目で見ていると、明らかに全然売れていないものもあるようだ。
一部の商品は、品数を多めにそろえておくことを目的にしているのかもしれない。
それならわかる。

この「石灰砕石」なんてのは、どういう人がどういう目的で買うのだろうか?
庭の色どりにいいのだろうか。

実は、私は、この「石灰砕石」が非常に欲しい。
たぶん来週にでも買いにくるだろう。

高山系の植物には、アルカリ用土を好むものがある。
前から、うちのロックガーデンに石灰岩のエリアを作りたかったので、ホームセンターでこれを見つけたときは、これは私のために用意してあるのだと勝手に推測したくらいだ。

こんな石を買う人は、ほかにいないんじゃあないだろうか?
ただこの「石灰砕石」という袋入りの石は本当の石灰岩なのだろうか?
塩酸かけりゃあ確かめられるんだったかな。

実は、塩酸も会社にあるんだなあ、これが。


オトコヨウゾメ

2005-05-08 | 庭仕事
otokoyozome


以前、タネをいただいたオトコヨウゾメが無事発芽し、順調に生育している。
この木は日本海側には自生がないようで、どちらかといえば寒さは苦手なのかもしれない。

最近は雑木の人気が高くて、ヤマボウシを始めとして、カツラ、トネリコ、アオダモなども「ナチュラルガーデン」などという言葉と一緒に、目や耳に飛び込んでくる。
オトコヨウゾメもこれらの仲間だ。

さて、このオトコヨウゾメ、なかなか繊細な感じでよさそうだが、ここ雪国で地に下ろしてだいじょうぶだろうか?
今、実生苗が3本あるので、とりあえず1本でも植えてみるとするか。



ロックガーデン

2005-05-05 | RockGarden

rock

作って10年も経過すると、コケが生えてくる。
庭石にコケがつくと、庭に落ち着きがでるとか、風情がいいとかいう人もいるが、我が家のロックガーデンには全く不要である。
そんな庭も我が家の一角にはあるのだが、ここではそういう庭を作っているのではない。

軽石を多用したのが敗因だった。
特に、表面には花崗岩の砕石だけ敷き詰めればよかったのだと考えている。
いずれ、表面だけ入れ替えればいいだけなので、まあそれほど心配することはないのだ。

心配のたねは、写真手前のマイヅルソウとバイカカラマツソウの向こうにあるホタルブクロだ。
取っても取ってもまた出てくる。
手強い!
絶滅は困難かもしれない、と最近思うようになってきた。

軽石というのは、一見すると乾きすぎて植物の栽培には適さないような気がするかもしれないが、適当な量の水分を保ち、なかなかどうして、高山系から低山の植物まで、栽培には最適な用土である。