写真中央のイカリソウは20年ほど前に入手した白岩岳産というものだが、これがなかなか花付きがよくない。
アルカリ用土も多少必要なのだろうか?
で、場所を変えて植え替えることにした。
替わりに、少し段差を作ってウスノキを植えてみた。
ウスノキは近くの山草店で買っておいたものだが、この鉢植えは安くない。
山野草盆栽には非常に人気があるようなので、園芸センターで見たら、20cmくらいの鉢に¥4,000の値札が付いていた。
なので、かなり前から買うのを躊躇していたのだ。
山草店の値札は、3号ポットくらいで2,500円
これもかなり高い!
庭に植えるのでもっと安いのはないか?
( もっと安くしてね ) と言ったら。
1,200円にしてくれた。
順調に育って5年もすれば、秋には立派な紅葉を見ることができるだろう。
10日ほど前に熱が出て、てっきりこれは新型インフルエンザかと思ったが、検査の結果は陰性だった。
インフルエンザは陰性だったが、マイコプラズマ肺炎ということで数日安静。
雑誌や本を読んでいた。
数ヶ月前にもらったアネモネ属の分類表をながめていた。
Anemone blanda
Anemone multifida
Anemone nemorosa
など、およそ150種あるらしい。
そのリストのなかに
Anemone hepatica :Hepatica nobilis のこと
と書いてある。
どうやら最近の分類では、Hepatica属はなくなり、アネモネ属に含まれる考えが主流になっているようだ。(よくわからんけど?)
オオミスミソウ は 'nobilis'がなくなって
Anemone hepatica f. magna
ミスミソウ は
Anemone hepatica var. japonica
というふうになるのだろうか?
そういえば、パキスタンの幻の雪割草とかいう falconeri も
Anemone falconeri :Hepatica属とされていたこともある
と書いてある。
熱が下がらないので、寝たり起きたりが続く
Hepatica falconeri と言えば、荻巣樹徳氏の「幻の植物を追って」にも、同じようなことが書いてあった。
この本では、中国のイカリソウのことがおもしろくて、その中に
「淫羊藿」は「ホザキイカリソウ」ではないということも書いてあった。すでに30年も前に中国の学者が論文書いてるようだ。
数日間家でゴロゴロしていることも2年ぶりかもしれない。
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*写真とタイトルと本文は全く関係がありません