Hepatica transsilvanica
左奥が親株、右奥はその兄弟(一時作落ちさせていたが復活してきた)
手前側の3鉢が実生兄弟。一番成長の良かった兄弟はすでに消えてしまったので、残りはこれだけのようだ。
ラベルに見えるように、タネを播いたのは2010年なので、ほぼ4年(発芽後3年)経過したことになる。
来年くらいに咲いて欲しいが、なかなか思い通りにはいかないようだ。
昨年交配したタネは無事に発芽している。
♀日本産白花八重親×♂トランシルバニカ
トタンシルバニカは4倍体ということなので、交配はどうかなと思っていたのだが、、、
はて? この親は純粋なトランシルバニカなのだろうか?
という疑問もわいてくる。
ヨーロッパ産 ノビリス
もらったタネの袋には 「Violet, White dots and stripes」 と書いてあったので、少し期待していたのだが、ベタの赤紫。
でも、この色と白シベは優しく明るい感じで良い。
しかし、よくよくながめてみると、何やら模様が隠れているような雰囲気も、、、あるような、ないような。
初花ではあるが、タネができたら播いてみることにする。
これは、日本産とスウェーデン産を交配した初花。
♀青軸白花日輪(岩渕さん作とのこと)×♂ノビリス青花
なんか冴えないぱっとしない花だが、花粉が出てたので戻し交配してみた。
これも上と同じ交配の兄弟。
兄弟同士で交配すれば、おもしろいのかもしれないが、初花なのでやめた。
そのスウェーデン産のセルフ、初花。
写真のせいで異常に濃く見えるが、実際にはこんなにブルーが強くない。
でも、我が家では珍しいコバルトブルーかなあ、、、(^^ゞ
数年前に長岡まで雪割草を見に来られた方が、雪割草について講演するそうだ。
注目したいのは、その内容で
"How to glow filled flowers from seeds"
ということで、かなり熱心な愛好家であることがよくわかる。
上の案内はミュンヘンのものらしいが英語で講演されるそうだ、そのほかにスウェーデンで同じような講演の予定があり、こちらはドイツ語とのこと。
→案内はこちら (PDFファイルのP-16)
ヨーロッパでも実生八重咲きを楽しむ方が多くなってくることだろう。
であるのだけれど、なかなか思い通りの花が生まれないのは毎年のことだ。
庭に植えたいと言っていた近所の方へとりあえず10ポットほど持って行った。
白覆輪の子は寝ぼけたような花ばかりで、
でも、八重の血はあるんだろうか、、、とか?
濃色で、中心部が緑のが生まれるはずだったが、1本もなかったりして、、、(^^;
濃色には違いないが、最後まで色あせしないだろうか?
綾姫系は親と全く同じ花が咲く。
これもいつものように逆光で撮影しておく。
色合いがあまりきれいではないが、この親は両親ともに健在。
こちらはちょっと期待がもてるか?
♀親は赤覆輪の一重で、現在行方不明。