山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

雪割草苗 順調

2014-05-24 | Hepatica

昨年蒔きのタネは、ほぼ順調に発芽している。
今年は何年か振りにジベレリンを使用し、促成栽培を試している。

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海外産の、葉に特徴のある品種のタネを播いたもので、双葉は普通と変わりないが、本葉にはその傾向を少し見ることができる。

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♀日本産雪割草二段(八重親)×♂トランシルバニカ

開花時から実ができるまで室内に置いておいたので、交配はまちがいないと思うのだが、本葉にはトランシルバニカの特徴が全くないので、少し怪しげな感じになってきた。

 


タネ播きその後 トランシルバニカ

2014-05-05 | Hepatica

Hepatica transsilvanica

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左奥が親株、右奥はその兄弟(一時作落ちさせていたが復活してきた)

手前側の3鉢が実生兄弟。一番成長の良かった兄弟はすでに消えてしまったので、残りはこれだけのようだ。

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ラベルに見えるように、タネを播いたのは2010年なので、ほぼ4年(発芽後3年)経過したことになる。
来年くらいに咲いて欲しいが、なかなか思い通りにはいかないようだ。

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昨年交配したタネは無事に発芽している。
♀日本産白花八重親×♂トランシルバニカ

トタンシルバニカは4倍体ということなので、交配はどうかなと思っていたのだが、、、
はて? この親は純粋なトランシルバニカなのだろうか?
という疑問もわいてくる。

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♀ 白花八重親




タネ播きその後「外国産の雪割草」

2014-04-09 | Hepatica

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ヨーロッパ産 ノビリス
もらったタネの袋には 「Violet, White dots and stripes」 と書いてあったので、少し期待していたのだが、ベタの赤紫。
でも、この色と白シベは優しく明るい感じで良い。

しかし、よくよくながめてみると、何やら模様が隠れているような雰囲気も、、、あるような、ないような。

初花ではあるが、タネができたら播いてみることにする。

 

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これは、日本産とスウェーデン産を交配した初花。

♀青軸白花日輪(岩渕さん作とのこと)×♂ノビリス青花

なんか冴えないぱっとしない花だが、花粉が出てたので戻し交配してみた。

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これも上と同じ交配の兄弟。

兄弟同士で交配すれば、おもしろいのかもしれないが、初花なのでやめた。

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そのスウェーデン産のセルフ、初花。

写真のせいで異常に濃く見えるが、実際にはこんなにブルーが強くない。
でも、我が家では珍しいコバルトブルーかなあ、、、(^^ゞ


雪割草 今年の初花

2014-03-29 | Hepatica

Seed1

交配親の記録はラベルにあるが、すでに枯らしているかもしれない。

Darktype

「深海」の血を引く、明るいグリーンのめしべを期待していたが、濃色の花には出現していない。

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おなじみの実生。カイワレを近所のKさんにもらって、育ててもの。
兄弟でかなりばらつくようだ。


雪割草の講演会

2014-01-25 | Hepatica

Poulsen_3

数年前に長岡まで雪割草を見に来られた方が、雪割草について講演するそうだ。
注目したいのは、その内容で
"How to glow filled flowers from seeds"
ということで、かなり熱心な愛好家であることがよくわかる。

上の案内はミュンヘンのものらしいが英語で講演されるそうだ、そのほかにスウェーデンで同じような講演の予定があり、こちらはドイツ語とのこと。
案内はこちら  (PDFファイルのP-16)

ヨーロッパでも実生八重咲きを楽しむ方が多くなってくることだろう。


タネまき その後 トランシルバニカ

2013-10-08 | Hepatica

Hepatica transsilvanica

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日本の雪割草に比べて成長は遅い。
7粒播いたのだが、一番大きな株は消えた。
さらに右端の小さな2本もちょっと危機的状況だ(^^;

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No.2 (No.1は消えた)
来春の芽は見えるが、まだ花は咲かないだろうと思う。

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No.3 こちらも小さな芽が見えるので、大切に育てることにしよう。

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そのほかのヨーロッパ産 Hepatoca nobilis 実生苗
そろそろ来春あたりから咲き出すのではないかと期待している。


実生初花つづき

2013-04-09 | Hepatica

ベテランの方々には物足りない花だと思うが、三段もチョビチョビと、、、。

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撮影:3月27日

毎日変化してきて

4月6日の同じ花。

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まるで葉っぱそのままの姿。
「花」としての鑑賞価値があるのかどうか、、、?

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タネ播き3年目、発芽後2年の姿にしては大きい方かも。

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これも、なんだか中心部が開きそうで、このままの状態が続いている。


実生初花

2013-04-08 | Hepatica

八重系統の親(A)にきれいな模様の標準花(B)の花粉を交配し、その子(A×B)の花粉を戻し交配しようと思った。
A×  (A×B)

で、3年経って(A×B)が何本か花を咲かせたので、さっそく交配しようと思ったら、すべて花粉の出ないオシベだった(^^;

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そんなはずはないだろうと、夜な夜な懐中電灯を照らしながら、探すこと数日間。

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↑ようやく花粉が出る兄弟をひとつ見つけたので、強風対策で室内に取り込んでいた親に花粉をつけてみた。

毎年のことながら、こんな夜中に何やってんだか、、、(^^ゞ

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↑(A)

 


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復活 トランシルバニカ

2013-04-07 | Hepatica

昨年、原因は不明だがかなり弱ってしまい、一時はあきらめかけて、まだ小さな実生苗に期待をかけなければならないのかと思っていた。

しかし、見事に一輪咲いてくれた。

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実物の花の色は、この写真ほど濃くない。


雪割草 実生

2013-03-24 | Hepatica

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初めて咲く花を見るのは楽しい。

であるのだけれど、なかなか思い通りの花が生まれないのは毎年のことだ。
庭に植えたいと言っていた近所の方へとりあえず10ポットほど持って行った。

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白覆輪の子は寝ぼけたような花ばかりで、

でも、八重の血はあるんだろうか、、、とか?

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濃色で、中心部が緑のが生まれるはずだったが、1本もなかったりして、、、(^^;

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濃色には違いないが、最後まで色あせしないだろうか?

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綾姫系は親と全く同じ花が咲く。
これもいつものように逆光で撮影しておく。

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色合いがあまりきれいではないが、この親は両親ともに健在。

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こちらはちょっと期待がもてるか?
♀親は赤覆輪の一重で、現在行方不明。

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ようやく庭の雪割草も咲き出してきた。