最近のデジカメは、撮影しようとしている画面から人物の顔を認識して、そこにピント・露出を合わせてくれるという芸当をやってくれる。
私はかれこれ30年近くカメラを使っているが、自慢じゃあないが昔は露出計なんかも持ってたものだ。
たしか、入社式、、、ではなくて「入射式」とかいうやつだった。
被写体に入る光の量を測定し、自分でカメラに絞りとシャッタースピードを設定するというものだ。
自動露出式のカメラが主流になったときも、オートフォーカスだけは無理だろうというようなことが雑誌に載っていたが、あっという間に技術は進歩した。
「顔認識」のことだが、今は「人物の顔」だけではなくて、個人を識別するところまできているようで、
具体的に言えば、、、
集合写真を撮るときに私のカメラで撮ってもらえば、カメラが画面上の私を捜し出して、私の顔にピントを合わせ、適正露出に写してくれる。
さらに、笑顔を認識とか、、、。
パソコンで画像処理を使用することは滅多にやらないので、わざわざ画像処理ソフトを買ったことはない。
たまに使用する「フォトショップエレメンツ3」というのも、ずいぶん前に会社で買ったスキャナーのおまけだが、これでも私には十分過ぎる性能だ。
数日前に、たまたまながめていた雑誌で「フォトショップエレメンツ8」の新機能に顔認識が付いていたことを知った。
なんでも「特定の人物を瞬時に見分ける」という機能で、撮影済みの多数の画像データから特定の人物を指定すれば、その人が写っている画像を自動で捜し出してくれるそうだ。
ここまで進歩しているとは知らなかった。
人物だけではなくて、ペットの犬とか猫とかも認識するのだろうか?
そのうち、花の画像なんかも認識して見分けてもらえないものだろうか?
「雪割草」と入力すると雪割草の画像だけを選び出したり、
「千重咲」なんかも認識したり、
「メギ科」なんて入力するとイカリソウとか選んでくれたり、、、
そう言えば、話は変わるが、
最近届いた会報によれば、
コマクサはケシ科からエンゴサク科になったそうだ。
アジサイはユキノシタ科ではなくて、アジサイ科になり、
スズランもユリ科ではなくて、、、
そろそろ世の中の変化について行けない世代に突入しているのだろうか?