山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

よくわからないシャジン

2005-09-24 | 山野草
ohya


イワシャジンの季節になった。
今年も順調に咲いてくれるようだ。
もっとも下葉の枯れ方も相変わらずなんだけれど、これはいつもあんまり気にしない。

こいつは入手してから10年以上経過している。
いまだによくわからない。

イワシャジンの根は太く、ホウオウシャジンの根は細く分岐するようだが、
(もちろん、自生地の株を掘り取って観察したわけではない)
これは、どちらかといえば後者に似ているかもしれない。
しかし、垂れ下がらず、立ち上がってたくさんの花をつける。

どなたかご存知の方があれば、教えていただきたいと思う。

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「オオヤシャジン」 
Adenophora takedae var.ohyaensis
という名前で、福島のハイジという店から購入したものである。


虹といっしょに写して!

2005-09-20 | 写真
niji-2


きのうの虹の写真は、八方池山荘の部屋の中から撮影したものだ。
天気がよければ、朝日に焼ける白馬三山が見えるはずだったのだが、小雨が降ってるので、何も見えなかった。

ニョーボは、いつのまにか外へ出て、「早く早く撮ってエ~」と叫んでいるので、まあこんな写真になった。

あれから数分しか経っていないが、虹はだんだん消えかかってきた。


PLフィルターの効果

2005-09-19 | 写真
yu

中秋の名月は八方池山荘でながめていた。
天気予報では夕方から崩れるということだったが、意外に空は晴れていて、夕日に染められた雲がきれいに見えた。
これなら朝の風景もと期待していたが、朝の5時頃には予報どおりに雨が降っており視界はほとんどなく、もう少し寝てるかと1時間くらい横になっていた。

rain-7

しかし、
なんということでしょう!(ビフォー・アフターみたいや)
突然、虹が現れ、あれよあれよという間に、強烈な色になって白馬岳の斜面を立ち上がって、ほぼ半円状の大きなアーチを描いていた。

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PENTAX *istD
PENTAX ZOOM DA 18-55
f4 1/200 , f9 1/160
PL Filter 使用


秋の植替えシーズン

2005-09-11 | 山野草
050911-hototogisu


ホトトギスはそろそろ盛りになってきた。
雨が降ったり止んだりの日曜日は、写真撮影にも、植替えにも最適だ。

しかしカメラを取り出しても、この時期には撮影する花がほとんどない。
毎年かわりばえしないアングルだけれど、ちょうどいい感じに咲いてたので撮影してみた。

撮影する花はないが、植替えしたい鉢はたくさんある。
ほとんどが実生のポットで、あんまりたくさんあって、どれから手をつけたらよいのか困るくらいだ。
たくさんの苗で窮屈そうにみえるリンドウ、プルサティラなどいくつかをポットに分け、雪割草も少し植え替えた。

植替え後は2,3日でも曇り空が続いてくれればよいのだけれど、どうも明日は快晴で最高気温の予想は30度にもなりそうだ。




濃色のレンゲショウマはどうかな?

2005-09-10 | 山野草
050910-rhs


このレンゲショウマの花色はかなり濃く見える。
ひょっとすると印刷の具合によるのかもしれないが、ナーセリーの紹介ページなので、濃色系を選抜しているのかもしれない。

ただ、日本の山野草愛好家の感性からすると、チョット濃すぎるかなあ、と感じる人も多いかもしれない。
私もレンゲショウマの最大の魅力は、ほのかな紫系のグラデーションにあると思っている。

とはいうものの、広い庭に何株か植えて楽しむには、これくらいの色の方が見栄えするのかもしれない。

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RHS(英国王立園芸協会)の会報から


プルサチラが咲いた

2005-09-06 | 山野草
IMGP2992


超大型台風が来るというので、棚の鉢を片付けた。
今までの経験では、佐渡の近くを通過すると、かなりの強風になるので、
ず~っと北のほうへ行ってもらいたいもんだ。

鉢を運ぼうとしたら、花が咲いてるのに気付いた。
何かと思ったら、今頃オキナグサではないの!
札を見たら2年前の3月にタネを播いてるよ、これは。

ちょうど2年半で開花したわけだ。
今頃咲いたのにはチョットびっくりしたが、
花が咲くまで気付かなかったというほうが、我ながら超ビックリだ。

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Pulsatilla turczaninovii

写真は蛍光灯の下なので、色合いがやや不良。


撮影のタイミングを逃してしまった

2005-09-04 | 山野草
050904-renge


レンゲショウマは好きな花のひとつで、庭と鉢で育てている。
毎年、この花の写真を撮るのも楽しみなんだけれど、今年は仕事が忙しくて、やっと撮影できる頃にはなったが、盛りは過ぎていた。

ツボミと花の開き始めの組み合わせた写真を撮りたかった。
花のアップでは、うしろに大きくて明るい何かのボケを入れて、この花の持つ照明のようなイメージでも撮影したかった。

まあ仕方がない、また来年があるさ。


最近の雑誌から

2005-09-03 | 山野草
◆「趣味の山野草 2005-9月号」
相変わらず展示会の写真が多い。ひまじゃあないがチョット数えてみた。
全140ページのうち約40ページだから、3分の1くらいか。
全体的に、この雑誌は読み物が少なくなってきている。

斑入りシャクヤク展は、会場が近くなので実物を見たが、なかなかすばらしい。
後ろに誌上販売もあるが、すばらしいだけにお値段もなかなかのもんですなあ。

P79に「外国産山野草和名便覧」というものが出版される予定であると小さな記事がある。
少し注目しておこう。

◆「山野草とミニ盆栽 2005夏号 VOL.51」
連載 ランの話は 湿原の地生ランということでトキソウ、サワラン、カキラン
「青花サワラン」というのは実物を見たことがないが、写真で見た感じとしては青花シランのような色なんだろうか?
(もっとも青花シランも何系統かあるようだけれど)

森和男さんの「出会いの花たち」と、いがりまさしさんの「山野草 原風景シリーズ」の連載も毎回楽しみな記事だ。

◆「THE GARDEN 2005-7、日本版2005-8 」
テンナンショウ属とトリカブトの仲間が紹介されている。
イギリスでも収集家の人気は高いようで「人気のある日本原産のユキモチソウなど・・・」といった書き方だ。

一方トリカブトのほうでは「つる性のトリカブト・・・」なんてのがあって、3~5mになると書いてある。「丈が同じくらいのクレマチスとの組み合わせがうまくいく。」って言ったって、これは相当広い庭が必要だね。

◆「BISES No.37」
ユリの特集記事あり。「東洋のユリが世界の庭を席巻」という記事がおもしろい。日本のヤマユリがはじめてヨーロッパに登場したときの衝撃、明治後半には日本からのユリの輸出量が800万球にも達しており、第2次大戦前には4000万球も記録していたこと。
里帰りしたカサブランカのことなど、山野草の愛好家も知ってて損はない。(たいして得もないか?)