山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

雑誌を読んで「山野草とミニ盆栽VOL.80」

2010-06-28 | BOOK

いつのまにかこの雑誌も VOL.80になっていた。

◆速報 第24回日草展

今回は、ちょうど出張と重なったので、会場で見てきたのだが、記憶がサッパリ、、、(^^;
あまり強い印象も受けなかったからかもしれない、、、?

写真の背景が真っ白なのはどういう意図なのかわからないが、なんか違和感を感じる。
立体感がないというのか、、、?

◆「岩と植物」

 森さんの撮影したパラクレギアの写真が素晴らしい!
こういう素晴らしい写真は、もっと大きくページ全部使ってもよいのではないか、
ケチケチしないで表紙にドーンと載せて、書店で客の目を惹くようにしたらよい。
プレオネも、こんな岩場に咲いてる写真を初めて見て少し驚いた。

◆パネルディスカッション「山野草栽培の明日を考える」詳報(最終回)

 連載続いているが、2ヶ月毎の発行なので、パネルディスカッションが開催されてから9ヶ月経過している。
今月号だけでも約17,000文字の記録になっていて、細かい字を読むのはやや疲れる。
内容はと言えば、高齢化とか、まああんまり明るい話はないようで、読み応え十分とは言えないかなあ?
 やっぱり山ガールではないが、やまくさガールが増えないと愛好家の高齢化は避けられないのではなかろうか?

さて、山野草業界関係者や山野草愛好者のどれほどがこの記事の内容に関心をもっているのか、全くわからないが、このような記録をしっかり記事にまとめて掲載されたことは良いことだと思う。


アイスブルー

2010-06-27 | 山野草

100627alm1

100627alm2

濃い色の花をたくさん見ていると、逆にさわやかな色の花が魅力的になってくる。
淡いグラデーションの花は以前から好きなので、見つけたら衝動買いすることが多い。

関係ないが、エクセルのグラフの色も2000年版から2007年版になって標準色の組み合わせが落ち着いた感じになっていた。

このリンドウは、もう少し遅く梅雨明け頃に咲くのかと思っていたが、今頃咲き出した。
咲き出したと言っても、週間予報がずっと雨模様なので開いた姿を見ることはできないかもしれない。

写真では、なかなか氷のような色には写せないが、花びらが重なっているあたりの実物の色はアイスブルーという感じで気に入った。

そういえば、もひとつ関係ないことだが、ブルーアイスの雪割草が欲しくてブルー系の花を交配した。花びらに重なりが必要なので八重咲き系統の花と交配して、、、。

エゾオヤマリンドウ
Gentiana 'Alm Blue Ice'

品種名は アイスブルーではなくて ブルーアイスだ。


ヤマボウシ

2010-06-20 | 庭仕事

100613niwa1

玄関前に植えてあるヤマボウシ、今年は異常に花が多い。
特に何かしたわけではない。

ひまがあれば、年中ポットの植替えしているので、庭木の手入れと言えば、雪で枝が折れないように冬囲いするくらいだ。

しかし、見事に花が咲いたものだ。
ひょっとして来年は咲かないんではないかと心配になってしまう。(なんてことはないか)

上の写真は先週の日曜日(6月13日)撮影
下の夏椿は本日(6月20日) の撮影

100613niwa2

100613niwa3

ヤマボウシと入れ替わるように咲き出すが、こちらはすぐに落ちてしまう。
すぐに花が散るのだが、ツボミがたくさんあるので、次から次に咲いていくことだろう。


タネ採種

2010-06-16 | タネから育てる

Hepatica transsilvanica

Trans1

ようやく採種し、すぐに播いた。
こんな風に、わざわざ写真撮ってヒマなことやってるが、このタネは非常にうれしい。
右端のはどうなるかわからないが、5,6本は開花まで育ててみたい。

Trans2

おまけの子供がついてるようなものが2粒あるが、こうして拡大してみるとなかなかふっくらと充実している感じだ。

Trans3

アメリカミスミソウのタネも採種した。
あまり観賞価値は高くないが、播いてみたい方はおられるだろうか?


雄国沼(3)

2010-06-15 | 野山で楽しむ

Oguni31
向こうに磐梯山の頭が見える。

Oguni32
これは花の色がさまざま。
自然交配のおかげかもしれない。

Oguni33

久しぶりに見た。
ちょうど開けたところだったんで、花の脇でおにぎり食べる。

Oguni34

緑のグラデーションが美しい。

Oguni35

かなり小さかった。 15cmくらい。
最近、花の名前は書かないことにしている。

Oguni36

上の花から40cm離れたところに咲いていた。

Oguni37

Renge38

---------------------------------------------
いつものカメラとレンズ
PENTAX K10D
PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX DFA Macro 100mm F2.8


雄国沼(2)-タテヤマリンドウ

2010-06-14 | 野山で楽しむ

Oguni21

沼のほとりのレンゲツツジは、開花が始まったところ。

Oguni22

ヒオウギアヤメはようやく葉が伸び始めていた。
ニッコウキスゲも まだツボミ。
コバイケイソウはツボミも少ないようだ。 今年は裏年?

Oguni23

数年前には気候不順のおかげで、ワタスゲ・レンゲツツジ・ニッコウキスゲを同時に見ることができたことがあったが、今年は例年通りにまずワタスゲが見頃となっている。
観光客はニッコウキスゲの頃に比べると10分の1くらいだろう。

Oguni24

それよりも何よりも、私のお目当てはタテヤマリンドウ。

今年はドンピシャリ満開の花盛りだった(^o^)/

Oguni25

Oguni26

Oguni27

Oguni28

木道がやや高めなので、水平の位置から撮影できなかったのは残念だが、たくさん咲いていて非常に満足だった。


雄国沼(1)-レンゲツツジ見頃

2010-06-13 | 野山で楽しむ

2010/6/13

福島県喜多方市の近く・・・ここ

Oguni11
金沢峠まではマイカー規制が始まっているので、ふもとの大きな駐車場からシャトルバスに乗ってここまで来ることになる。
(片道:500円)

沼の一部には木道があるが、そこから上の1枚目の写真を撮影した場所を見ると
↓ こんな状況になる。

Oguni12
山の一部がオレンジに染まって見える。

Oguni13

ちょうど今が見頃という感じだった。

Oguni14

花の色も微妙に違ったものが混在している。
どちらかといえば、赤みが強いものが多いようだ。

Oguni15

青い沼をバックに撮影できればよかったのだが、この日の天気ではせいぜいこんな色。

Oguni16

少し離れたところにピンク系の花も見えたが、わざわざ道を離れて撮影することもないだろう。


ギボウシ図鑑

2010-06-13 | BOOK
ギボウシ図鑑

ギボウシ図鑑
価格:¥ 4,830(税込)
発売日:2010-04

 

ギボウシの知識は、私にはほとんどない。

うちの棚にある「千島ギボウシ」というラベルのついた株が、実は「コバギボウシの文鳥香」という品種であったことを、この本で知った。

Gibo1

斑は基本的に母性遺伝ということも、さらに遺伝するのは「葉の中心部に近いところ」ということも初めて知った。
なので、覆輪のタネ蒔いても青葉しか出ないということか。

Gibo2

ギボウシと言えば、園芸ニュースレターで配布された羅紗葉のタネが3本ほど発芽している。

Gibo3

よく見ると、葉の表面がゴワゴワしている感じだ。
羅紗の遺伝はけっこう強いのだろうか?


フララ

2010-06-12 | 雪割草

正式名称は知らない。
商品名なのかどうかも知らない。
ただ、雪割草を扱っている店で「フララ」と言えば、これのことだ。

Furara01
西側が道路に面しているが、ブロック塀になっているので、そんなに陽が当たらないと考えてここに棚を作った。
しかし思わぬことに、玄関のガラスに西日が反射して直射状態になっていた。

「すだれ」にしようか、寒冷紗にしようか迷ったが、最近流行のフララを買ってきた。

Furara02
高さも、これくらいならちょうど良い。

Furara03

販売はロール状になっていて、1m単位での切り売り。

Furara04
正面から見ると、意外に中がよく見える。
一枚一枚は非常に軽いので、少しの風でもヒラヒラして通風には問題ないだろう。

雪割草の実生苗を並べて置いた。

「フララ」って、やっぱり「フラダンス」のフラなんだろうな。


ノモさんをどうするか

2010-06-10 | タネから育てる

100609nomo1

3年目の開花となる。 
タネ蒔いてから3年目ではない。初めて咲いてから3年連続で開花。
タネ蒔いてからは8年目に突入している。

さて、どうするか?
そろそろ病気にもなるかもしれない、バタッといくかもしれない。
それなら、タネを実らせてみようか? という思案のしどころ。

姿形が小さいので、タネを実らせたら急激に弱りそうな心配がある。

100609nomo2

心配なだけで、実際は意外にすんなり成長続ける可能性もあるかもしれない。

100609nomo3

もう一鉢もツボミつけてるし、こっちを残すとするか?
ただ、こっちはタネ蒔いて8年も経って初めて咲くことになる超スローペースの子なもんで、今後の成長が心配なところだ。