山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

セツブンソウ

2006-02-26 | 写真

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ちょうど休日に咲いてくれたので、部屋の中で撮影してみた。
しかし、セツブンソウの写真は難しい。
ファインダーをのぞきこんで、あれこれ動かしてみるが、どうもさまにならない。

この花の中心部は、造形美とでもいうのだろうか、非常に凝った造りになっている。
だから中心部のみのアップもおもしろいのかもしれない。

でも、極端なクローズアップの写真は、しばらく控えることにしている。
小さな花は小さく撮ってこそいいのではないか、という気がするからだ。


青いケシがメコノプシスと呼ばれなくなる日が来るのか?

2006-02-25 | 山野草

荒川選手が着ていたショートとフリーとエキシビションでの3つ衣装のどれがいいのか、
というと、やっぱり青系のが好みかなあ。
「荒川選手=クールビューティ」という言葉にピッタリなのが、高山植物で言えば青いケシ?
---金メダルおめでとう! の導入部がチト苦しいか(^^;

最近出版された「ヒマラヤの青いケシ」という本を読んでいる。
帯に「世界待望のメコノプシス属全種の詳細解説」と書いてあるとおり、これが現在の最新情報なのだろう。
読めば、メコノプシスについては、まだまだわからないところも多いようだ。

ヘエ~っと思ったのが、
「ヨーロッパに存在するメコノプシス」のところ、
カンブリカ種とヒマラヤ・中国のメコノプシス属の関係で、どうやらこの間には属レベルの違いがあるとする見解があるようだ。

問題はここからで、もしそれぞれが違う属となる場合には、「国際植物命名規約」により「最初に与えられた種が今までの属名となる」ので、
最初にメコノプシス属とされたヨーロッパのカンブリカ種はメコノプシス属のままだけれど、
ヒマラヤ・中国の青いケシなどはメコノプシスを名乗れなくなり、新しい属名がつくのだそうだ。
こりゃあちょっと困ったもんだねえ。

まあこんな話からはじまって、青いケシ発見の歴史やらプラントハンターやら非常におもしろい本だ。

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Meconopsis,The Himalayan Blue
ヒマラヤの青いケシ 

大場秀章 著  冨山稔 写真
山と渓谷社 3,400円+税
初版 2006/2/20
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元気のいいヘレボラス

2006-02-23 | 山野草

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2,3年前に実生苗を買った株がいくつか咲き出している。
この花はツボミの段階からまっすぐ上に向いて伸びだしてきて、結局元気よく開花した。

うつむき加減が人気のヘレボラスであるが、こんな姿で咲くのもなかなかいいのではないかと思う。
少し暗いところで撮影しているので正しい色が出てないけれど、薄いクリーム~黄色系で上品な色合いだ。

ただニョーボは「オクラの花みたいな、、、」というので、そういえばそうだ、
と我が家での通称は「オクラ」となった。


空から見ると

2006-02-19 | インポート

最近のインターネット技術というか、すごいね。
BLOG自体も非常に便利な仕組みだと感じているが、どんどん新しいサービスが増えてくし、この先どんなことになるのだろうかと楽しみでもある。

地図の表示なんかもすごいね。
ちなみに↓

私の家

便利だねえ! 地図は楽しい。
左上方が新潟市、大きな川は阿賀野川で上流は尾瀬へと遡る。
ちなみに、私がよく行く山野草専門店のササヌマさんは、ちょうど阿賀野川をはさんだ反対側にある。

山歩きの記事や、ちょっとしたおでかけの話にも利用できるかもしれないね。


雪割草泥棒

2006-02-13 | 山野草

今日の夕刊見てたらこんな記事が

「○○町係長(48)が万引き
調べでは、○○容疑者は園芸センターで、雪割草4鉢(22万5千円相当)を万引きした疑いで緊急逮捕。同センターの店員が○○容疑者が立ち去った後、雪割草がなくなっているのを不審に思い、警察に通報。駆けつけた警察官が車内に隠してあった雪割草を見つけた。」

4鉢で22万5千円。
お値段で驚く人は、雪割草愛好家にはいないだろう。特別高いものではない。
さて、4鉢をどうやって持ち出したのだろう?
1回じゃあ無理かなあ? 2回くらいにわけてかな?
しかし7.5cmポットなら無理でもないか。
なにしろシーズンになると、小さなポットでも数万円の値札のものがゴロゴロと無造作に並んでるからなあ。

雪割草の専門店の方に聞いた話では、値札をとっかえて買う奴もいるっていうし、花を一輪ちぎってく奴もいるそうな。
もちろん花が欲しいわけではなくて、優秀な親の花粉を盗んでいく奴もいるってことだね。


イカリソウの楽しみ

2006-02-12 | 山野草

「山野草マニアックス VOL.11」別冊趣味の山野草
イカリソウの記事をこれだけまとめて見ることができるのは、何年ぶりのことだろう。ざっと40ページくらいある。

◆日本産のイカリソウ
一世を風靡した「夕映」をはじめとして、最新の品種だろうかたくさん紹介されている。
「都(P8)」 紫の覆輪がきれいだ。(ヘレボでいう糸ピコ?)
「緋峰(P10)」 実物を見ないと何とも言えないが、鮮やかな朱色なら欲しいかも。
「常盤(P17)」 これも好みだなあ。
「天山(P20)」 かれこれ20年も栽培しているのがうちにもあるが、これと同じかなあ?

◆外国産、交配種など
「楊貴妃(P23)」 最近はかなり出回ってるようで、うちの近くの店でも目にする。これはいい花だと思う。
「クロランドルム」 中国産原種 どんな大きさなのだろうか?これはすぐにも欲しいねえ。(←どこかに売ってるの?)

写真をながめるのも楽しいが、冨澤さんの解説もとても参考になるので、じっくり読まなくちゃあいけない。
なお、参考文献のうち、上の2冊はアマゾンで購入できるようで、
Q兵衛さんのブログにアマゾンへのリンクがありました。

「日本のイカリソウ・起源と種文化」は10数年前に八重洲のブックセンターで購入したことが思い出される。
なんか難しい本だけれど、書棚にこういう本が並んでいる姿は、
ちょっとアカデミックかなあ(^o^)


最近の雑誌から2

2006-02-11 | 山野草

「山野草マニアックス Vol.11」 定価1,400円
もう11巻目になっていた。興味がない記事の時には買ってないのではっきりわからないが、以前は右開きの縦書きであったものが、左開きの横書きに変わっている。
まあ、以前の「山野草とミニ盆栽」のように本のサイズそのものが大きくなったわけではないので、問題はないのだけれど、、、。
思い出せば、趣味の山野草もサイズが変わった時期があった。ガーデンライフはどうだったかな?

特集は、イカリソウ、アツモリソウ、福寿草、肥後花菖蒲、その他
となっている。

「暖地でのアツモリソウ栽培」というタイトルは今まで何度目にしたことだろう。栽培技術は確立されているのだろうか?
100%とは言わなくても、70%くらいの確立で増殖できる栽培方法があれば、アツモリソウの栽培もやってみたいものだ。

最初のページの「桃姫」というウメバチソウの写真も超珍品。
まだ1株しかないとのことだが、この桃色の花のウメバチソウをいつか見ることができるだろう。

「榛名ユキザサ」というのは知らないけれど、こんなふうに実生で斑入りが生まれるとすると楽しいものだろう。

山野草の雑誌に「花菖蒲」も珍しいような気がする。
ただ、愛好家の方には物足りない記事ではなかろうか。なにしろ「世界のアイリス」というすばらしい本がすでに出版されているから。
また、このマニアックスに紹介されている写真のいくつかと全く同じ写真が「世界のアイリス」にすでに掲載されている。

さて、本題はイカリソウ。
おもしろそうだ、これはじっくり読まなくてはいけないね。


最近の雑誌から

2006-02-11 | 山野草

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近くの書店へ行ったら、イカリソウの表紙が2冊並んでいた。
この時期は雪割草ではないの?と思ったけれど、それぞれの出版社が考えてのことだろう。
「マニアックス」のほうはあとでじっくり読むとして、「山野草とミニ盆栽」を開く。

表紙に写真のあるイカリソウについては、それほどの特集記事があるわけではなかった。
大株になった写真の説明文に「株分けして小鉢で作りたい」と書いてある。
ミニ盆栽という編集傾向もあるのだろうか?
イカリソウは花期が短いので、花がたくさんあるほうが長く楽しめるような気がするので、自分で栽培するときには、できれば大きめな鉢で咲かせたい気持ちがあるのだけれど。

今月号から久志博信さんの連載が始まり、この中で、最近よく目にする「小山飾り」の作り方が紹介されている。
この方法は今年自分でも試したいと考えている。
以前(今調べたら昭和46年初版)発行された東京山草会の「高山植物と山草百花」という本に、これに似た方法が「高山植物の多湿栽培」ということで紹介されており、私も何度か試したものだった。
基本的に暑さに弱い高山性の植物には有効な方法であるようだ。

今月号には、中国東北区のヤマシャクヤクという記事もある。
淡いピンクの花はいい感じだ。
これも我が家の庭に欲しくなってきた。


今日も寒い1日だった

2006-02-05 | 写真

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ネコはこたつで丸くなる
というような状態でこたつで横になっていた。

会社から仕事も少し持ってきたのだけれど、パソコンの前にこんなのが置いてあるのでなかなかその気にならんぞ~

という言い訳で、なかなか仕事は進まない。
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