山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

お菓子の缶

2008-01-27 | 山野草

先日、ニョーボがチラシをながめてたと思ったら、パソコンの前で一生懸命キーボードをたたいていた。

マウスだけいじっているうちは、心配ないのだが、
キーボードたたいてるってのは、要注意!

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宅急便で届いた缶には、山野草の絵が書いてあった。
(*うしろのヨーグルトはうちの近所のもので、この話とは関係なし)

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花の絵が書いてあるものって、そう珍しくはないのだけれど、
オオバナノエンレイソウってあんまりないかも。

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ツリガネニンジンにチングルマ

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エゾエンゴサクもきれいなブルーだ。

山野草の絵が描いてある缶なので、捨てるのはチョットもったいないか?
ニョーボは「タネでも入れとけば」と言うのだが、それには少し大きすぎるし、丸い形は使いづらい。

タネと言えば、先日冷蔵庫に入れておいたタネもいいかげん播かねばならない。
北海道の「ある山野草屋さん」のHP通販リストには、毎年冬になるとタネのリストが追加される。
今年も正月にリストがアップされてたので、すぐにいくつかを入手していた。

それとは別に、昨年5月ころから冷蔵庫に入れっぱなしのものもいくつかある。

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エンレイソウとか雪割草とか、、、

どうなってんのかなあ(^^;

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少し湿らせたキッチンペーパーにつつんで、密封保存しておいたのだが今頃播いてどうかなあ?

結局、これは今まで通りに冷蔵庫へ戻った。

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ちなみに お菓子の販売先は
こちら
バレンタインで大忙しかな?


雪割草へのジベレリンはいつから?

2008-01-20 | 雪割草

雪割草の実生苗にジベレリン処理するという方法は、いつ、誰が始めたのだろう?
私が愛好家の方から聞いたのはいつだったのだろう?
自分の記憶もなかなかはっきりしないのだが、、、。

手元の本を調べてみると、
NHK趣味の園芸「よくわかる栽培12か月 雪割草」(岩渕公一著)
これが2001年(平成13年)1月初版
「このジベレリンを使って、雪割草の花を早く咲かせられることがわかってきました」
と書いてある。

次に、
別冊趣味の山野草「山野草マニアックス VOL.1」特集雪割草パーフェクトガイドには、
「雪割草が2年目に開花!!」(栗山さん)という2ページの記事があって、私はこれにビックリした記憶がある。
この本は平成13年発行だが、記事の中では
「平成9年春に送った大阪在住の西川さんから平成11年に2年目で花を咲かせたという興味深い手紙を受け取ったことが始まり、、、ジベレリンというホルモン剤を用いた、、、」
と書いてある。

なぜ、こんなことを書いたかというと、正月休みに、あれこれ昔の雑誌とか本をながめていたときに次のような記事を見つけたからであって、

「一から育てる山野草」(千葉光穂著) 三角草(ミスミソウ)の項目に
「発芽当年は双葉が出るだけで本葉を出さないのが普通ですが、ジベレリン50ppm散布で出させることもできます」
と、かなり断定的に書かれている。
この本は平成10年初版発行で、著者の方がタネから育てる100種の山野草について、すべて御自分で実践済みのことばかり書いてあるもので、私はときどきながめて参考にしている本のうちの1冊である。

さて、「いつ誰が始めたの?」という私の疑問は、いつかはっきりするのだろうか?


雪割草が新潟県の草花に

2008-01-15 | 雪割草

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Googleで「雪割草」を検索したら 83,900件がヒット。
こんなもんでしょうか?

それならと「ユキワリソウ」と、カタカナならどうだろう

でました→ 23,000件
これにはサクラソウ科の「ユキワリソウ」も含まれてくるのだろう。

ということで、まとめてみると

Google ヒット件数
「雪割草」      83,900
「ユキワリソウ」23,000
「雪割り草」    10,300
「ゆきわりそう」 7,210
「雪わり草」     2,680

こんなふうになりました。(ひまなことやってるね(^^;)

では、ついでにYAHOOではどうなの
「雪割草」      1,820,000
「ユキワリソウ」  285,000
「ゆきわりそう」   75,700
「雪割り草」       74,100

めちゃくちゃ多いけど、何か探すときには多ければいいってもんではないよなあ。
だからYAHOOは使わないんだけれど、、、。

それにしても何やってんだか、、、(^^;

えーと、いらんことしてたら本題について書く元気がなくなってきたぞ。
新聞読んでみましょう。

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「「雪割草」はキンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、」とちゃんと書いてあります。
漢字で「雪割草」と表記するのが普通です。

最後に「雪割草県の草花に」と検索してみたところ(1月15日)
YAHOO 43,400
Google  338
goo       8

ん? gooのヒットが8件って、うちのパソコンの設定がおかしいんでしょうか?


「プラントハンター東洋を駆ける」

2008-01-04 | BOOK
ヒマラヤの青いケシ ヒマラヤの青いケシ
価格:¥ 3,570(税込)
発売日:2006-01
ヒマラヤに花を追う―秘境ムスタンの植物 ヒマラヤに花を追う―秘境ムスタンの植物
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2005-01
プラントハンター東洋を駆ける―日本と中国に植物を求めて
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2007-09

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年末年始の休みに、積みあがっていた雑誌やらカタログやら会報なんかをながめていたら、ある会報に
「アメリカの植物園3園と英国の植物園2園が合同で日本にタネ取りに来る・・・白山周辺を案内・・・」なんてことが書いてあった。
日本の植物を求めて、今でも海外からやってくるんだなあと感心した。

この本「プラントハンター東洋を駆ける」は、「日本と中国に植物を求めて」という副題があるように18~20世紀はじめに世界随一の緑の宝庫 日本と中国を訪れたプラントハンター「植物収集探検家」の活躍を描いたもので、1969年にアリス・マーガレット・コーツという方の大著の一部を初めて日本語訳として出版されたものである。

まだ全部読んだわけではないが、こういう本は大好きだ。
プラントハンターのハンターという言葉は、動物を狩猟する人のようなイメージがあって植物には似合わないかなあと感じていたこともあったが、この本を読んでると、やはりハンターだなあとか、むしろ探検家だなあという印象を受ける。

「ヒマラヤの青いケシ」にもプラントハンターのことがかなり書かれていたし、「ヒマラヤに花を追う」という本も未知なる地域へ植物を求めてという点で非常に興味がありおもしろい。


今度は「決定版」?

2008-01-03 | BOOK
決定版 山野草の育て方&楽しみ方事典 決定版 山野草の育て方&楽しみ方事典
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2007-11-07

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「山野草大百科」が出版されて約2年
講談社から似たような本が出版されていた。

前は「最新版・・・」、今回は「決定版」とあって楽しみ方に重点をおいた本のようだ。
本の最初の方に「山野草の達人」ということで何人かの方が紹介されており、極意とか楽しみ方がいろいろ紹介されている。
ただ、それぞれの達人ということだけあって、3年や5年ではとてもマネできそうもないレベルだ。

著者のお一人である久志さんの「小山飾り」については、カラーページと最後の白黒ページにも詳しく紹介されていて参考になる。
とは言うものの、この本は以上の項目がメインのようであって、「全国山野草ウオッチング」なんてカラーページを増やすためにあるような簡単なものだ。

ページの大半を占める「育て方事典」の内容については、「大百科」やその他の本と比べてどれほどの利用価値があるのかまだよくわからない。
特に、花の写真がすべて白黒なのは、こういった本では明らかにマイナスポイントだろう。

各植物について、生育サイクルと置き場がイラストで表示されている。
多少の参考になるかもしれないが、こういった書物ではほとんどすべて関東地方標準で書かれてあるので、各地方で栽培してる人は考慮しなければならない。
タネまきなんかほとんど2月になってるし、、、まだ真冬だよなあ(^^;

目新しい事柄がどれくらい書かれてあるのかよくわからないが、
タツタソウを黄河流域で採取した軍艦龍田の乗組員というのは、植物学者の木下友三郎の・・・というようなことが書いてある。
栽培することとは関係ないが、こういった話は興味があるほうだ。

「山野草大百科」でもそうであったが、植物名に漢字表示があるのだが、

甘野老、綾目、躑躅、石蕗、薺、白熊、、、
講談社はこういう表示 好きなのかなあ?

まあそんなわけで、尋ねられれば2年前に出版された「山野草大百科」のほうをおすすめすることになるんだろうな。
お値段は少し高いけど。

しかしなあ、なんでこんな似たような本を出版するんだろうなあ?
ガーデニング関係の本もブームが去って売れないのかなあ?


正月からタネ播き

2008-01-02 | タネから育てる

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こたつに入って年賀状読んだり、書いたり、そんなことをしながら、これから播かねばならないタネのラベルも一気に書いてと、、、。

ラベルも播いた年ごとに色を変えておけば区別がついていいのだろうけれど、結局余ってるのを先に使ってしまおうということで、いつものようにバラバラとなってしまった。

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今日はときおり陽が射すようなまずまずの天気だったので、作業もスムーズに完了した。
約40ポットあったタネの入手先はというと
・ネットで知り合った方からの頂き物
・園芸ニュースレターの配布種子
・インターネットで購入したアメリカの種子

さらに正月元旦に届いた種子リスト(北海道の・・・)見てメール送って、RHSの種子リストへも注文書を書いて、これが届くと結局平年並みの70ポットくらいになりそうだ。

ところで、RHSの種子リストは以前無料だったが、最近は有料になっている。
なので、そんなに欲しいものがたくさんあるわけでもないので止めようとも思ったけれど、翻訳版のリスト見てるとなぜか蛍光ペンのチェックが入っていく。

多年草、球根、ロックガーデン向き植物 と続いて、樹木の部まできた。
Betula(カバノキ科)がいくつかあるが、10m、15m、20mとか並んでる中で 「20cm」「30cm」が目に入る。
ヘーッ こんな矮性の種類があったのかと感心し、これはぜひタネ播いて庭に植えねばならんなと黄色の蛍光ペンをピンクに持ち替えた。

しかし、まてよ、と
オリジナル英語版を確認すると

「20cm」は「20m」、「30cm」は「30m」と書いてある。

な~んだ、センチじゃなくてメートルかあ、こんなの庭に植えちゃあ大変だよ。

こんな感じで今年もタネ播きが続いていきそうだ。