山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

年末のタネ播き

2006-12-31 | 山野草

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年末年始の休みには、ここ数年タネ播いてることが多い。
最近は雪の量も少なくなったので、作業に支障はないし、何といってもひまな時間があるからだ。

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↑ ポットを斜めにして播いたりする。
農文協から出版されている「タネから楽しむ山野草」にも紹介されているが、いろいろな深さで条件を変えてタネを播く方法。
わざわざこんなことまでしなくてもよいのだろうが、なんとか発芽してほしいものにはいろんな方法で試すのもいいだろう。

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↑ 細かいタネのときには、中間にティッシュペーパーを入れたりするものもある。

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↑ 今春播いたシクラメン
まだまだ発芽が続いてるようだ。シルバーリーフのタネということだったが、ようやく一つそれらしいのが見えてきた。

最近注文したタネは1月~2月中に届くだろう。
今度は本当に真冬のタネ播きとなりそうだ。


来年の楽しみ

2006-12-24 | 山野草

冬支度しながら、来年の様子を想像するのも楽しい。

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↑ カラマツソウの仲間の実生苗
今春、カラマツソウの仲間のタネを10数種播いた。手当たり次第と言ってもよい。
成長にかなり差があり、どうなるかわからないが、来年あたりはボチボチ咲いてくれるだろうか?

楽しみと言えば雪割草の実生も楽しみ。
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↑ こちらは昨年の発芽苗。
成長がよいものはあと数ヶ月で最初の花が咲くだろう。

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↑ こっちは今春の発芽苗
写真左上は今春播いたポットで発芽は来春になる。

発芽して1年で咲くのは、ほんのわずかだろうが、つぼみらしいふっくらした芽も確認できるので、これはこれで楽しみだ。


今年のお気に入り(9)北アルプスで

2006-12-23 | 野山で楽しむ

今年は天候に恵まれ、そしてここでも豪雪の影響なのか、たくさんの花にも恵まれて、いい山歩きができた。

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八方尾根上部の唐松岳頂上山荘から少し下あたり。
うしろは五竜岳、ちょうどチングルマが咲いていて、ガスも湧き上がってきて最高の雰囲気となった。

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上の写真と同じ辺りで撮影
高山性のリンドウも私のお気に入りで、陽を受けて大きく花びらを開く姿はとても良い。

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唐松岳頂上山荘の近く。
どれくらい前からここに住み着いているのかわからないが、きびしい環境の稜線でたくましく生きているようだ。

↓ 最後に山頂からの御来迎

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(写真はクリックすると大きくなります。)


今年のお気に入り(8)会津の山で

2006-12-22 | 野山で楽しむ

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↑ 雄国沼

会津方面は、我が家からそんなに遠くないので、出かけることが多いが、雄国沼もそのひとつ。
特に今年は豪雪の影響で花が一斉に開いたため、地元の人の話では、こんなことはここ10年とか20年とか初めてだそうである。

ちょうどいい時に出かけることができてよかった。
この調子では、来年はあまり期待できないかな?

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↑ 浄土平にて

ここもよく行くところ。
残念ながら今回は雨に打たれてしまい、風景をとることはできなかったので、アップの写真ばかりになった。

「今年の」というよりも、これは以前から私のお気に入りの花のひとつ。
ほっぺたがほんのり赤ければもっといいんだけどね。


今年のお気に入り(7)豪雪地にて

2006-12-21 | 野山で楽しむ

ここは新潟県でも有数の豪雪地、スキー場の上部。
ふもとが積雪3mくらいで、そこからリフトに乗って標高葯1000m

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↑ ナベクラザゼンソウ
初めて見た。
名前も初めて聞いた。
ザゼンソウよりもかなり小さくてかわいい。

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そのすぐ下の林に1株だけ咲いていた。
雪解けとともに芽を出して、ようやく咲いたわけだ。
下界ではそろそろ梅雨入りの6月下旬。


今年のお気に入り(5)里山にて

2006-12-19 | 野山で楽しむ

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↑ ごらんの通り「コシノコバイモ」
田んぼのあぜ道のようなところに咲いている。
都会の人が見たら驚くかなあ?

今年はちょうど5月の連休だったが、さて来年はタイミングよく見ることができるだろうか?

↓ 上の写真を撮影した場所から、後ろを振り返るとこんな感じになっている。

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あぜ道にて


今年のお気に入り(4)庭の花

2006-12-18 | 庭仕事

ロックガーデンの花は こちらでも紹介しているので、少しだけ。 

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↑ オキナグサの仲間も好きなので、いろいろタネ播いたり、苗を買ったりしている。
ただ、鉢植えでは大きめなほうがいいようなので、結局は地におろしてしまうことになる。
これはタネから育てたもので、たしか「モンタナ」という名であった。まわりのグンバイナズナの仲間といいバランスで咲いてくれたと思う。

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↑ こっちはごく普通の西洋オキナグサと呼ばれているもので、ツボミから咲き始めの姿が非常に可愛い。

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↑ シロウマアサツキ
シェルピンクというのか優しい色の花が咲いた。草丈は30cmくらいで、思ったよりも少し大きくなった。
(タネを採種してるので、希望する方には差し上げます)

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↑ ヤマボウシの語源はよくわからないが、少しおもしろそうな写真になった。


今年のお気に入り(3)庭の花

2006-12-17 | 庭仕事

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↑ サンカヨウ

この花は、開くとすぐ散ってしまうので写真を撮るタイミングを逃すことが多い。
今年は、数年振りにいい姿で撮ることができたので、ここに登場だ。

植えて10年くらい経つかもしれないが、毎年咲いてくれる。

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↑ こちらはタネから育てたもので、まだまだ苗がある。
来年以降も年々にぎやかに豪華になることを期待している。


今年のお気に入り(2)鉢栽培

2006-12-16 | 山野草

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数年前に播いたレンゲショウマの実生が開花した。
「白花のタネ」ということで入手したが、その通り数株同時に咲いた花はすべて白花だった。
並べて見ると、本来の淡い紫色のグラデーションの花のほうが、いい花に見えてくるのだが、光を通してみた白一色のレンゲショウマもなかなかのもんだ。

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↑ こちらはカンパニュラの原種(ベチュリフォリア)
数年間なんとか枯らさずに栽培している株で、年々花は増えている。
立ち上がらずに垂れ下がる姿はなかなかよい。