山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

ヘレボルスのタネ

2005-01-31 | 山野草
050131
タネが届いていた。
そういえば、だいぶ前に注文していたことを、すっかり忘れていた。
このタネ屋さんは、原則後払いで、なおかつ品切れも多いのでのんびりしていたが、振込用紙なんか入ってると、ちょっと金額が気になるね、これは。

アネモネ咲きのヘレボルスのタネを蒔けば、本当に同じような花が咲くのか、チョット興味があった。
雪割草の場合は、メンデルの法則が当てはまる場合が多く、子では現れず孫で25%とか、まあそういった確立だったと思う。
ヘレボルスの場合もそうだと思うけど、そういう花が咲くような親のタネなのかもしれない。

もうひとつ頼んだヘレボルスのタネも入っていた。てっきり品切れかと思ってたけど、意外と、こんなのは人気がないのかもしれない。
葉が細くて、ゴールド色の品種で、Helleborus Gold Bullion という名がついている。

発芽が楽しみなタネがまた増えた。


 




ヘレボルス

2005-01-30 | 山野草
050130-helleborus
暖房のない室内に取り込んでおいた鉢が咲き出した。
数年前に、小さなポット苗を10個くらい買ったもので、大きくなって置き場所がなくなり、一部は庭に地植えしておいた。

ふつう、クリスマスローズと呼ばれているけれど、ヘレボルスという呼び方が正しいようだ。
また、「クリスマスの頃に咲く Helleborus, niger のみがクリスマスローズである。」というのも異論があるようだ。

新潟にも、品種改良をすすめている園芸生産者の方がおられ、園芸センターなどにもかなり出回っている。
雪割草のように、豊富な色、形のバリエーションがあり、お値段もさまざま。
なかでも八重の花はとても高価。

でも、やはり一重の花のほうがいい感じがする。
あまり大きくならなければ、いろいろ集めて楽しみたいが、栽培スペースがないので、ほどほどにしとくとするか。

Helleborus,×hybridus




ゴールトベルグ変奏曲

2005-01-29 | クラシック音楽
Goldberg-Variation, BWV988

愛聴盤のひとつ。
もっとも「愛聴盤」という言葉も古いね。「レコード盤」というイメージだね、これは。
今は、なんて言うのでしょう? まあ「お気に入り」ってのが無難か。
そういえば、愛好家という言葉も私はよく使うのだけど、これももう少しいい言葉がないのかな。

話はそれるが、園芸雑誌を読んでると「愛培」という言葉にもよく出くわす。「栽培」で十分なんだけど。
「お花に水をあげる」っていう言い方も好きではない。

お気に入りのCDの話
今、書きながら聞いてるのが 弦楽トリオに編曲された演奏で、10年くらい前に偶然見つけて買ったもの。

グールドの新旧の版を筆頭に、レオンハルトのちょっと訥々としたアリアではじまる演奏も好きだし、シフの大胆なグランドポーズのある演奏もよく聞く。

この曲のCDを何枚持ってるのか正確に知らないのだけれど、その中でも、この弦楽トリオの演奏は一番よく聞く。
なぜかというと、疲れない音楽だからかもしれない。
テンポもちょうどよいし、うるさくないし。(チェンバロも意外にうるさく感じるときがある)

言い方は悪いが、少し気の抜けたビール風で、あたりがソフト、強い刺激がない、気が休まる。
これが癒しの音楽かなあ。

聞いているうちに、J.S.Bach が意図したように、そろそろ眠くなってきました。





マクロレンズのテスト

2005-01-23 | 写真
img008

「マクロレンズは遠景も撮れるのですか?」などという質問をする者がいる。
仕事か何かで、小さなものばかり撮ってると、いわゆる接写しかできないものだと思っているようだ。

天気は悪くなかったので、自宅近くで山でも撮影してみるか、と試してみた。
もうすぐ日没という夕方の撮影のため、色は悪いが、まあまあの写りのようで満足。
接写能力の優れた解像度の高いレンズは、風景にも十分使えそうだ。

自宅近くは、ごらんのように水田が広がっていて、この時期には珍しく積雪もない。
田んぼに雪がないどころか、山にも雪が少ないようだ。

*ちなみに、この山は頭が5つ見えることから「五頭山(ごずさん)」という名で、新潟の人で知らない人はないくらい有名な山です。
撮影:2005/1/23



カメラ修理-戻る

2005-01-22 | 写真
050122
「修理が終わるまでには1ヶ月くらいかかります」
と言われていたが、結局10日くらいで帰ってきた。
回路基板の交換だそうで、修理代金は保証期間なので無料。
特に衝撃与えたわけでもなかったし、理由はよくわからない。

家にはまったく花がないので、近くの県立植物園へ出かけた。
ここは温室があるのだが、あんまり花はなかった。 でも入場料はいつもと変わらない。
入館者もほとんどいない、なにしろ真冬なので、外の池は野生のカモがいっぱいである。

マクロレンズはピントの合う範囲が狭い。
特に絞り開放では、メチャクチャ狭くなる。
もっともこの性質をうまく利用して、美しいボケのある写真を撮れればよいのだが、センスがないのでなかなかうまくいかない。

*istD DFA Macro50mm f2.8


FLORA ASIATICA (2)

2005-01-16 | 山野草
そういうわけで 会員数は減少しており、現在は400-500人に会報を送っているそうです。
「次回は2月半ば過ぎに発送する」と書いてありましたが、昨年の例をみるとかなり遅くなるかもしれません。
それでも関心のある方は下記へ問い合わせてみてください。

〒669-1401
兵庫県三田市小柿1348-10
東アジア野生植物研究会
 会費は、おまけの絵葉書の量の違いで 5,000円 or 6,000円/年 です。 

しかし、この会の名前はちょっと硬すぎますね。
この名前で入会をためらう方も多いと私は思ってるんですけどね。
大半は私のように会報を読むだけの人であると推測していますが、関西の方ならときどき日帰りや1泊の観察旅行の案内もあるようなので参加されるのもよいかもしれません。

なかなか発行されない園芸関係の雑誌というと「園芸ニュースレター」というのもありますが、これはまた後日紹介しましょう。




FLORA ASIATICA

2005-01-13 | 山野草
「FLORA ASIATICA」というのは、森和男さん主宰の「東アジア野生植物研究会」という会の会報です。
わたしのところには、1991年の創刊号から、途中一部欠落がありますが、数冊のファイルが保存してあります。

会報は、本来毎月1回発行されていましたが、ここ数年は発行が遅れる傾向にあり、3ヶ月分とか半年分くらいまとめて送られてくるので、中止になったと思ったことが何度かありました。

そして、2004年は1度も手元に届かず、以前も住所録が紛失したとか、いろいろなことがあったために、問い合わせでもしてみるかと思っていたところ、ドサッという感じで1年分送られてきました。

内容はB5版で約130ページ。とりあえずパラパラめくってますが、年末にでも届いてれば、正月休みにゆっくり読めたのになあ、というところです。
「日本山草史」という連載がかなりの量を占めています。
これは明治以来の日本の山草の歴史を、史料を元に記述されているもので、こういった仕事は森さんしかできないのではないかと思います。

そのほかにも中国の紀行文であるとか、日本の園芸会のことやら、植物についてやらいろんなことを読む楽しみがあります。
サカタの「虹色スミレ」とかそれをイメージしたタカラの「虹色スミレ リカちゃん」人形なんてのもありました。






カメラ修理

2005-01-10 | 写真
MG1088
買ったときから少し気になっていたんだけれど、
画面の下に(上にも少し)横線の縞模様が入ることがある。
買ってからしばらくは、古いマニュアルレンズを使用していたので、デジタルでは逆光など、光がレンズに入り込むとゴーストが出やすいと聞いていたので、てっきりそのせいかと思っていた。

特に、暗い部分に目立つので、早いうちに一度みてもらったほうがいいなと思って、購入したヨドバシカメラへ持っていったら、
「1ヶ月くらいかかるかもしれません」

雪割草のシーズンに間に合えばよいけど、今年は暖冬で花も早そうだしなあ。

PENTAX *istD DFA Macro 50mm F2.8








雪割草タネの成長

2005-01-04 | 雪割草

tane040104

"Seed of Yukiwarisou"
雪割草のタネは、だいたい10月頃に根が動き出すことは確認していましたが、真冬にどれくらい伸びるのかは、よく知りませんでした。
地上部の発芽直後(4月頃)には、だいたい5cmからそれ以上にはなってるので、春先に暖かくなった頃、急激に伸びるかなと漠然と考えていました。

今日、昨年春に蒔いたポットの一つを少しホジホジしてみましたら、写真のように2cmくらいの根がしっかり伸びていたので、けっこう成長してるもんだなあと記録写真撮影。
当然、ほかのタネの根の長さは、これ以下もこれ以上もあるわけでしょうが、まあ、春の発芽は心配ないな、と再び用土をかぶせました。

順調に育てば、開花は2、3年後かな?


マクロレンズ

2005-01-02 | 写真
tori

久しぶりにカメラのレンズを買いました。
一眼レフのレンズを買うのは10数年ぶりかなあ?
なにしろオートフォーカスのレンズを買うのが初めてだし、
そういえば、長いことマニュアルばっかりだったからなあ。

オートフォーカスといっても、マクロ撮影の場合は、それも花の撮影なんかでは、結局マニュアルで撮影することになると思うんだけれど、シャッターを軽く押すと、ピントがすぐ合うっていうのは、本当にすばらしい技術ですね。

しばらくはテスト撮影をしてみたいんですが、肝心の花がほとんどないので、部屋にあった小物を撮影しています。