頂上まで行くこともなかろうと、中腹で旬のカタクリ、エンゴサク、エンレイソウをながめて、
と思ったら、妙なエンレイソウを見つけた。
茎も太いが顔もコワイ(^^;
こんなエンレイソウは初めて見た。
通りかかった高級カメラを持った方に教えてあげたが、「何という花ですか?」と尋ねられたので、話をするのは止めた。
カタクリ目当てだそうである。
こんなにいろんな花がある山なのに、カタクリだけにしか興味がないのはもったいないと思う。
さて時間もなくなるので、コシノコバイモを見にふもとの杉林へ行くことにする。
前回来たときに見た場所で、記憶を頼りに探してみたら、ちょうど咲いていてくれた。
ちなみに、前回(4年前)の写真がこれ。
ひょっとすると、全く同一の個体かもしれない。
とりあえず、歴史ある場所なのでこの2人は「兼嗣とお船」という名前にしておく。
縦にしたり横にしたり、何枚か写真を撮ったが、この周囲にはかなりの数を見つけることができた。
畳一枚ほどのスペースに20~30株くらい。
こっちは、背景がゴチャゴチャしてるので、撮影はほどほどにして鑑賞のみとした。
みんな同じ方向を向いてるという理由は何だろう?
4月の休みは日曜日のみ。土曜日は一度の休みもなく仕事が続いている。
その日曜日は毎週のように良いお天気となっているので、庭仕事は水やりだけで済ませ、花を見に近場の山へ出かけている。
ここ弥彦山は、花の山で有名となった角田山の隣にあって、頂上まで弥彦山スカイラインがあるのでマイカーで気軽に行ける山だ。
登山コースもいくつかあるが、どこかでスカイラインの車道を横切ることになる。
まあ、そんなことはよいとして、日本海の海岸近くから歩き始める。
となりの角田山は、一般ハイカーに加え、今や観光バスのツアー登山客が増え、日曜日なんか近付きたくない状況になっているわけだが、ここは日曜日なのに、良いお天気なのに、さらに雪割草の見頃というのに、ふもとの登山口のマイカーは20台程度という空き具合だった。
さて、お目当ての雪割草ことオオミスミソウの開花状況はというと、こんな感じで、なかなかたくさん咲いていた。
なかなか濃い色も混じっていて、このルートは雪割草見物にはちょうどよいかもしれない。
ヨーロッパ産 ノビリス
もらったタネの袋には 「Violet, White dots and stripes」 と書いてあったので、少し期待していたのだが、ベタの赤紫。
でも、この色と白シベは優しく明るい感じで良い。
しかし、よくよくながめてみると、何やら模様が隠れているような雰囲気も、、、あるような、ないような。
初花ではあるが、タネができたら播いてみることにする。
これは、日本産とスウェーデン産を交配した初花。
♀青軸白花日輪(岩渕さん作とのこと)×♂ノビリス青花
なんか冴えないぱっとしない花だが、花粉が出てたので戻し交配してみた。
これも上と同じ交配の兄弟。
兄弟同士で交配すれば、おもしろいのかもしれないが、初花なのでやめた。
そのスウェーデン産のセルフ、初花。
写真のせいで異常に濃く見えるが、実際にはこんなにブルーが強くない。
でも、我が家では珍しいコバルトブルーかなあ、、、(^^ゞ
6.April.2014
ミズバショウはどんなもんかいな、と、車で30分ほどのいつものところへ行ってみた。
先日、地元の新聞に載ってたということで人出を心配していたが、ときおりみぞれ混じりという悪天候のおかげで、すんなり駐車場に入れた。
ミズバショウは最盛期で今年も見事であったが、周囲に咲いてるショウジョウバカマもなかなか面白かった。(誰も注目してないけど、、、)
咲き始めから冷たい雨に打たれたり、雪が被ったり、あれやこれやで花の色も変わってるのだろうが、一斉に同じ色で咲いてるよりは数段きれいに見えた。
青軸サーモン?
これは普通
白弁紫シベ
*なんでも雪割草モードになってしまう(^^;
ピンク?
小雨の中での撮影なので、色合いもよろしいようで、、、。