山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

レンゲショウマがあふれてきた

2008-06-28 | タネから育てる

庭の一角にレンゲショウマの集団を、と思ったのが数年前。

苗をたくさん買うというのはつまらないし、私の主義ではないので、いつものようにタネを入手(買った)。

ひょっとして発芽する苗が少ないとか、育ててるうちに苗の数も減るだろうと心配になって、、、

翌年も播いて、、、

さらに、その勢いで、次の年も播いて、、、

Renge1

丈夫なもんだねえ。

結局植える場所も限られてるし、鉢の置き場所もなくて、あちこち差し上げている。

上の写真の左奥は初年度に播いた株で、大きな鉢が1株

Renge2

昨年も咲いてるが、今年は花茎が数本立ち上がっている。

Renge3

小さな苗も、まだまだたくさんあって、始末にやや困るという状態。
「山野草マニアック」には、レンゲショウマの実生苗は年に3,4回植え替える、、、というようなことも書いてあったが、まあこれは業者の仕事だろう。

Renge4
手前の鉢は、昨年「斑入り」だった苗
どうやら最初の年だけの、気まぐれだったのか?

それとも、斑入りの血はあるのだけれど、成長良すぎて隠れているとか、、、?

雑誌読んでたら、(斑入りのヤマシャクヤクの話だけれど)

斑が一部のみに入っているけれど、ほぼ青葉の株
「葉緑素が多いため成長が早い、ベテラン栽培家はこういった株を交配用に入手するという、斑入りの遺伝子は必ず持っているので、次の世代に期待できる、、、」

なんか読んでると、「地味な株でも買っておいて損は無いよ」と業者が言ってるような気もするのだが、、、。


Callianthemum anemonoides

2008-06-25 | タネから育てる

Callianthemum anemonoides 

Blogcalliant1
この時期に植え替えるのが良いのかどうかわからないのだが、ポリポットのままでは、どうも夏越しが心配になってきたので緊急的に実行。

Blogcalliant2
鉢は余っていた雪割草専用鉢

使った用土も、余っていた各種山野草用土のオールスターミックスで、
鹿沼、十和田、蝦夷、桐生、軽石、寒水石、石灰砕石、さらに瓦のかけらにモミガラ薫炭少々

現在生き残りの苗は10本
なんとか開花まで育って欲しい!

↓ ところで、、、

Blogcalliant3
↑ こちらは 同じ仲間のヒダカソウの根伏せ

昨年、植替え時に切れた根っこを植えておいたものでありますが、

「ヒダカソウは根伏せができる」

という記事を確認できたというわけだ。

で、、、

根伏せの確認はできたのだが、

なんか、鉢をひっくり返して、

根の様子を見たくなってきた、、、(^^;

、、、どうしましょ、、、?


ウチョウラン

2008-06-23 | 写真

Blogutyo

このウチョウランは庭の石に植えてある。

植えて何年になるのかよくわからないが、花の少ないこの時期には、けっこう良い被写体になっている。

いつもはマクロレンズで撮影することが多いのだが、今回は久しぶりに格安ロシアンレンズを使ってみた。

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PENTAX K10D
MC JUPITER-9  85mm F2
接写用中間リング使用
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雨が降らない

2008-06-22 | 写真

Tatiaoi

こちら新潟はさっぱり雨が降らない。
新聞によれば、ところによっては平年の1割程度の降水量の地域もあるようだ。

平年の1割の雨というのがよくわからないが、
毎晩350mLの缶ビールを飲むところを、おちょこ1杯しか飲めないというようなもんだから、、、
、、、えーと、、、
たとえが悪いね、、、(^^;

瓢湖のあやめまつりはどんなもんかと出かけてみたが、あんまり写真撮るような花は見つからなかった。
で、写真の花を撮ったわけだ。

なんでも、下から順に上へと咲きあがっていって、
てっぺんまで咲く頃に、梅雨が明ける。
というような話を聞いた。

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PENTAX K10D
PENTAX DFA Macro 100mm F2.8
f 3.2   


ロックガーデン開花中

2008-06-07 | RockGarden

Toranoo
ヒメルリトラノオ
ロックガーデンでは定番商品のようで、丈夫で姿よし、花もグッド!

Matumusi

「小型のマツムシソウ」も植えてみたけど、この時期に咲いてるので、これから6月後半~7月にかけて咲き出す花がほとんどないようだ。

Camp
背丈の大きくなるカンパニュラやムシャリンドウの仲間も「ただいま開花中」


オトメエンゴサク

2008-06-05 | BOOK
植物生活史図鑑〈2〉春の植物No.2

植物生活史図鑑〈2〉春の植物No.2
価格:¥ 3,150(税込)
発売日:2004-04

数年前からときどき目にしていた
「北海道と本州のエゾエンゴサクは別種とする考え・・・」
この本によれば、1997年に発表されたようである。
かれこれ10年以上前に発表された説は、まだ日本の図鑑には反映していないのかもしれない。

ひょっとすると、私が知らないだけで、最近の図鑑には載っているのだろうか?

ところで、この本では
本州産のエゾエンゴサク=「オトメエンゴサク(新称)」
と書いてあり、「正体はまだ不明」という書き方になっている。

ここでいう「正体」とは、他のページの、たとえばシコクフクジュソウでもそうだが、その遺伝的つながりとか生活史そのものも含めてのことなのだろう。

まあ、そういうむずかしいことはおいとくとしても、以前から気になっていことはというと、

オトメエンゴサクの分布図に新潟県が全くプロットされていない

ということだ。

分布図では、富山・長野の新潟県境、福島の新潟寄り、山形、秋田全域青森などがプロットされている。
しかし、新潟県は全域真っ白。
これはどういうことなのだろう?
資料が、研究データがないということなのだろうか?

新潟にオトメエンゴサク(エゾエンゴサクの本州タイプ)は分布していないのだろうか?
とすると、新潟のエンゴサクはすべてヤマエンゴサクってこと、、、?

どうもわからんけど、こういった本を読んでるのは愉しい。