山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

年末に聴く音楽

2012-12-31 | インポート

ちょうど紅白の放送が始まっている。
出場歌手をほとんど知らないこともあるが、派手な演出やにぎやかさだけが目立つ最近の歌合戦は、わざわざ見なくてもよい。

それよりも、知人のおすすめのこちらの曲のほうがよほど年末にふさわしい。
クライマックスは7:00あたり。

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YouTube: 三波春夫~元禄名槍譜俵星玄蕃~

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さて、クラシックで年末と言えば第九なわけで、これもちょうど裏番組でノリントン指揮で放映中。
CDでも何度か聞いているが、3楽章のカンタービレとか4楽章のAlla Marcia のテンポとか興味のあるところが多い。

ベートーベンといえば、第九よりもやはり32番のソナタのほうが、自分には年末の音楽にふさわしい。
特に第2楽章のアリエッタは、ゴールドベルグとどっちをとるかというほど最高の音楽だと思う。(9:00あたりから2楽章)

音の流れを聴きながら、今年はいろいろあったなあ、、、などと思い起こすようなところもあるし、最後は天に昇るような曲なので、人生をしみじみ思い返すような音楽でもある。

クラウディオ アラウは、知名度からするとそれほどでもないのかもしれないが、何枚か持っているこの名曲のCDのなかでは一番のお気に入りだ。
こうして映像を見ることができるとは思わなかった。

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YouTube: Beethoven - Piano Sonata No. 32 in C minor, Op. 111

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本年も、このBLOGを見て頂いて どうもありがとうございました。


2012年 今年のお気に入り(4)

2012-12-30 | インポート

Gassan

年々と山歩きの回数が減少していく。休みが取れないことが最大の理由ではあるが、体力も落ちてるし、いつまで山の花を楽しむことができるのかわからない。
月山へは、今まで何度も行っているし、この場所も何度も通過している場所なのに、今回初めてこの場所でトキソウを見ることができた。
それもミヤマリンドウと一緒に咲いているので驚いた。

月山登山の記事はこちら

Happou

こちらは、おなじみ八方池近くのチシマギキョウで、今年も健在なことを確認できて一安心だ。
白い岩に咲く姿は、いつ見ても素晴らしい。
年賀状はこれにしようかな、、、?

八方尾根散策の記事はこちら


2012年 今年のお気に入り(3)

2012-12-30 | 野山で楽しむ

Kobaimo
水田のあぜ道に咲くコバイモ見学も毎年恒例になっている。
周囲に生えている小さな苗にも注目で、ほとんどがミチノクエンゴサクなのだが、時々コバイモの実生苗もあるようなので、これらが無事に育って欲しいものだといつも思う。

Tachiaoi

水田に咲く花で、梅雨時の定番商品はこれ。
まあ、どうということもないのだが、なぜか田園風景にマッチしている。


2012年 今年のお気に入り(1)

2012-12-29 | インポート

午前中だけ会社で残務整理をして、ようやく年末年始の休みに入った。
この時期には珍しく良いお天気だったので、庭の片付けを優先し、夕食後に年賀状も書かねばと、まず写真の整理を始めた。

今年は仕事も忙しくて、さっぱり良い写真もないのだが、ながめていると気になる写真も見つかり、来年はもう少しあれこれ、、、と思い描いたりしてみることになる。

年賀状の写真がなかなか決まらないので、とりあえずこちらのほうを先に進めることにする。

Anemone1_2

アネモネの仲間は、誰にでも好まれて山野草界のアイドルと言ってもよいだろう。
この花は草丈もそれほど大きくならず、鉢植えでもよく花が咲くのでお気に入りのひとつだ。

Anemone2

けっこう増えるので庭にも植えているが、大きめな鉢にたくさん咲かせてみたいところだ。

Anemone3_2

庭の花もよいが、自宅近くの国道沿いに咲くこっちのほうも、なかなかのお気に入りだな。
キクザキイチゲ ルート290


Anemone3



雑誌を読んで

2012-12-24 | BOOK
山野草とミニ盆栽 2013年 01月号 [雑誌]

山野草とミニ盆栽 2013年 01月号 [雑誌]
価格:¥ 980(税込)
発売日:2012-12-12

今月号は非常に面白い。

・「世界花紀行」に紹介されている写真はいつも興味深いものだが、今月号の最初に紹介されているキアノカリスと最後に紹介されているメコノプシスなど、ブータンの最奥の地、標高5000mに咲く花は素晴らしい。

・「特集 オのつく春の3美花」
タイトルは全くつまらんが、内容は非常におもしろく、どうやらこれは3月に出版される本の紹介も兼ねているとのことだ。
それにしても、23ページのルイコフイチゲのキュートな姿は特筆ものだ。もっと大きな写真で紹介して欲しい。
こういう姿を見ると、うちでも栽培してみたいと思う訳だが、これに比べると珍品とされていたヒトツバオキナグサはどうかなあ?

・「花の佐渡」では、”最新ルート”が紹介されているのだが、これを見て訪れる人が増えるとチョット困るなあ、、、という気がしないでもない。


タネまき その後

2012-12-23 | Hepatica

トランシルバニカのその後

Tran1

Tran2

一見つぼみのように見えるが、トランシルバニカの場合はこの親株で何度も期待を裏切られた。
おそらく開花まではあと2,3年必要ではないかと気長に待つことにする。

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撮影:2012年12月23日


園芸センターにて

2012-12-23 | インポート

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この時期には珍しく良いお天気になったので、買い物に出たついでに久しぶりに園芸センターへ寄ってみた。
いつもの山野草コーナーには、寒蘭の良い香りが漂っており、いつかは我が家にも、、、と、いつも思うわけだ。
雪割草も年中並んでるし、この時期は珍しい福寿草もいろいろと並んでいる。

チベタヌスも毎年のようにたくさん並んでいるのだが、以前のようには売れないのか、それとも売れたらどんどん補充されているのか、どうなんだろう?

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お買い得コーナーに中古の雪割草鉢があったので4個購入。
さっそく家へ帰って植替えに使用した。

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ササヌマさんの写真集バックナンバーも1冊300円だったので、これも数冊購入。
やはり、時々ここへは顔を出してみる必要もあるようだ。


積雪25cm

2012-12-09 | 庭仕事

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今シーズン初めての積雪となった。
新幹線も故障で何時間もストップしていたようだ。
まあいつものことだが、駅員に文句言ってもしょうがないし、そういう姿を放映するTV局もTV局だなあと思うわけだ。

棚の冬支度はまだほとんど進んでないので、ご覧の通りの状態。

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庭の木はまだ葉っぱが落ちてないのもあって、なかなかの冬景色となっている。

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雪が降って、紅葉の鮮やかさが増したような気がする。

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赤い実はサンシュユ

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サザンカもこの時期の我が家の定番であって、TV局同様に能がない写真を撮ってるわけだ。

 


谷村忠訓「山草百年」

2012-12-08 | BOOK

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最近発行される本には、あまり興味をそそるものがないので、、、
はっきり言えばつまらんので、古い本を買ったりしている。

古い本が面白いかというと、これもまた当たり外れが多くて、、、通販とかネットとかで入手するわけなので、本屋で中身を見てから買うのとはちがうので当たり前のことだ。

この本は「私家限定本」ということで本年夏に発刊されたようだ。
まだ数ページしか読んでいないが非常に面白い。

こういう立派な書物に対して「面白い」という感想は、はなはだ著者に対して失礼なわけだが、読み進むに連れて、こういう文書を残された著者への尊敬と感謝の気持ちに変わるのであろうという予感がする本である。

何しろ全部で450ページくらいあるので、全部読むには1年くらいかかりそうだ。