山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

雑誌を読んで IHS会誌 (つづき)

2010-08-30 | BOOK

IHS 国際雪割草協会 会誌No.10

前半の難しい記事のあとは各地のイベントや展示会の報告がつづく。

◆雪割草品評会・講評
 春に長岡で行われた品評会での入賞作品について講評が載っており参考になる。
 このすべての花を会場で見たはずなのだが、鮮明に記憶に残っているものもあれば、すでに5ヶ月も経過したせいか、おぼろげな印象しか思い浮かばないものもある。

 品評会の評価基準がどういうものか全く知らないが、花そのものだけでなく、全体の姿・バランスも重要なようだ。
 ただ、「葉がしっかりと下に巻き込んでいる」という姿がポイント高いようなのだが、シロートの感想としては、こういう姿はややだらしなく見えなくもない感じがあって、どちらかと言えば花をじゃましない程度に立ち上がってるほうが、元気があって好ましいように思える。
 
 また、来場者のアンケートで「雪割草人気コンテスト」という投票もあり、813人の応募があったそうだが、結果はどうだったのだろうか?
 どこかで発表されたのだろうか?
 少し気になる。
 

◆各地のイベント報告
 こういう記事を読むのは好きなほうだ。
 今年は九州や関西方面で非常に盛り上がっている様子が紹介されており、雪割草人気が高まることはうれしい。
 これも関係される方の努力があってのことだろう。

◆巻末に会員数が掲載されている。
 「236名」 ここ数年大きく変化はないようだが、思っていたよりもかなり少ない数字だ。
 会員名簿は配布されないので、どこのどういう方々が会員なのか全く知ることはできない。
 そういえば、会誌の原稿を書いた方が、うちのすぐ近所にお住まいだったことを知ったのも数年前のことだ。


暑いけど植替え

2010-08-29 | タネから育てる

今日も34℃、さらに明日からの週間予報でも32~34℃の高温が続くようだ。
猛暑はまだまだ続くが、雨も当分降る気配がない。
8月に入ってからは、お盆休みに降ったきり約2週間も雨が降っていないことになる。

さすがにこの暑さの中で雪割草の植替えはできないので、
シクラメン、スイセン、クロッカスなどミニ球根系の鉢を一気にひっくり返してみた。

1008291

秋咲きクロッカスのバナティクスは調子悪い。
小さめのが1つと、もっと小さなのがようやく3つ見つかった。
掘りあげておけばよかったのかもしれないし、生育時の肥料も少なかったのかもしれない。

原種系スイセンのほとんどはタネ蒔いたものだが、ラベルがなくなってるのもあったりして、結局のところ鉢の数も増えるので、その一部を庭に植えることにした。

シクラメンもタネ蒔いたものだが、めちゃくちゃ数が多いので、大きいの以外はこれまた庭に植えた。

1008292

植替えたあとに気付いたのがグラエカムで、そういえばコウムやヘデルフォリウムは2cm程度完全に用土に埋めればよいが、これはたしか、、、。
と雑誌探したら、やはり、「グラエカムは頭を出したほうが調子良い」というような記事を見つけ、植えた鉢をひっくり返して再度植え直してみた。


雑誌を読んで IHS会誌

2010-08-28 | BOOK

IHS 国際雪割草協会 会誌No.10

「会誌」と言うと、どこか簡単な冊子のようなものを想像してしまうが、実際のところは全部で40数ページもあるので立派な資料である。
立派な資料であるので、少し難しい記事も多い。
特に、今回は区切りの第10号ということもあってかどうかわからないが、私にとってはけっこう難解である(^^;

◆雪割草種子の科学
 胚乳に貯蔵されている栄養素の種類は何か、というようなことと、種子の貯蔵期間が発芽率におよぼす影響の実験結果。
まあ、常温で保存する人はいないであろうから、50日間保存すると発芽率が10%以下と言われても心配することはない。
要は乾燥させないことが重要なのだろう。
 
◆顕微鏡による雪割草の内部形態
 葉柄も花茎も、中心部には空洞になっている部分があるそうだ。
関係ないが、先日TVで「恐竜の足の骨は中心部が空洞になっている」とやっていたことを思い出した。
恐竜の話はわかりやすかったが、こちらの論文はやや難解だ。
 
◆コルヒチンによる6倍体の・・・
 タイトルからして難解なのだが、「6倍体を作って育てていたら、わずか2年で4倍体になった」とか、、、。
これも難しい、、、(^^;

◆アネモネチャワンタケ
 文章はわかりやすい。 しかし、この雪割草に悪さをするキノコは我が家の鉢にも出現しているのだろうか?
「茎を引っ張ると株元からスッポリとぬけて、、、」なんてのは、よく見る症状だ。
次回は予防処置の記事をお願いしたいところだ。
 
◆姫三段の正体に迫る!
 さらに難解記事が続く。ベクトルと言う言葉は何となく分かるが、「弁化のベクトル」となると、まるっきりお手上げ状態だ。
「二段×三段の交配イメージ」も私の頭ではイメージできず、降参(^^;
最後のきれいな花の写真で一息つくことになる。 

---------------------------------------------------------- 
ここまで難解の文章が21ページも続いている。
 読んで見たい方は、事務局へ御連絡をどうぞ!


祭り

2010-08-25 | 写真

どういうわけか、今年は我が家の前に各町内の灯籠が集合することになった。
おかげで会社帰りのマイカーは家に近づけないので、離れたところに置いといて、祭り見物なのだが、
あとで車を取りにいかねばならないので、ビールも飲めない(^^;

1008251

1008252

1008253

1008254

1008255

最後の赤いはっぴは我が町内だが、老人しかいないと思っていたのに、こんなにギャルがいたとはビックリだ(^^;


センノウ

2010-08-24 | 山野草

Sennou

しばらくは外仕事が続くので、毎日炎天下を歩いている。

熱中症寸前である(^^;

猛暑のさなかに暑苦しい花が咲いた。

最初のつぼみは、暑さのせいか、それとも虫にやられたのか消えてしまったが、いつの間にやら続々と花が咲き出してきた。


実生苗植替え

2010-08-22 | Project-Hepa

今春発芽した苗を先週のお盆休みに植替えたポット。

Yuki01
お盆休みのお天気がちょうど雨が続き、まあ大丈夫だろうと考えて植替え決行したのだが、その後は猛暑がさらに強力に復活してしまい、あまりコンディションはよくない。

Yuki02

今年はホルモン剤を止めたので、本葉が出ているのは少ないが、液肥のおかげか双葉の大きさはそこそこなので、まあ今のところは満足だ。

Yuki03

こちらは昨年発芽の分だが、植替えが遅れていて、ようやく初めて1年以上経過してからの処置となった。
なので、成長もあまり良くない。
来春の開花は期待できないと思う。


日本一の「将軍杉」

2010-08-22 | 写真

我が家から20kmくらいしか離れていないところに、「日本一の杉」がある。
何が日本一かというと幹廻りの大きさらしい。

ここにあることは以前から知っていたが、初めて見物に行った。
すぐ近くまで車で行けるのは意外だった。

最近人気の高い佐渡の原生林の大杉もぜひ見たいのであるが、あちらは数時間山歩きしないと到達しないらしいし、そもそもそれ以前に、許可がないと入山できないようだ。

100815sugi1

100815sugi2

100815sugi3

普通のカメラでは、全景をおさめることは無理のようだ。

Sugi1


レンゲショウマ

2010-08-15 | 写真

我が家でお盆に咲く花と言えば、以前はサギ草だったが、最近はレンゲショウマになっている。
ただ、この花は直射日光が続くと葉が焼けてしまうし、水切れにも弱いようなので、今年のような猛暑&晴天続きでは非常に調子が悪い。

それでも、このところの雨続きでどうにか一息ついたような感じだ。

100815kumo


100814renge1

100814renge2