山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

日帰り 月山(2)

2012-07-31 | 野山で楽しむ

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雪渓の上部から今登ってきたルートをながめてみます。向こう側の斜面が左へ下がっているあたりがリフトを降りた場所で、あそこから歩いてきたわけですね。
ちょうど1時間くらい経過しています。
このあたりは牛首というポイントで、姥ケ岳越えのルートといっしょになります。

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ここで少し休憩してバナナと甘いどら焼きを食べました。
あたりはいろんな花が咲いていて、思い出しながら書いてみます。

チングルマ、イワカガミ、アカモノ、ショウジョウバカマ、ヒナザクラ、イワイチョウ、ミヤマカラマツ、なんとかアザミ、トモエシオガマ、、、。

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アオノツガザクラはけっこう大株がたくさんありますね。

休憩後は、いよいよ頂上へ向けての登りとなるわけですが、、、、、

時折ガスが消えて、視界が開けると、見えてくるのは登山者の列で、、、(^^;

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頂上まで連なってるようですね。

まあ、のんびりと登ることにします。

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今は撤去された鍛冶小屋跡の近くまでくると、風がかなり強くなってきました。

ゴロゴロした岩の階段をずっと登り続けているので、少しひざも痛くなってきて下りの心配をしていました。
ダンナも「左ひざあたりに違和感がある」とか言ってますが、実際のところ5月の連休明けからずっと同じことを言ってます。それで、五色沼の周囲を8kmも歩いたし、浄土平も八方尾根も、いつも「違和感あり」なんですね。

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横からの強風を受けながら頂上に到着しました。牛首から1時間足らずです。

まずは月山神社参拝、お祓いしてもらい(500円)、交通安全のお守り(500円)を買って、空き地でお昼を食べることにしました。
最近のお昼はセブンイレブンのおにぎりが定番となっています。

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団体さんが記念撮影してますね、下りのときにはこの団体さんのなかに入ってしまい、登り以上に大渋滞の目に遭いました。

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頂上からはガスのためにほとんど視界がありませんでしたが、雨に打たれずにまずまずのお天気でした。


日帰り 月山(1)

2012-07-30 | 野山で楽しむ

越後屋ニョーボです!
10年ぶりくらいに月山へ出かけてきました。

以前は、山形方面への高速道路がなかったんですが、少しずつですが日本海側の高速道路も整備されて、便利になってきました。
現在は、新潟から村上の少し先までが開通、そして山形側では、あつみ温泉から鶴岡までと鶴岡から湯殿山、そして一般国道の月山道路を経由して、約3時間ちょっとということになりました。
高速道路と言っても、ほぼ全線が片側一車線で無料区間も多くなっています。

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朝出発したのが5時20分、月山スキー場の大駐車場に着いたのが8時40分ごろでした。
距離はちょうど200kmです。

正面は姥ケ岳(1670m)方面ですが、暗い雲に覆われていて、お天気がやや心配なところです。
めざす月山頂上(1984m)は右手になるんですが、もちろん何も姿は見えません。

まずは、画面中央のリフト乗り場から上へ向かいます。(往復で1,000円)

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リフトを降りるとガスの切れ間から時折青空が見えますが、それも一瞬です。

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ここからのコースは姥ケ岳を経由するルートと夏スキーをやってる谷の方へいったん下るという二つのルートがあります。

写真は姥ケ岳コースを登っていく登山者ですが、大勢見えますね。
しかし、谷のコースも似たようなものでした。

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チングルマは初々しい花がたくさん咲いていました。

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どんどん下ります。そして、雪渓のあたりから登りになります。
今まで何回かこのコースを歩いているんで、様子はだいたいわかっています。

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いつものようにヒナザクラが咲いています。
ヒナザクラは雪が溶けたあたりに順番に咲いているので、いつ来てもどこかで見ることができます。

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写真係のダンナは、あんまり熱心には撮影してくれませんが、ホントたくさん咲いています。

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夏スキーでにぎわう雪渓までやってきました。
ここから登山道は雪に覆われているので、ちょっと注意して登ることになります。

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珍しく、ダンナ登場。(クリックしても写真は大きくなりません)

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団体さんの後について、滑らないように慎重に登ります。
アイゼンは必要ないですが、下りの人はけっこうスリップされてるようでした。

風が涼しくて気持ちが良い登りです。


Lilium rosthornii

2012-07-25 | 山野草

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今朝、小雨の中で撮影。
直接、花を見ている感じでは、昨日よりもきれいに見えたが、写真はそれほどでもなくて、ややガックリ(^^;

生の花は上品でさわやかな感じだ。
今、あちこちで見かけるヤブカンゾウとかノウゼンカズラのような暑苦しいオレンジ色とは雲泥の差だ。

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Lilium rothornii

2012-07-23 | 山野草

リリウム・ロストルニイ

オレンジ色が非常に良い。
オレンジと言っても赤みは強くなく、橙色というより「みかん色」と言った方がよいのか。
夕張メロンの色を少し薄くしたような感じもするし、カキランの色にも近いか?

こういう色のユリは初めて見た。

原産地は中国で、キカノコユリと交雑するそうである。
この花も栽培の過程でいろいろな血が混ざっているのかもしれない。

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「黄金オニユリ」
これは庭の隅の方で毎年咲いているが、非常に丈夫な花だ。
こぼれたムカゴで勝手に更新しているのかどうかはよくわからない。


開花中

2012-07-22 | 山野草

特に大雨も降らないうちに梅雨明け宣言が出され、まずまずのお天気が続いている。
週間予報でも、おおむね晴れ、気温は30℃弱という平年並みとなるようだ。

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3年前に播いた「黒軸モイワシャジン白花」
鉢植えなのにけっこうな大きさになっているので、地におろせばツリガネニンジン並になるのであろうか?
と思案中。

シャジンと言うなら、できれば暑い夏が過ぎてから咲いて欲しいが、まあ仕方がない。

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タネ播いたツルビランジ
も少し力がついてくれば、ツルのように伸びてくるのだろうか?

ツボミもたくさんついて、なかなか良い花だ。

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シキンカラマツ
アルムさんから「ラベンダーフォーム」という名で入手。
かれこれ6,7年になるのかもしれないが、ずっと鉢植え。
これも庭植えにして、大株で楽しんだ方がよいかもしれない。

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日除け用の西洋朝顔
あまりにも元気がよいので、今日さらに上方へネットを延長した。


下の樺のシラネアオイ

2012-07-19 | 野山で楽しむ

チシマギキョウと、もうひとつの目的であったシラネアオイも花の盛りで、ちょうど良い時期だった。

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オオサクラソウの濃い色も景色の中でアクセントになっている。

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登山道を挟んで、山側では咲いているサンカヨウだが、残雪がたっぷりある谷側では、まだ芽が出始めたばかりだった。

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2012/7/16 八方尾根


岩場に咲く

2012-07-18 | 野山で楽しむ

岩のすき間に咲く花は好きなので、見つけ次第カメラを向ける。
ガレ場なら、なお良い。

こういう花の風景を見ると、自宅の庭でロックガーデンを作ったり、石に付けて栽培を楽しむとか、そういうことには関心がなくなる。

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2012/7/16 八方池周辺


チシマギキョウ 今年も健在!

2012-07-16 | 野山で楽しむ

ここのチシマギキョウを初めて見てから、かれこれ15年くらいになるかもしれない。
いや、ひょっとすると20年経ってるか、、、?
何しろ数日前にテレビでトトロをやっていたが、10数年前の制作と思っていたら、24年前だそうである。
このごろ、記憶はかなりあいまいになっている、、、(^^;

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それはそうと、今年はベストタイミングで花を見ることができて非常にうれしい。
この日をねらったわけではないが、ちょうど休みとお天気の具合がよかっただけなのだ。

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ほぼ3カ所に自生しているのだが、上の株と下の株がちょうど見頃でこんなにたくさんの花を見るのは、これが初めてだ。

今年は当たり年なのだろうか?

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真ん中の一番形が良いアーチ状の株は、まだツボミが多くあと数日後が見頃となるようだ。
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2012/7/16 八方尾根