世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

踏み倒し

2016年05月24日 | 100の力
ボクの場合、家 = 仕事場 である。

仕事場 = 収入源 といことになるが、

2か所あるその場が今回の地震でいずれも使用不能に陥っている。

片方(熊本市内)はビル内のテナントで、

ビルそのものに亀裂が入り危険な状態なので廃業する方向で考えている。


勢いもう片方(阿蘇・西原村)で生計を立てて行かなければなrないが、

建物は一部損で済んだものの、

周囲の山崩れの危険性があるため、

雨が降れば避難指示が出るありさまなので、

今のところ梅雨明けまでは静観せざるを得ない状態である。


家賃収入も入らないので、わずかばかりの年金でしのいでいる。

それも、光熱費や携帯代、保険料に消えていくが。


貸しているお金も督促しているにもかかわらずなかなか返してくれない。

踏み倒して、ボクから逃げ回っている人物も数人いる。


大口は、現在係争中(福岡の貸金請求事件)である。

というか、今回の地震で第一回目の公判が延期され、

次回は、6月7日、熊本地裁で午後4時半開廷である。

被告は、ここでも答弁書を送りつけ、出廷しないことを表明している。



ただ、今回の地震でこうした不利益ばかりを蒙っているわけではない。

むしろその恩恵に預かって、感謝している。


避難所における炊き出しや、疎開先での受け入れは、

現金のない身にとっては急場をしのぐの対策として多いに助かっている。


加えて、固定資産税、自動車税などの請求も延期になっている。

健康保険、介護保険料などもまだ未定だ。

7月末までは、手持ちがなくても病院には行けるのでこちらも助かっている。


あとは、個人的な負債、とりわけクレジット関係もストップせざるを得ない(支払えない)状況だ。

請求は来るだろうが。

金融機関の返済も、2か月は猶予してくれるという。

そして、その後の支払い条件の変更にも相談に応じてくれるという。

これも急場しのぎだが、助かる。


もう一つは、地震保険だ。

これはもう何ともラッキーであった。
(ラッキーパーソンの真骨頂true value)

なんと、4月13日に加入したのだから。
(その翌日、大地震発生)

絶妙のタイミング!

胸騒ぎがしたのだろう。

動物的感が働いたとしか言いようがない。


神様は、取り上げるものと引き換えに、

プレゼントもちゃんと用意してくださっている。


     近くの庭園に可憐に咲く蓮の花


あとは、今後のことを考えて、

あらゆる手をつくして債権回収に回らねば。

もちろん、仕事も準備中。