世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

世界を変え、自分を変える

2013年10月10日 | 人間関係
世界をより良く変えてみたいと思わないか。

自分自身を、より素晴らしい自分に変えてみようと思わないか。



世界には二つの意味がある。


ひとつは、いわゆる地球的な世界と、

もう一つは、自分を取り巻く環境的世界だ。



一国の大統領になっても、

巨万の富を築いても、

地球的な世界を変えることはなかなか難しいが、


いわゆる自分の世界を変えることはできる。



その中でも、地理的環境は

転居(移住)や旅行によって変えることができる。


あるいは、仕事を変えることでもかなり自分を取り巻く世界を変えることができる。



自分を取り巻く世界にも、物理的な世界と人間的な世界がある。


転居や転職で人間的世界を変えることはできる。

つまり、場所を変えることで付き合う人間が変わるのだ。


これは当然である。


ところが、

転居も転職もせず人間関係がガラリと変わることを経験した。


今まで親しく付き合っていた人々が何も言わずに離れていく。

友達だと思っていた人間がいともあっさりと去っていく。


一抹の寂しさは感じるものの、

結局は腰掛けに過ぎなかったのかと、人間の本質を垣間見た気がした。





だが、ボク自身も一部の人間に囲まれて寂しさを紛らわしていたことに気づいた。


そして、自分にはもっと違う世界があることを知った。


そこで新たな人間関係が生まれる。



人は所詮人の中で生きていくことを余儀なくされる。



別れの中で、それまでの人間関係が崩壊し、

出会いによって新たな人間関係が構築される。


ここでもスクラップ・アンド・ビルドの原理が生きている。



去っていくものは、ボクの悪口をいい、責任をボクになすり付けるだろう。

ボクが変わったと言うだろう。


ボクから去っていった女のほとんどすべてが、

「あなたは変わった」 

と捨てゼリフを残している。


「あなたにはがっかりよ」

「見損なったよ」

何度言われたことか。



そうかもしれない。

いや、そうなのだ。


だが、そういう人間はどうなのか。

人は自分を正当化したがる。


それはお互い様だろう。




ボクは変わるたびに、進化し成長を遂げる。

それを理解する者だけが、真の友となる。


あるいは、利害関係だけかもしれない。


それでも利とするところがボクにある限り、

人は留まる。




古い服を脱ぎ捨てて新しい服に袖を通すとき

惜別の念とともに清々しい気持ちに襲われるの何故だろう。



新陳代謝はあらゆる世界で起きている。


国のリーダーを変える時、

クーデターであったり、

革命であったり、

暴動から紛争、市民戦争へと発展していくことはよくあることだ。


一見民主主義的な選挙も汚職とイカサマに苛まれることも多い。



人間関係とはかくも醜いものなのか。

いや、むしろ甘美すぎるのかもしれない。



だから飽きもせず仲間を求めてつるむのだ。


ボクは所詮一匹狼。

つるまず、緩まず、絡まずを貫く。



去っていくものの背中を見送ったあとは、

新しい来訪者の歓迎の宴を開こう。



世界を変えよう。

Change the world.


自分を変えよう。

Change yourself.


自由な発想を持て。

Think out of the box.