世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ATM こんなことは初めてだ!

2010年11月03日 | 
世界を回る時、両替には気を配る。


到着した空港ではまず換えない。

換算率が悪いからだ。




もっぱら、町のATMを利用することが多い。


よっぽどの田舎でない限り、

だいたいATMはどこにでもあるからだ。



そのため、CITIBANKのキャッシュカードを持ち歩く。




ほぼ全世界で使えるので重宝する。



そして、必ずそこの国の通貨でATMから紙幣が出てくる。


ペロンと紙幣が出てくると、いつもホッとする。






そのノリで、

ここカンボディアのシエムリアップでも

現地の通貨リエルを手に入れるべくATMブースに飛び込んだ。




ところが、



出てきた紙幣は、



ナント





USドル。



思わず、エーッと叫んでしまった。


隣にいたフランス人のカップルが、


「ドルなの?」 ってやっぱり驚いて聞いてきた。





こんなのって、アリ?




確かに周りを見渡せば、

レストランでも、屋台でも、お土産でもみんなUSドル表示で値段が示されている。




確か、ここも前はフランス領だったはず。




じゃあ、ここの通貨、リエルはどうやって手に入れるの?


ッて思ったら、


細かいセントの部分をおつりとしてくれるのだ。


なるほど。



いつからなんだろう。


ポルポト政権の時はどうだったのだろうか?

などと考えてしまった。




地に落ちかけているといっても

まだまだドルも捨てたものじゃない、って改めて思った。



「ドルを持って、英語が話せりゃ

世界中どこだって行ける」 


というボクの口癖はまだ通用しそうだ。



結局おつりでもらったリエルは使うところがなかった。



コレクションしている世界のコインも

ここでは発行されていないし。



ベトナムも、一昨年からコインを使用しなくなった。





でも、超円高で


というか、ドル安ですごく助かっていることは事実だ。。