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世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ゆれる~!

2007年12月22日 | 社会
ボクが仕事場で使っているメインの建物は、築100年のいわゆる古民家だ。


穏やかな日がずっと続いていたが、昨夜から一転、強風の嵐となっている。

雨は強くないが、とにかく風が台風並みだ。

冬至の嵐か?



2階に寝泊りしているのだが、揺れる。

   まるでボクの心のように揺れ動く。


船酔いしそうなくらい、といえばチョッと大袈裟かもしれないが、不安になる。



ナント言っても、土台が100年前のままだから、柱が土台石の上にチョコンと乗っかているだけなのだ。

  しかも、釘は一本も使ってない。


とはいえ、柱や梁が今の建物と違って、太い!

  その重みと、昔ながらの複雑な継ぎ手の技術で持たせてある。


なんせ、100年という長い年月、地震や風雪に耐え忍んできたのだから。


  今の高層ビルや、耐震住宅も揺れるようにわざと設計してある。




人間も、逆風の吹きすさぶときは、頑(かたく)なにならず、竹のようにしなやかに揺れる方がいいのだろう。


    「しなやかさ」 と、「したたかさ」 を併せ持つことが必要だ。

   Have Hard & Flexible Mind.