世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

Shock !!

2007年12月19日 | 人生
ボクが仕事場としている同じ阿蘇の西原村に、高校時代の同級生同士の夫婦が住んでいる。

   数年前にそこに家を建て、夫婦二人仲良く暮らしていた。



彼らの家は、ボクが市内の自宅から仕事場に行く道沿いにある。

  その都度、彼らの家の前を通ることになる。



夕方帰るとき、いつものと違う様子にボクは思わず急ブレーキを踏んだ。

玄関先に葬儀のテントが張られ、喪服を着た人が三々五々集まっている。


「まさか!?」

   数ヶ月前、ボクは彼らの家を訪ねている。


恐る恐る車から降りて、表にいる女性に尋ねた。

「アノー、どなたが・・・?」

答えを聞くまでもなく、玄関先に大きく書いてある名前が目に入った。

奥さんの名前だ。

「エーッ!! どうして・・・?」

女性はうなだれたまま首を横に振った。

「ご主人は、中に?」

「ハイ、中に居ます。どうぞ」

彼女に促されるまま、ボクは中に入り、祭壇の前で真っ赤に目を泣き腫らした旦那に深々と頭を下げた。

「ご焼香を・・・」

  彼女は、高校時代の面影を残したままで、安らかに永遠の眠りについていた。

「ありがとう」

この日の早朝、急に具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたがそのまま・・・、

    ということだった。

  詳しくは、聞ける状況ではなかった。





先月も、関東に住むやはり高校時代の同級生が、ガンで亡くなったという訃報が届いたばかりだ。

二人とも、まだ50代。

   あまりにも、若すぎる。



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朝起きて、生きていることに、感謝。

夜寝る前に、一日無事に過ごせたことに、感謝。


   こうして生かされていることを、日々実感する。


今日一日を、精イッパイ生きよう!!