世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

親の家を片付けながら

2007年12月04日 | 人生
「親の家を片付けながら」という翻訳本を興味深く読んだ。


今まさに、ボクはそういう状態にある。

  7年前に、父が他界、母はこの夏から老人保健施設に入居中だ。


親の実家は今誰も住んでいない。

  そして、恐らくこれからももう誰も住むことはないだろう。



母親の了解の下、処分の方向で検討中だ。

いずれにせよ、中の品物の整理をしなければならない。

ボクは、その家に済んだことはない。

だから、ボクの個人的物はほとんどない。



アルバムや、衣服や書籍の数数の中に、両親の意外なものを発見したりする。

   思い出の詰まった過去にしばし引き戻される。


あまり急いで片付ける必要もない。

ジックリ思い出や余韻に浸りながら、吟味するように眺めて懐かしい時間が過ぎていく。



フト、
     ボクの子供たちには片付けが大変だろうな、と思う。

        何せ、品物が多すぎる。


どうせなら、宝探し感覚を滲ませておこうかと、いつもの遊び心が芽生えた。