世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

引き際

2007年08月02日 | 教育
辞めるタイミングは、始めるときよりある意味難しい。

続ければ続けるで文句を言われる、辞めたら辞めたでバカにされる。
    
       辞めることは、新たなスタートだ。



人生では、ゴールのテープを切れば、瞬時にスタートの号砲が鳴り響く。

青息吐息で一つのゴールに飛び込んで倒れこんでいる暇は無い。

   疲れたからといって、心臓を一度止めることができないように。


つまり、ゴールの先に新たなスタートを見据えているか、イメージを明確にさせておく必要がある。

             怠ると悲惨な結果を招く。



人生を辞めることは、死を意味する。

人生の引き際もさまざま。

人には必ず、人生の引き際が来る。

自ら死を選ぶのは、卑怯だ。

生涯現役で、引き際を迎えるのは、美学に繋がる。



転職は、ステップアップに必要不可欠な選択の一つになる。

ただ、むやみに退職したり辞職することは、破滅を惹起する危険性を孕む。



格差社会という標榜の元で、マスコミの良い標的にされているのが、ネットカフェ難民だ。

ネットカフェ難民を生み出す社会環境が、政治的に責任があることは否定できないが、それに甘んじる人生を選択する過程に甘えが見られる。


「親と喧嘩して、家をとびだした」

「会社の仕事が、合わなくて(面白くなくて)」

    などなどの理由で、安易に飛び出してしまう。


飛び出したいなら、飛び出した後の行き場所を確保してからにするべきだ。

つまり、ゴールの後のスタートを見極めてからにする。

それまでは、「ナニクソパワー」を搾り出して耐える。


   この「ナニクソパワー」が無い奴が多すぎる。
                        甘ったれるな!



進むも地獄、引くも地獄。(どこかの首相の心境か?)

   進むには勇気が必要。

   引くときは更なる勇気を振り絞らなければならない。


卒業とはある意味引き際だ。

学校はもちろん、定年や中途退職、あるいは離婚さえ卒業して新たな夢と希望に繋げるチャンスなのだ。

   決して終わりではない。新たなスタート。

   終わりとは、死を意味する。

   生きている限り、常にスタート地点に立てる。





  夢と希望を失わず、自分を信じ、信念を貫く裏づけがあれば、常にリスタートの扉は開いている。


    サア、君も僕も『リスタート』だ!

            自分にカーツッ(勝つ)!!