世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

水源

2007年08月01日 | Weblog
                                    近くの塩井水源
                 前には山女小屋もあり、山女料理が楽しめる




人が生きていくためには、最低必要なものがある。

空気と水だ。

その有り難味を、普段はすっかり忘れている。



柏崎の断水が、地震以来15日ぶりにほぼ全面復旧した。

「水のありがたさが初めて分かった」

  蛇口から出てきた水を見た主婦の弁だ。


僕も、熊本市に生まれ、大阪や東京で暮らしている間はさほど感じていなかった。


田舎暮らしを初めて、水のありがたさが身に沁みて分かった。

田舎には、美味しい新鮮な水は得られるが、量が限られ、水利権なるものが存在する。

  よそ者には、この水利権がなかなか得られない。

  自らボーリングしても、質に問題がある場合が得てして多い。


田舎に移り住んで、ホトホト水には苦しめられたと言っていいほど、水難の相があった。


高い授業料を払ったお陰で、今、ここ西原村では阿蘇の伏流水がコンコンと湧き出て、どんなに使っても月400円で美味しいミネラルウオーターが蛇口から出る。

  それだけでも、ぜいたくで、ありがたい。


近くには、涼にはもってこいの水源や、マイナスイオン溢れる滝もある。

  ロハスの生活には、この上ない恵まれた場所だ。

                        感謝!感謝!


いまや水難の相が去って、気をつけるのは、女難の相だ。

 
                        ナンチャッテ