ミナト神戸を見下ろす高台、近代高層ビルの現在の兵庫県庁舎の側に、
なんともレトロで重厚な建物があります。
以前行った時は外観しか見られなかったのですが、今回は内部も見てきました。
兵庫県公館は、明治35年(1902)年に兵庫県本庁舎として建設された歴史的文化遺産。
今も県の迎賓館および県政資料館として活用されているそうです。
一般開放は、毎週土曜日(年末年始を除く)の午前10時から午後4時まで、
迎賓館部門(知事室、貴賓室など)と県政資料館部門を一般開放しています。
また、県政資料館部門は、祝日を除く平日(月曜日~金曜日)も、午前9時から
午後5時まで自由にご覧いただけます。〈入場無料〉とのことです。(HPより)
GW期間中は特別に祝日でも一般開放されており、これを見逃すテはありません。
人出が集中、大混雑・・・と言うような事も無く、いたって人気薄?なので
ゆっくり見て回れます。GWの過ごし方としてはヨカッタと思っています。(^_^ゞ
南玄関
2階展示室に置かれていた模型
中庭を中心とする回廊式のフランス・ルネッサンス様式の壮麗な建築で、
地上3階・地下2階となっています。設計は山口半六氏。42歳で逝去、その後に竣工。
竣工時は日本最大級の庁舎建築であり、これは1890年代から東洋最大の海運市場を
有するようになっていた神戸港の往時の繁栄を映したものともといえます。
戦災により外壁を残して焼失しましたが、戦後2度の修復により明治の面影を
色濃く残す兵庫県公館に生まれ変わり、館内は小磯良平の西陣織タペストリー
「神戸・メリケン波止場」や金山平三、東山魁夷、横尾忠則ら兵庫県ゆかりの
芸術家の作品が多数展示されており、館全体が美術館・博物館としての性格も
もつようです。※館内の撮影はOKですが、美術品だけの撮影はNGでした。
北玄関のロビー
3階廊下。控え室が並んでいる。手前はエレベーターのドア。
ロの字型の回廊式建物に加えて北玄関から入ると、そこは2階ってな事になるので
方向感覚が・・・あれッまたココに?今何階やったっけ?てなことになりながら。(^_^ゞ
玄関ホール
玄関ホールのつりがね草のシャンデリア。
会議室
館内の照明の多くはこの「つりがね草」をモチーフにしたレトロなデザインでした。
それとは別に、大会議室の天井には兵庫県の花「のじぎく」をモチーフにした
シャンデリアが使われています。
大会議室の野路菊のシャンデリア。
この野路菊(のじぎく)の意匠は絨毯にも使われていました。
左が大会議室、右は貴賓室の絨毯。
大会議室の絨毯では正面を向いている野路菊ですが、貴賓室は皇族の方が
来られた時、踏んでも失礼が無いよう横を向いているのだそうです。
3階に上ると、この建物の醍醐味が・・・
屋上庭園があります。2階部分の屋根がパティオになっており、芝生が敷かれ
周囲は花壇になっています。
中央には噴水がありましたが、行った時は水は出ていませんでしたw
噴水の真ん中に何やらモニュメントがあり、周りには本物のシャコ貝から
水が出るようになっています。
県政資料館では、伊藤博文初代兵庫県知事(後の初代総理大臣)の時代から
現在に至る県政の歴史などの展示などを見ることができます。
あらら、「はばたん」まだ居たのね。(^_^ゞ
立体地図を見ると兵庫県が日本海、瀬戸内海、太平洋に面しているのが分りますね。
床には伊能忠敬が測量、描いた「伊能図」が再現されていました。兵庫県部分だけ。
3階南ロビー?
西側の外壁。
北玄関。
北門。
2013.4/29、兵庫県公館にて。
なんともレトロで重厚な建物があります。
以前行った時は外観しか見られなかったのですが、今回は内部も見てきました。
兵庫県公館は、明治35年(1902)年に兵庫県本庁舎として建設された歴史的文化遺産。
今も県の迎賓館および県政資料館として活用されているそうです。
一般開放は、毎週土曜日(年末年始を除く)の午前10時から午後4時まで、
迎賓館部門(知事室、貴賓室など)と県政資料館部門を一般開放しています。
また、県政資料館部門は、祝日を除く平日(月曜日~金曜日)も、午前9時から
午後5時まで自由にご覧いただけます。〈入場無料〉とのことです。(HPより)
GW期間中は特別に祝日でも一般開放されており、これを見逃すテはありません。
人出が集中、大混雑・・・と言うような事も無く、いたって人気薄?なので
ゆっくり見て回れます。GWの過ごし方としてはヨカッタと思っています。(^_^ゞ
南玄関
2階展示室に置かれていた模型
中庭を中心とする回廊式のフランス・ルネッサンス様式の壮麗な建築で、
地上3階・地下2階となっています。設計は山口半六氏。42歳で逝去、その後に竣工。
竣工時は日本最大級の庁舎建築であり、これは1890年代から東洋最大の海運市場を
有するようになっていた神戸港の往時の繁栄を映したものともといえます。
戦災により外壁を残して焼失しましたが、戦後2度の修復により明治の面影を
色濃く残す兵庫県公館に生まれ変わり、館内は小磯良平の西陣織タペストリー
「神戸・メリケン波止場」や金山平三、東山魁夷、横尾忠則ら兵庫県ゆかりの
芸術家の作品が多数展示されており、館全体が美術館・博物館としての性格も
もつようです。※館内の撮影はOKですが、美術品だけの撮影はNGでした。
北玄関のロビー
3階廊下。控え室が並んでいる。手前はエレベーターのドア。
ロの字型の回廊式建物に加えて北玄関から入ると、そこは2階ってな事になるので
方向感覚が・・・あれッまたココに?今何階やったっけ?てなことになりながら。(^_^ゞ
玄関ホール
玄関ホールのつりがね草のシャンデリア。
会議室
館内の照明の多くはこの「つりがね草」をモチーフにしたレトロなデザインでした。
それとは別に、大会議室の天井には兵庫県の花「のじぎく」をモチーフにした
シャンデリアが使われています。
大会議室の野路菊のシャンデリア。
この野路菊(のじぎく)の意匠は絨毯にも使われていました。
左が大会議室、右は貴賓室の絨毯。
大会議室の絨毯では正面を向いている野路菊ですが、貴賓室は皇族の方が
来られた時、踏んでも失礼が無いよう横を向いているのだそうです。
3階に上ると、この建物の醍醐味が・・・
屋上庭園があります。2階部分の屋根がパティオになっており、芝生が敷かれ
周囲は花壇になっています。
中央には噴水がありましたが、行った時は水は出ていませんでしたw
噴水の真ん中に何やらモニュメントがあり、周りには本物のシャコ貝から
水が出るようになっています。
県政資料館では、伊藤博文初代兵庫県知事(後の初代総理大臣)の時代から
現在に至る県政の歴史などの展示などを見ることができます。
あらら、「はばたん」まだ居たのね。(^_^ゞ
立体地図を見ると兵庫県が日本海、瀬戸内海、太平洋に面しているのが分りますね。
床には伊能忠敬が測量、描いた「伊能図」が再現されていました。兵庫県部分だけ。
3階南ロビー?
西側の外壁。
北玄関。
北門。
2013.4/29、兵庫県公館にて。