デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

涼しくなった

2010-08-19 11:52:15 | お仕事日誌
朝涼しいというのはどんだけありがたいか。うれしくなって10㎞走る。風が気持ちいい。
出社途中に、セルゲイのお兄さんから電話。やはり一端帰国して3ヶ月後に来日するということになったという。月曜日に帰るという。明日行くことにする。
弁当を早めに食べ、東上線の沿線の地方都市の会館に。副都心線で行くと、案外早いことに気づく。1時間ほど打ち合わせ。帰りに早稲田図書館に寄って、本の返却と借り出し。横浜のジャック&ベティーがメンズデーで1000円ということもあったので、若松孝二の「キャタピラ」の20時の回を見る。たとえば亡くなった井上ひさしさんが、笑いやペーソスま交え戦争反対するとすれば、若松はそんなまどろこしいことでどうするんだ、とばかりに薙刀でばっさり斬るかのように戦争なんてするもんじゃないと宣言しているような感じか。
帰り道、スイッチョンの声を聞く。生き物は敏感に季節の変わり目を感じとっているとは思うのだが・・・


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まだまだ続く暑さ

2010-08-18 11:07:43 | お仕事日誌
昨日かなり調子よく飲んでしまったようで、二日酔い状態。こういう暑い日が続くときの二日酔いは辛い。
ひとり留守番は今日まで。ベトナム出張から同僚ふたりが帰ってくる。ただ午後には帰宅。
アートタイムス6号を送った人たちに、雑誌に出てくる映画がまるまる見れるサイトがあることを知らせるメールを送る。これはサーカスと映画のエッセイを書いてくれた高崎さんから教えてもらった情報。こんなかたちでおまけが付けられるわげです。
気になるのは昨日の診断でこのあとどうするかがわかるはずのセルゲイのお兄さんかられんらくないこと。帰れなくなったのだろうか、こちらからは電話しづらい。
昨日よりはすごくはないが、やはりまだまだ暑い。ヘロヘロで家に帰る。今日はまず酒が飲みたくない。23時には就寝モード。

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「オランダ風説書-「鎖国」日本に語られた「世界」」

2010-08-18 00:52:13 | 買った本・読んだ本
書名 「オランダ風説書-「鎖国」日本に語られた「世界」」
著者 松方冬子
出版社 中央公論新社(中公新書)  出版年 2010

レザーノフの長崎滞在日記を訳しながら、一番面白かったのは日本側の通訳、所謂長崎通詞たちの言動であった。レザーノフを時に苛立たせながらも、幕府がロシアの求める通商を拒否することがわかってからは、何故か幕府内の秘密事項を暴露しながら、レザーノフに日本人はロシアとの交易を望んでいるのだと信じさせる、そのあざとさ、したたかさには正直びっくりした。レザーノフの滞在日記を訳したあとも、この長崎通詞たちのことが気になり、レザーノフ来航中に通詞たちが交替で書いた日記を読んだりもした。日本史が専門でもなく、読み方が正しかったどうか自信はないが、この最初の日露交渉において、通詞たちがかなりのイニシアティブをもっていたことがわかった。これについてはこのHPに駄文を書いている。
ずいぶん遠回りしてしまったが、この「オランダ風説書」を読んで、やはり通詞たちの役割が、通訳の枠を超えていたものであることがよくわかった。オランダ商館長から情報を聞き、それを翻訳して江戸に報告しただけでなく、情報を自分たちで選択、つまり情報操作していたことがよくわかる。オランダ風説は、情報を提供するオランダ側で、都合のいい情報を集めたものであり、それを今度は通詞と長崎奉行が選択し、江戸へ送るという二重三重の情報操作から成り立っていたことがよくわかる。ただ、この越権行為とも思われるこうした行為について著者は「通詞が情報を操作することは、幕府にとって織り込み済みだっただけでなく、自らの国内的体面を保つため必要であることも多かった」と説明する。レザーノフが日記で伝える通詞たちの言動は通訳という仕事を越権したものであるように自分には思えたのだが、そうしたお約束のなかでの行為であったと見ると、あの不可解な通詞たちの言動のまたちがう一面が見えてくるような気もした。それだけ通詞たちはしたたかであった。さらに著者はこれに続けて通詞たちが九州諸藩と深い関係をもち、「微妙に伝える情報に差をつける(たとえば、片方には全部教えるが、片方には半分しか教えない)などの技を駆使しながら、握っている情報をなるべく高く「売る」ことを考えていたようだ」とも書いている。こうした長崎通詞のしたたかさを見ると、レザーノフが見たようにことは単純ではない、見事にレザーノフはこの通詞たちの手練手管にはめられたと言えるかもしれない。
「オランダ風説書」ということを中心に据えたことにより、情報を操作し、高く売りつけもしていた通詞たちのしたたかさを見事抉<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=deracinetuush-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4121020472" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
ってみせた。


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人生最高の暑さ

2010-08-17 10:31:57 | お仕事日誌
窓を開けて寝たのに、起きたときは汗でびっしょり。すぐにシャーワーを浴びる。6時すぎに起きたのだが、なにもすることなく、またビデオをDVDにダビングする作業。さすがに今日は外を走る勇気はない。富岡駅の近くのパン屋さんで今日の昼飯を買ってから出社。とにかく暑い、おそらく我が人生で一番の暑い日だと思う。
とにかく18時までは会社から一歩も出ずにいた。高崎さんに教えてもらった「知られぬ人」を見ながら、ランチ。これが結構ヘピーなランチになり、胸焼けに。カツサンドと、ヴォリューム満点のメンチカツサンド、これだけでやめとくべきだったのにカレーパンまで食べてしまった。カレーパンが効いた。
高田馬場で早くもアートタイムス7号の打ち合わせ。次号は桑野塾、責任編集は武隈君に担当してもらうことになった。なんといってもかつては名編集者。丸投げしがいがあるというもの。いい調子ですっかり飲んでしまった。
家人たちも涼しいところから猛暑の我が家へ帰還した。今日からゆっくり寝れる。

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とんでもない暑さ

2010-08-16 10:45:21 | お仕事日誌
6時前に目が覚める。ひとりでも酒を飲めば寝れるじゃないか。どんよりとした日差しではあるがふだんとは違う暑さが地面からわき出てくるような感じの中、ベイサイドまで走る。いつも水を補給している水飲み場にホームレスのおじさんが、ペットボトル10本ぐらいに水を入れていたので、ここはパス。ベイサイド内に水場がないのではと思ったら発見。この夏は水飲み場の大事さを痛感している。
奥さんに言われた通り、余計なことはせず、朝飯を食べ、食器を洗い、出社。さらに暑くなっていて呼吸するのが苦しいぐらい。いままでルスツへ行ったり、アルマトゥイに行ったりと、東京がくそ暑い時に微妙に逃れていたので、間違いなく自分が経験する一番の暑さである。やっとの思いで会社に到着。
昼下がりの9月公演は、らっぱらぱんのソロ公演とすることを決定、メンバーにメールで知らせる。いま来日中のユーリイとゴーシャにメール。お土産にふたりの写真が入っている(迷惑な)時計をもらったので、そのお礼とたぶん今度は会えないだろうという知らせをしておく。すぐに返事がくる。時計はマグネット付きなので冷蔵庫に付けておけという。そんなことをしたら家人が嫌がる。昼はカレー弁当。なかなか可愛いお姉さんが売っていた。弁当がなければ毎日通うかも。
採血のため新宿の病院へ。炎天下、地下鉄に乗るとホットする感じ。
18時ちょい前に退社。惣菜を買って、帰宅。今日はうどん。いつも一本の缶ビールが、やはり喉からから、二本に。
一人でいるとめちゃくちゃ独り言している。
今日も余分目に酒飲んで就寝。

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