書名 「十五歳の露国少年の書いたカムチャツカ旅行記」
著者 ジョルジュ・クラマレンコ 翻訳 松本高太郎 編集 今井昌雄
出版社 新函館ライブラリー 出版年 2013
復刻版。1918年の夏に横浜で暮らしていたロシア人の少年が兄弟と一緒に、父に連れられ、カムチャツカを旅した記録。まず驚くのが1918年といえば革命のあった翌年、極東の外れまではその影響は及んでいなかったということなのだろう。それに15歳の少年に銃をもたせ、狩りをさせるというのも、なかなか驚きである。横浜から汽車で函館へ、そこから船でペトロパブロフスク、そしてあとは熊や鳥を求めて、キャンプしながら狩りをするという内容だ。さほど衝撃的な事実があるわけでもなく、当時のカムチャツカの自然がよくわかるということ、それとちょっとだけ旅の伴侶となる「デルス・ウザーラ」のアレクセイーエフが登場するのが目をひくぐらいかな。
貴重なカムチャツカの自然についての証言といえる。
著者 ジョルジュ・クラマレンコ 翻訳 松本高太郎 編集 今井昌雄
出版社 新函館ライブラリー 出版年 2013
復刻版。1918年の夏に横浜で暮らしていたロシア人の少年が兄弟と一緒に、父に連れられ、カムチャツカを旅した記録。まず驚くのが1918年といえば革命のあった翌年、極東の外れまではその影響は及んでいなかったということなのだろう。それに15歳の少年に銃をもたせ、狩りをさせるというのも、なかなか驚きである。横浜から汽車で函館へ、そこから船でペトロパブロフスク、そしてあとは熊や鳥を求めて、キャンプしながら狩りをするという内容だ。さほど衝撃的な事実があるわけでもなく、当時のカムチャツカの自然がよくわかるということ、それとちょっとだけ旅の伴侶となる「デルス・ウザーラ」のアレクセイーエフが登場するのが目をひくぐらいかな。
貴重なカムチャツカの自然についての証言といえる。