デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

タシケント編5

2006-04-11 12:54:38 | お仕事日誌
朝方何度か目が覚めたが、9時すぎまで寝れる。シャワーを浴び、10時すぎにナージャの部屋へ。アフラムが、これから帰るというのでお別れ。いい男だった。今度来る時は是非タジキスタンに来てくれという。ゆっくりと朝飯をとる。ローマもやって来る。予定ではこれから、サーカス場に行き、総裁のところで契約書にサインしてもらうことになっていたのだが、総裁がなかなかつかまらない。やっと捕まるが、なんでも親戚の家が火事で焼け、ひとり亡くなったという。いつサーカス場に戻れるかわからないというので、とりあえず部屋で待機することに。明日の朝は早いので荷物の整理をしておく、ソファーに座っていたらそのまま寝てしまう。13時過ぎマラトがやって来てこれから昼飯を食べにいこうという。いつものレストランへ。今日はバスバルマークを注文。これは去年アスタナでさんざん食べさせられたカザフ料理。ウォッカを少しだけ飲む。食事のあとサーカス場へ。やはり総裁はいつ来れるかわからないというので、アラル市場へ行くことに。サマルカンドの市場よりは、近代的な感じがする。お土産にお茶を買う。17時半サーカス場へ。総裁が来るのは19時頃になるという。ここで待っていてもしかたがないので、サーカス場近くのタシケントで一番大きい中央市場に行く。ここはさすがにでかい。ドーム型の建物にコリアンやウズベク、タジクさまざまな民族の食料が並ぶ。ここでもお茶を購入。そのまま部屋に戻る。
明日の朝は早いので、荷物を準備しておく。20時前にマラトがおりてきて、一緒に飯を食べようと誘う。ローマ、シャムシュール、他の芸人さんたちも交え、いつも通り賑やかな食事。ナージャから査証申請に必要な書類をもらう。
ナージャとマラトは、ずいぶん遅くに結婚したらしい。このへんの話しを聞くと、なかなか面白い。マラトは3回目、ナージャは2回目の結婚で、それぞれ子供たちがいる。ナージャはいまやウズベキスタンサーカスの演出、さらにはアーティストの養成でなくてはならない人になっている。マラトはそんなナージャを助けるということもあり、プロポーズをしたという。決して簡単な女性ではないナージャをよく助けている。今回来て一緒に動いて、マラトの存在の大きさがよくわかった。彼は60才なのだが、ほんとうに元気でエネルギュシュ、なによりも明るく優しいのがいい。ナージャにとっても大きな支えになっていると思う。
明日は5時起きということで、24時すぎには退散。ローマからもらったデスクを部屋に帰りパソコンで見る。これだったら問題ないだろう。プレゼンにだせる。
1時すぎに就寝。

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