デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

タシケント編2

2006-04-08 11:27:53 | お仕事日誌
10時迎えに来ると言っていたのに、9時すぎにドアをどんどん叩く音。マラトだった。すぐに支度をしろという。せっかくお湯がでるホテルを探してくれたのに、その恩恵を受けないというのも悪いかなあと思い、軽くシャワーを浴びることにした。ビデオとかもって9時40分すぎにホテル出発。ナージャの部屋でカーシャの朝飯を食べ、サーカス場に向かう。前に来た時はちょうど修理中だったが、立派になったものである。今日は本番前に日本公演のメンバーが特別に試演会をしてくれることになっているのだが、舞台裏では出演するアーティストがかなり緊張している。11時すぎに開演。自分はビデオを担当。何故かマニュアル設定になって焦る、最初の演目のパーチの途中からなんとかオートへ。途中国立ウズベキスタンサーカスの団長がやってくる。久しぶりの再会。番組自体はやはりかなりまとまり、レベルも高い。最後のハイワイヤーは日本でも評判になるだろう。公演後外で写真撮影。ここでびっくりしたのが、今回のメンバーの中に今年インドで見たサーカスに出演していた女性のアーティストがいたこと。マラトに聞いてみると、そうだという。なんという奇遇だろう。これもサーカス的出会いである。みんなでワイワイいいながら撮影。このあと団長の部屋に行って、お土産を渡し、契約についての打合せ。このあと近くのだだ広いレストランでランチ。美味い!自分は肉と野菜の入ったスープを食べる。とても雰囲気のあるレストランだった。食事後ナージャとマラトと日本公演の会場で去年とったビデオを見ながら、主にハイワイヤーの設置について打合せ。かなり突っ込んで話しができたので良かった。若干現地での打合せをしてからでないとわからない部分もあったが、ほぼ問題ないことがわかる。
今日からナージャたちのホテルがお湯がでるというので、こっちに引越。雨の中息子の運転で荷物をとりに行く。途中カフェでラグマンとビール。ラグマンはウォッカで疲れた胃をほんとうに癒してくれる。美味しかった。
ホテルに入り、一息つき、ナージャの部屋で軽くウォッカを飲む。彼らも今日の試演会が無事終わり、我々も気に入ったことがわかりほっとしているようだった。彼女たちもあれだけ昨日飲んでいるし、今日だって朝早くからぴりぴりしていたわけで疲労の色が濃い。明日はローマも来るから今日は適当なところでお開きということになった。23時前に部屋に戻り、ベットにばったり。

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