デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

石巻へ

2020-02-21 08:57:45 | 石巻日誌
11時半家を出る。出る前に家族ライン用におやじとおふくろの写真撮影して流す。おふくろは写真撮影前にしっかりおめかし。
泉ヶ岳が今日はっきりと見える。

開催中のアイヌ展を見に県立美術館へ。とてもいい展覧会だった。アイヌの衣装の美しさ、それを発見した柳や芹澤の眼力に感嘆。1940年代に初めておこなわれたアイヌ展を復元したコーナーが圧巻。

時間があったので常設展もゆっくり見学。ここは州之内徹コレクションを所蔵しているが、クレーとカンディンスキーの作品をはじめこれだけたくさんのいい作品をもっている公立美術館は他にないのではないか。久しぶりに潾二郎さんの猫の実物を見る。撫でたくなってくる。うちのまるちゃんどうしているんだろう。
帰りに久しぶりの初恋の人がやっている民芸品店「風ち草」に寄ってみる。2年ぶりくらいなのかな・・・今日は初めて彼女のお母さんの話やお孫さんの話を聞く。彼女もいろいろたいへんな人生を送っているなあと思う。いい話を聞かせてもらった。駅構内の立ち食いそば屋でほや天そばを食べる。

なかなかいけていた。
夜は連載の担当をしてくれる人と一杯。連載の話をしているうちにいろんなことの思い出話に。結構飲んでしまった。
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忠臣蔵

2020-02-20 09:32:55 | 石巻日誌
今日も実家に籠もる。おやじが腰が痛いという。おふくろがつかっている磁気マッサージをやらせる。少しは楽になったようだが、歩けなくなることがどういうことかリアルに感じた。昼はラーメンをつくる。
NHKBSで大映制作の「忠臣蔵」をついつい見てしまう。うまくまとめている。女優陣が豪華。
サンクトのサーカス博物館のユリアに頼みごと、サンクトは雪がないという。明日が新しい番組の初日らしい。ユリアはこちらの依頼にすぐに調べてくれる。頼りになる。「スノーショー」のサーシャから5月から始まるポルーニンの展覧会のチラシが届く。なぜか日本語にしてくれという。プログラムを見ると、だんだん行きたくなってきた。
夜ささいなことで声を荒らげおふくろといい合いになる。前もおやじとこんなことがあって、反省したつもりなのだが・・・・まったく66にもなって大人げない、完璧にへこむ。
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渡り鳥はどこに

2020-02-18 09:04:29 | 石巻日誌
七北田川沿いにウォーキング。遠くでこの前姿が見えなかった白鳥の鳴き声が。川にはいなかったのだが、なんと群れをしなしているではないか。北へ向っているのであろうか。あとで2羽遅れてきたのだが、どこかの林の上空で合流したようだ。

終日家。昼と夜の食事作り。ふたりとも前回来たときよりは元気になっている。なによりおやじの食欲がよくなっているのにほっとする。
夜9時から「イムジン河」を見る。あの唄はなにかを秘めているような気がする。南北にひとつの祖国を分けてしまったもの、その理不尽さへの切なさなのだろうか。南北に分けた大きな理由のひとつは日本の朝鮮侵略があったということも忘れてはならない。最後フォークルのレコード発売に抗議した張本人で朝鮮総連の人が、イムジン河を作詩した松本さんに向けてメッセージを伝えるシーンで号泣してしまう。ひとりで見ていて良かった。抗議はしなくてはならないだろう。でも松本さんがつくった唄の意味をほんとうに知っていたという想いはどれだけ切なかったか。
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仙台へ

2020-02-17 10:08:38 | 石巻日誌
8時前に家を出る。新聞でやまゆり学園の求刑に関する記事を読む。亡くなった方や負傷された方の家族の方のコメントを読むと胸が痛くなる。この事件についての記事をずっと読んでいるが、犯人はまったく反省していない。自分の正当性だけを主張している。これをずっと耳にしている遺族の方の無念の思いが伝わる。この犯人が本当の意味で反省して、心から遺族の方に謝るようにさせるには何が必要なのだろうか。
前回と同じ10時発のバスで仙台に向う。安達太良山サービスエリアから見える山には雪がない。この季節に雪がないとは。

予定通り15時半に到着。喫茶店でちょっと休み、ジュンク堂をのぞく。ここではいつも発見があるから楽しい。今回もふたつほど発見が。ユニクロで91歳になったおやじの誕生祝いにウルトラヒートテックを購入。
17時半に漂流民の会会長さんと落ち合って、あなご料理の店で一杯。今年20周年を迎える漂流民の会のイベントについていいアイディアをもらう。
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石巻とエチオピア

2020-01-19 11:11:06 | 石巻日誌
10時チェックアウト。観慶丸ホールへ。「Ishinomaki meet  Ethiopia」は、11時から始まるのだが、開演前にほぼ満杯状態。エチオピア大使の挨拶とエチオピアの紹介のあと、質問コーナーで質問する。自分でもいうのも何だがお粗末な質問内容だった。隈研吾さんの講演のあとの質問コーナーと比べると歴然。仕方がないか・・・
全体的に見ると、エチオピアと石巻はうまく出会うことができたのではないかと思う。これだけのイベントを実現できたのは主催者の大嶋さんと石川さんの力だろう。たいしたもんである。また石巻に刺激をもったコスモポリタンがやってきてくれたということになるのではないだろうか。エチオピアンローズきれいだったな。

14時すぎに中座させてもらって帰途につく。
車中「喜劇役者の時代」を読了。由利徹さんの伝記なのだが、書き手のパッションがまったく感じられない本だった。
20時帰宅。まるちゃんの顔が険しい、かなり警戒している。5日留守にしただけなのにな・・・
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