(野イチゴはヤマドリが食べています、わしも横取りして食べました)
昼前に来た85歳の猟友に特製肉うどんを食べさせて猪肉を骨付きで15kgほど犬用に土産?に渡す。
ヤマドリ猟に走る前に仔犬たちに缶詰を開けてやっていると足元にまつわりついた奴を踏みかけて足を降ろす場所が斜めに成って歌舞伎役者ならトントンとカッコよく決められたものをわしは斜めにたたらを踏むように倒れる。
手で栗のイガを押さえる所だったがそれは避けられた、顔も地面の手前で止められた。
ただ、悪い右膝をひねりしばらく痛みが続く。
仔犬を踏まない代わりにひざを痛めてしまった、若ければあの体制でも足を傷める事も無かっただろうが年ですね。
それでもヤマドリ猟は諦めずに20km走り猟場に着く、最初の枝谷に入ろうとすると本谷からヤマドリが早立ちする、姿は見えなかったのだがデブ以外が谷を越えて走る。
しばらく待つが犬達が帰らないので先に行ったのかと思い枝谷へ入る、すると姫とトラ子が後ろから追いついて来た。
姫が左上を見ているのでわしも注視するとクマ子が本谷から斜面を横駆けして降りて来た、上出来である。
ヤマドリは下流へ消えた様だ。
その谷の奥でも気配は有ったものの追い詰められず出合いなし。
次の谷へ移動して歩いていると痛めた膝が痛くて力を入れられず飛び降りたりも出来ずに伝い歩きに成る。
若い3匹が匂いを追い崖の上へ消える、わしもデブと谷底を歩くが無理は出来ず、どうにか上空が見える所で首が痛くなるほどヤマドリを待つも姿は見えず。
犬達が追うのは獣だと分かり谷を出る途中で足がふらつく、後ろで大きな音がする、振り返るとデブが割れ目へ落ち込み前足2本で抱えついている、傍へ寄り上げようとする前にどうにか自力でデブが這いあがって来た。
わしもデブも足場の悪い谷を歩くのは要注意です。
犬達を谷の口に止めた車で待つ事20分、トラ子が帰り1分もしない内に姫とクマ子も戻る。
身体が濡れているので3匹とも谷で体を冷やした様だ。
十二分に運動は出来たので帰宅、しばらく歩くのは巡回だけにしないと膝が悪化したら大変だ。
ま、無理をしなければどうと言う事は無いでしょう。
犬達は猪肉の炊いたのには飽きて来たようだ、焼いてやろう。
あああ、罠で獲れないので夜間早朝にイノシシが出没しそうな道路を巡回して交通事故に遭ったイノシシでも探すとしようか?。
(谷の奥は歩き辛い場所が続きます、若いころならスイスイだったのになあ・・・・・・)